しばらく更新をしないうちに、季節が変わったようです

あまりありがたくない、地域起こしを狙う最高気温を競うフィーバーは鳴りをひそめ、今度はこれもありがたくない台風情報がニュースのトップに流れてきます。

八月末の焦りや卒業前の焦りは長年、夢に現れ、寝覚めの悪さや、夢でよかった、と胸をなで下ろすことの多さに、いつになったら解放されるのか、と思ったりしたものですが、さすがに今はそんな夢に苛まれることもありません。

大人には普通の月末に過ぎませんが、子供には長い楽しい夏休みの終わり。どう締めくくるか、どんな思い出を残すか、老婆心ながら将来、夢にうなされないようにしましょうね。

気温３２～３３℃がこんなに快適とは思っていませんでした。雨降りが何日も焼き締めた庭の土をほぐしてくれ、水やりから解放してくれています。ただ、今日、気づいたら、鉢植えのバラがシュンとなっていました。寸前でした、ごめんなさいね。この夏は水やりに正直、参りました。

もう、十分。

と言ってる間に、ポストに通販の園芸の分厚いカタログが投函されていることに気づきました。じっくり見れば欲しくなるのがお決まりのコースです。今回はページをすっ飛ばして、リサイクルボックスにそっとお引き取り願うことにします。

 

 

 

大阪と言っても

大阪近郊市在なので、大阪駅周辺は滅多なことがなければ出向くことはありません。

昨日は同窓の仲間5人とで阪急百貨店の食堂街や周辺で、同窓会で話足りなかった続編を催しました。小人数なので濃い話もできます。欠席裁判みたいな話もあったなぁ^_^;、

でもでもほとんどが楽しい話で、続編は秋に、と言うことになりました。

JR大阪駅周辺はそれはそれはきれい。キラキラ、ぴかぴか、迷路、行き交う人の多さ、キャリーバッグの多さに時の移り変わりを感じています。基本的な位置関係は分かっているので、方向は分かりますが、新しい駅ビルは初めてです。探訪もしたいけれど、一店舗での滞在時間が長かったものですから、新しい施設にまで足を延ばす事はできませんでした。

久しぶりの都会の喧騒に身を置き、刺激をもらって帰ってきました。

今日は久々の雨降り、大阪中南部はカビカビでした。庭の水やりが省けるのは幸いです。庭木も雑草も大喜びしていることでしょう。

と言ってる間に、大雨になりそうです。

 

新聞ｖｓネット

早くはないけれど、二十歳のときから、新聞を読む癖がつきました。動機は？一足先に就職試験を受けた知人に、つけ刃でできる物じゃないよ、就職試験は、新聞を読んでおいた方がいいよ、と助言を受けたからです。

新聞を読み始めると、経過記事や追跡記事など連続物も多く、面白いものと気づきました。世の中の変化が見えてきたし、テレビのニュースで言ってることがよくわかるようになり、二十歳で成人なんて言うけど自覚ないよね、なんてあまちゃんを言ってた自分は、まさにあまちゃんでした。新聞で大人にしてもらったと感じています。

けれども一般教養が必要ない分野の就職だったので、新聞の効果を感じる事はできませんでしたが、学校＆新聞に育ててもらったのは確かなことです。

でもね、最近めっきり新聞の紙面に目を落とす時間が減ったのです。本もほとんど読んでいません。テレビ、ネットが友なんです。テレビは言わずものがな、まさにネット上を彷徨っています。正直、こんな毒にも薬にもならないブログを始め、ポータルサイトの週刊誌的なタイトルをクリックしてばかりいます。

でもね、昨日、たまたま出会ったＷｅｂページで、子供のころからずうっと何の花かな？と思っていた花が、外来種でバーベナ（それも知りませんでしたが）の一種だったことを初めて知り、かなり感激しています。母に聞いても知らないようでした。実家の庭に植えた覚えもないのに毎年元気よく陣取り、モンシロチョウは大のお気に入りでした。

こんな出会いをできるのも、ネットのお蔭だと、つくづく感じています。気になっていた言葉、曲、長年のもやもやが晴れた事柄がどんなに多い事か。この点はネットがⅤ。けれどもつい、深みにはまって関連の事柄に飛んで行って、時間がかかる、数がこなせない。新聞は一瞥して関心ある記事を探せて、多項目に触れることができる、早く読める。この点は新聞がⅤ。

