好きなことにぞっこん

花に癒され、永井龍雲の歌声に癒されています

これって 反動 って言うのかなあ

2016-06-28 17:34:33 | 日記

 入院中のことはほぼ思い出さない、と思っていましたが、そうでもないかも知れない。

 良くも悪くも受け入れなくてはならない入院生活です。食事では薄味好みの私ですが、好みを超える薄味で、その上煮物蒸し物ばかりで香ばしさもまったく、時が経つにつれて飽き飽きするようなになってきました。

 素材は悪くなく、むしろ良い方だっと思いましたが、これほど味付けが薄いと食欲がなくなりました。健康食でこれだから、治療食はどんな味?って想像つかないくらい。体重は1kgぐらい減ったでしょうか。私の人生、長期において食欲が落ちるなんて、まずなかった事ですね。

 ネットも繋げない、読書も没頭できるような楽しい本の選択を誤まったような。食事の楽しみは無い、お風呂やシャワーは使えるものの、他の方との兼ね合いもある、トイレは時間帯によっては渋滞するetc。まだ自立歩行に不安もありましたが、里心がついての退院でした。

 あれから10日余り。自宅でおとなしくしていましたが、それでも日にち薬で、脚力に少しは自信がついてきた来たからでしょうか、昨日はとうとう原チャに乗って近くのスーパーまで買い物に行きました。

 退院後、1ヶ月間は車の運転は控えるようにとお医者さんにも言われました。ええ、ええ、すべて自己責任です。ここで転倒なんぞしたら、普通の体と違い、裁断した骨や接合した骨が脆くなっていて、複雑骨折しますよ、と看護師さんにも言われていたから、そりゃ慎重の極みで原チャに乗ったのでした。

 危なっかしく、入院中にも廊下で転びそうになったり、自宅の原チャも1ヶ月以上セルを回していなかったので、エンジンがかかって走りだしものの止まりそうになり、あわや転倒の一歩手前のような怖い思いをしたものの、どうやら無事に帰宅できました。(夫には内緒)

 ああ、スッキリしたぁ、普通のことができたことが、こんなに嬉しいなんて。

 味を占めました。足元が濡れている日は避けて、今度は車を運転したいんです、オーケストラの練習にどうしても参加したいのです。フルートを吹きたいのです。これが私のストレス発散手段なんです。もちろん龍雲さんの曲はipodで聴いていましたから、ずいぶん癒されましたが、そろそろ笛も吹きたいのです。

 当初、7月はじめの練習に参加することは無理だろうなと思っていましたが、もう、我慢が出来なくなってきました。筋力が付いてきたからでしょうね、きっと。そういや、今日はかなり塩からい食べ物を食べたような・・普段は薄味好みですけどね・・やっぱり普通の生活がしばらくできなかったから、今、反動がきてるのかなぁ

 

 

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拘りのないところ

2016-06-26 17:50:52 | 日記

 最近、何かの欄に、ご自分の性格は?と記入する必要があり 拘りがないところ なんて書いてしまいました。ひょっとしたら、ここで何かに拘ったことを書いていたかもしれませんが、今は拘りがないかなあ・・なんでもいいわ、どうでもいいわ、なんて思っています。

 正直、一つの事に拘るのがめんどうなんです。ある物で済ませたらいいわ、と思うのが本音です。これを聞く限り、ハハアァーン、面倒くさがりやさんですね~と思われるでしょうが、その通り!

 長い人生の中では一時熱中して他の事柄や、人の助言や注意も耳に入らず、我が信念で突っ走ったり、拘りまくったこともあったかもしれません。かも知れないというのは、それも自覚がなかったからです。

 思い返すにも、もう忘れてしまったわ(^_^;)

 

 でもね、今、車のポータブルナビに悩まされています。車に標準装備されていなかったので、簡単でいいや、と初めて買ったナビは性能は今思えば良い方だったのですが、ある日不注意で壊してしまったんです(T_T)

 後継のナビの精度の悪い事。何度えらい目にあった事か。もうイヤ、もうイヤと言いながら何年過ぎたでしょう。

 やっと今、ネットで探しています。2代目のメーカーだけは絶対に買わないよー

 

 

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たまには振り返ってしまいます

2016-06-22 09:20:32 | 日記

 自宅生活に戻って1週間。まったくフツーに戻っています。自力での外出は止められている不便はありますが。

 8冊持ち込んだ本は半分くらいしか読めませんでした。

 

 脳動脈瘤が破裂して、くも膜下出血で緊急手術を受けた方と同室になりました。幸い若干の後遺症はあるものの、まずまずは回復されていましたが、お話が進むうちに感じるところが多々出てきました。

 脳動脈瘤の発見は脳ドックしかなく、これを受ける人はかなり少ないのが現状です。今でこそテレビでよく取り上げられるようになったので、健康に気遣う、余裕のある人は受けるようになったようですが、私もドックでMRIを受けたことがありません。

 その人はもちろんご自分の脳動脈瘤の存在を知るはずもなく、入浴しようとしておかしくなったそうです。救急車で運ばれた病院で緊急検査をしたものの、手に負えないとのこと、この病院に転送され、真夜中に医者が揃うのを待って、夜中の3時ごろから開頭手術を受けたそうです。

