好きなことにぞっこん

花に癒され、永井龍雲の歌声に癒されています

大人はエライ!?

2016-11-27 11:18:51 | 日記

 

 子どもの頃は、大人の男性は皆分別があって、なんでも知っていて、困ったことがあれば助言を与えてくれるエライ先生のような方ばかりと思っていました。

 そうではないと悟ったのは社会人になってからでした。こちらもぺーぺーの新人でしたが、社会人を慣れてくるにつれ、上司やその周りにいる男性の個性が見えるようになってきました。

 何を言っても怒らない人(暖簾に腕押し?)何かの言葉に異常に反応する人、仕事以外に熱心な人、もちろん仕事に熱心で、さすがに物知りなひと等・・

 子供時代でも友達との相性はあるのは百も承知でしたが、そっくりそのまま大人の世界も続いていると知ったときは、少なからずショックでした。

 そうそう、子どもの頃、小学校4~5年生の頃かな、家庭で話す大人の会話がなんのことを言ってるのかさっぱりで、私がこのような会話を理解できるようになるのかな、果たしてなれるのか不安を感じたものでした。大人に聞いても、子どもは分からなくってもいいとか、聞いても分からんでしょうと教えてもくれません。、それが政治経済や今起こっている事件やその背景などで、確かに語彙一つ聞いたこともないようなお話です。確かに無理でした。義務教育で習う内容しか頭にありませんでしたから。

 そんな私でも頭も徐々に大人になっていくものですね。中学、高校、大学と進むにつれフツーにテレビのや新聞のニュースが理解できるようになってきました。あのころは本当に不安だった思いを、時に懐かしく思いだすこともありましたよ。

 今でも不可解なニュースが時にありますが、もう悩みません。テキトーに取捨選択して聞き流しています。あまりに情報が多すぎますから。

  

 

 

 

     

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今から思えば

2016-11-01 10:29:56 | 乳がんのこと

 病棟担当の看護師さんの注射はホントにへたっぴですね、何度射し直す事やら。見れば看護学校を出たてばかりくらいの若さです。無理もないでしょうけどね(でも痛い!)

 あっけらかんとしていた私ですが、摘出したがん細胞診の結果、がんの顔つきがどうのこうのと医者が言う。「エストロゲン」「プロゲステロン」の2種類の女性ホルモンの受容体や、「HER2」の受容体の検査結果から、トータルで中程度の再発の危険性があるという。えっ?

 乳房温存では放射線治療が必須のようです。時間だけはいっぱいある私は抵抗なくく受け入れました。準備のための事前処置のための1日を加えて26日間、少し離れた病院に通いました。大きな病院なら放射線治療科もあるのですが、ここの病院には残念ながらありませんでしたから。

 抗がん剤の知識はまったくありませんでした。ネットでいろいろ検索して、より詳しく知りたいとプリントアウトして医者に見せて、自分がどの程度にいるのかそのプリントに書き込みたいと思って持参しました。けれども主治医にそのプリントをチラリと見せても、あまり肯定はしません。ネットで知識を付けるのは否定はしないが、そんなことまでしなくてもいい、私に任せておいたらいいんだ、というような空気です。

 それでもと、逆らうことはできません。ですから詳しく記録を取って残しておこうかと思いましたが、詳細な数値など記録は残せませんでした。でも今になって考えてみると、けっして読み直して感慨に耽りたいものじゃありませんね。むしろ見たくない、思い出したくない部類に属するかもしれません。

 この病院の看護師の注射で毒性の高い抗がん剤を打たれるのはコワい!と思ったので、先生の大学病院で抗がん剤治療を受けさせてください。大きな病院なら患者も多くて患者会があるでしょうから、そこに入りたいんです、と口実をつけて頼みました。正直にここの看護師が怖いから、なんて言えませんからね。

 イヤーうちの看護師、注射は下手だよー、患者会は2つあるけどね

 ということで放射線治療が終わり次第、カルテを大学病院に引っ越すことになりました。

 

 

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