パソコン命、とまでは申しませんが、パソコンが使えなくなったら困るでしょうね。新聞も同じ。

この軍配は真ん中に揚げることにします。悪しからず<m(__)m>

 

 

 

 

来月には、またライブに行ける(^^♪

いつもジムのマシーンの上で、滴り落ちる汗がイヤホン端末を滑らせながら、残り時間のカウントダウンの表示をにらみながら、この曲が終わるのとどちらが早いか、戦闘モードで聞いている龍雲さんの曲を、たまには家で穏やかに聞いています。スピーカーやラインの品質でいかに音質が良くなるかも重々感じています。

なんで中抜けで、なんで中抜けにしてしまったのだろう、この三十年近く。昔からのファンだった、なんて大きな顔をして言えないこの空白を、この４年数か月、取り戻せるはずもない時間を、毎日ジムや就寝時に、おそらく一日も欠かさず聞いていると思います。今はこれらの歌声に、どれだけ救われているでしょう。

聞いていると、笑うときもあるし、泣くときもある。胸が痛くなったり、感心したり。一番は声質の素晴らしさ、滑らかに旋律を自在に歌いこなせる上手さは、私にとって唯一無二のシンガーです。

もう少し気づくのが早かったら、もっともっと私の人生に潤いを与えてくれたことでしょう。あの、初めて聞いた時の衝撃を忘れてしまっていた自分を、言いたくないけと、悔しいです。

経時変化は誰にも平等にやってきます。昔の龍雲さんは昔のCDで、今の龍雲さんを聞くために、京都以来のライブに、また行けることが喜びです。

 

 

 

庭の草木も耐えている

と言うものの、植木鉢の表面が乾けば、水を潤してやらなければ、哀れ、ちょりちょりに乾草のようになってしまいます。朝夕の散水は蚊との戦いも交え、夏の欠くべからざる日課です。

炎天下で咲く花は松葉ボタン、クローンバラ（これは真冬にも咲いていました）と、ミニバラ、ミニトマト、ブーゲンビリア（暑過ぎて元気ない）など少なくなっています。シンビジュームは瀕死の状態。この夏を乗り越えさせる事ができるか、自信ありません。

散水にはお風呂の残り湯を使っていますが、ポンプで汲み揚げに使っていたホースの合成樹脂製のジョイントが壊れ、気が付けば洗面所が床上浸水状態です。大わらわ。洗濯機への注水でホースが外れて同じようなことが二度三度。幸い床下は地面。胸をなで下ろすことの多さよ。

やむを得ず、水道メーターを気にしながら、水道水を散布しています。

 

 

結果は結果

この両親に、この家に生まれてきてよかった、と思える幸せな人は、もちろん数多くおられるとは思いますが、幼少時、ひょっとして、本当はお姫様の子供じゃないか、かぐや姫みたいに、とは申しませんが、今にお迎えが来てくれる、なんて夢想した事はないでしょうか。

けれども、まずは生を受けた事に感謝しなければならないでしょう。次は自分の行いです。自分の判断です。

つらつら、来し方考える多さのこの頃です。

楽しい選択、しんどい選択、人生が大きく左右されています。すべてが今の時間につながっているから、選択した事の結果を否定したくありません。今からも先の結果を描いて、新たな選択をするだけです。

ここしばらく考え抜いてきたことが、自分なりに答えが出ました。

その時はそれが最善だと思った思いを、はっきり思い出したのです。

もう大丈夫。前向き前向き！

 

 

 

 

 

熱帯みたい、行ったことないけど

週末、笛のメンバーと飲み会に行きました。飲み会の参加は久しぶりです。淀川の花火大会があるらしく、町は大賑わい。浴衣姿のお嬢さんたちが主に彼氏、他はグループでの道行。どの顔も今が青春とばかりに輝き沸騰していました。この暑さは、多分に彼らの熱気も影響しているのでは、いやいやそこまでは、いえ、そんな事ないとは言えませんよ。

普段は車で練習会場に行っていますが、その日は飲み会に備え、電車にし、会費分のアルコールは飲むよと、張り切って参加しましたが・・ダメです。やっぱり、下戸な人間は会費の回収は考えない方がいいようです。中盤、プールの底にいるようで、仲間の話し声や笑い声が響いていて、話の内容を理解しているつもりですが、会話には参加できません。楽しいようで、そうでもないようで、自分が何故、今、ここにいるのだろうなんて、夢と現実を彷徨っていました。