 その人は色白でスレンダーな容姿で、病院外でお見かけしたら憧れるような存在でしょう。が、しか~し、お話を聞いていて思いました。

 その人は3年前に片目の網膜が断裂と言うか、萎縮と言うか、網膜の手術を受けたものの、結果が芳しくない予後を送っているというのです。今回、その患った目の反対の健康な方の目の奥で、血管が破れ、瞼が開きにくい後遺症が出ているというのです。ですから視野や視力が確保できにくいらしいのです。

 

 年齢とともに蓄積するコレステロールを気にして、卵は食べない!という高齢者が結構おられるという事実を聞いたことがあります。コレステロール気にするあまり卵だけでなく、必要なたんぱく質の摂取が少なく、低栄養になっているらしいのです。血管を健全に作るのも、外敵をやっつけるために活躍してくれる免疫細胞を作るのも、綺麗なシミのない皮膚を作るのも・・のも・・のも皆、摂取した食品からなんですよね。

 

 若いころから偏食が激しく、あれもダメこれもダメ食べられない、食べられるのはフルーツだけ、なんてお上品に言ってるのを聞いて、(・・? 早い話が栄養失調じゃない(・・? 飽食の時代の今、こんな人もいるんだぁ

 そりゃ、消化器系統が生まれつき弱く、アレルギーもあることもあるでしょう。が160㎝で40㎏前後しかないというのは、今は聞かれない栄養失調、栄養不良と言うしかないでしょう。

 対策はあると思います。自分がいかに栄養摂取ができていないか自覚することです。

 その人は自覚さえもできていないのです。医者には水分摂取はするようにといわれていると言っていますが、毎食ついてくる高たんぱくゼリーを嫌がっているのです。代わってあげたい・・・

 

 それ以外のことは割合話が合い、2週間同室でいましたが、部屋のお引越しを言われたとき、かなり惜しんでいただきました。   これで読書ができる。

 考えても手の出しようのない庭の草木の水遣りを諦めさせてくれたり、退屈な生活を潤してくれた何人もの同室の人との会話は、良い思い出とはいえないものの、それなりに楽しませてもらいました。

 病院も全館停電で、たぶん定期点検、停電対策のシュミレーション?らしきこともやってました。2時間程度でしたが、病院も大変ですね。

 お蔭様で今は25日間がなかったことのような錯覚に陥るほど、普段の生活に戻っています。

 また時間が瞬く間に過ぎてしまった・・ 

  

 

 

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土砂降りの日がハレの日となりました

2016-06-16 18:19:49 | 日記

 入院から25日目の退院の日が、今日でした。

 どんなお天気だっていいんです。

 携帯でブログ更新ができるように、今まで使えなかった(通信料が怖いから使わない)設定だったのを変更し、少しは投稿しようと、料金プランを見直して、備えていったつもりだったのに、悲しいかなメカオンチには猫に小判、豚に真珠、まったく使えませんでした。

 入院したのは人工股関節置換手術を受けたからです。3週間弱の予定でしたが、もう少し居座ろうと日延べしてもらい、25日間となったのです。

 今の30才台から年下の世代には稀有な病気となっている変形性股関節症は、その昔、よくある症状でした。

 なぜ減ったか?

 ひとえに新生児誕生時の環境の改善の賜物と私は思っています。

 30年くらい前から新聞にそういう記事が掲載されていました。私はその記事を全面的に信じ、支持しています、頑なに。

 住宅環境の整わない、また産院での出産が少なかったころの昔々のお話です。

 新聞の記事によると、新生児は出産直後から1週間で、人生で一番成長率が大きい時期と言うのです。まだまだ未熟な人間の赤ちゃんは、窮屈な子宮からハレて肺呼吸する人間になったのです。

 解放され、成長できる環境に身を置けるようになったのもつかぬ間、その昔の寒い季節に生を受けた私たちは、保温第一に、親や産婆さんが対処してくれたのです。

 先天性関節不全とか亜脱臼とか言われ続けてきましたが、決して先天性ではなかったと言う事です。

 ここ何十年、新生児は必ず保育器に24時間、オシメひとつで、温度も酸素濃度も調整された中で過ごします。まるで甲羅を裏返しされた亀のように、手足をばたつかせています。

 この過程があるから関節、特に股関節が成長するというのです。もちろん体躯全体も急激に成長し良い結果をもたらすという。

 主治医からはそんな話は聞いたことがありません。あえて言う必要もない事からでしょうが、私は同室の人3人に”何月生まれ?”と聞きました。

 3人とも1月生まれ!私2月!  やっぱりね・・他の人にとことん聞き質すことは止めました。聞いたからって、今更どうしようもないことですから。

 

 医療の進歩に感謝してやみません。あれだけ拒んでいた手術を受けて、歩き始めて2週間くらいです。痛みが無い、全然今までと違う動作ができるような、実際一部できるし、ああ楽になったというのが実感です。

 さあこれで今まで行きたくても行けなかったところにいくぞうぉー(^◇^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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