宴会はまあまあ好き、人とのお付き合いもまあまあ好き、かな。それでも前向きな人の意見を聞かされていると、まずまずその気になってくるのはアルコール効果でしょう。

誰かが[あまちゃん] の楽譜を持って来ていて、今度これをやる！ですって。裏拍ばっかりでアップテンポな曲なんだもの。こんなの出来たら楽しいけど、違った味の[あまちゃん] が出来上がるかな。そんなの聞きたくない？分かるけどぅ・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく見れば、古いものも興味深いなぁ

昨日、”貴婦人と一角獣展”を見てきました。

暑い、あつ～い日でしたが、冷房がよく効いて人も少なかったので快適でした。

500年くらい前のお城を飾る織物の壁掛けの作品群です。フランスと言えば、ルイ王朝のきらびやかな財宝を思い浮かべますが、広いフランスには、もっと古くから文化、芸術、技術が確立されていたんだなぁと、改めてヨーロッパの技能の高さに全身、毛が逆立つような思いをしました。

これらを今の技術で復元するとすれば、難しいものでないかもしれませんが、簡単ではないでしょう。それがこの時代、この規模で作品を仕上げたのは、いったいどんな人達だったのでしょうか。その人たちの技術や子孫は、確かに継がれてきているのですね。人間はすごい。

いえいえ、日本も負けていませんよ、正倉院展もあるし。もっと古いし。あっ、そうか、それらも、シルクロードで西洋や中国から来たものか、残念！

でもでもオリジナルもありますから。

戦争について考える

知人に片足のない方がおられます。六歳の時、焼夷弾の破片が直撃し、失いました。筆舌に尽きない辛苦を味わって、今に至っています。国家の犠牲になっているのです。びた一文の補償もなく。命があっただけまし、と言う人もいますが、死ぬよりつらい事もあるのです。

八月になると戦争について取り上げられることが多くなります。戦争を知らない世代の私は、若いころ、そんな昔の話、聞きたくないわ、と耳を塞いでいました。けれども時間が経つにつれ、戦争の原因、結果はいかに時間が流れようが薄まるものではないということが分かってきました。私たちの今の平和は、彼ら彼女らの犠牲の上に成り立っているのです。

武力による解決は勝利しても犠牲が多く、傷も深い。まして敗者となったならば疲弊しきった国家、亡国になったかもしれない国に戦後処理など望めないのでしょうか。

為政者にすべてが託されています。国民は一人ひとりが、彼らを見定める目を持つことです。

 

五か月ぶりでした

あるサークルに入っています、と言うのはフルートアンサンブルです。けれども最近は休み休みになっています。休む理由は二年ほど前に腱鞘炎になり、数か月休んでは復帰し、また痛くなって休むの繰り返しです。今回も五か月間休んでの再開です。一言”腱鞘炎”と言っても、程度の差はかなりあるようで、ひどいものは一度患えば、100％の回復は望めない厄介なもので、手術で切開も必要かな、と思うくらいでした。が、どうにかそれは避けたいので、休めてごまかして使うようにしています。

適切な指導者、経験者の下で練習していたなら、高じるまでに休めて、ひどくならならなかったと思いますが、ほぼ我流でしたので、グループの指導者に整形外科に行くように勧められてからも、すぐには行かず、やっと行ってからは四か月間、毎日お風呂以外は湿布を張り続けて、やっと痛みがマシになったくらいです。

それから一年経っても、ときどき、痛みが走るようになり、フルートを吹くのに消極的になっていました。けれども、私の人生に喜びを与えてくれたフルートを遠ざける事はやっぱりできない。上手くはないけれど、楽器コンプレックスの私がどうにか投げ出しもせず、何十年も付き合えたのは、フルートに対するあこがれ、希望、錯覚だったと思っています。

仲間の存在もまた喜びです。久しぶりに会う顔ぶれ、指導者の顔を見れば、ここには私の居場所があったんだ、と元気になりました。

早速、暑気払いの名のもとに来週、飲み会がるって！？私、アルコールは速、食道で吸収するタイプなんですけど・・・・