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最近京都近傍の山でMTB山遊びに没頭中

笠ヶ岳登山

2016年09月24日 | 登山
9月24日(土)
笠ヶ岳に単独日帰り登山に行ってきました

ホントはS竹と前日9/23に行く予定やったけど天候悪く中止。
翌日はなんとか晴れそうなので単独で行ってきた。
S竹は9/25シクロレースとのことで、2日連続のお出かけは嫁さんから許しがでないらしい

実は出発の直前まで剱岳か北岳か笠ヶ岳か迷ってたけど、剣岳は10月にS竹と計画してるし北岳はコースタイム19時間だから単独ではリスクが高い。。のでコースタイム16時間の笠ヶ岳に決定

前日18時に家を出て、モチベーションアップのためヒマラヤでノースフェイスのソックス購入。
槍ヶ岳/穂高岳の登山マップを滋賀に置いてきたので店員に聞くと、国土地理院の地図ならあると
一般の登山客はこんなの欲してないと思うけど・・
そこで各務原イオンの好日山荘で・・ない。隣のモンベルで・・・関東方面ばかり
未来屋書店で・・・GET

20:30 各務原ICから乗り
22:00 新穂高の無料駐車場に到着。ガラガラでした。

22:30 準備済ませて就寝


04:50 新穂高を出発 


05:35 笠ヶ岳登山口。(0:45 コースタイム1:10)


笠新道へ。明るくなってきたので歩きやすい


こういった看板が細かくあって親切ですな。標高がわかる腕時計が欲しい


このあたりから空が開けるようになって気持ちがいい


やっと中間か・・・。


いやあ歩きやすいし空は広いしキモチイイ


だんだん草木が秋色になってきた


おっ!なんか急に開けたぞ。一山越えた感じ


07:40 ここが杓子平らしい。(2:05 コースタイム4:20)


笠ヶ岳はまだあんなに遠い


スパムおにぎりでHP回復


ひろ~~い草原を風を感じながら歩く


広い沢の景色はなんともいい


団体さんとすれ違ったけど、凄くマナーがよくていい気分になりました。


08:40 笠新道分岐(1:00 コースタイム2:00)


ここで笠ヶ岳に向かわずにスグ近くの抜戸岳に立ち寄るひっそりと佇んでいました


08:55 戻ってきて笠ヶ岳に向かう


稜線は風が強くて体温もってかれるミレーのソフトシェルで防御力UP


急に現れた抜戸岩。中でキャンプでもできそうな囲われ感アリ


09:50 笠ヶ岳山荘到着


10:15 寒さと疲労を癒すため、しばらく中で休ませてもらいました。感謝感謝。
クリヤ谷は大雨の翌日などは渡れないことがあるため山荘の人に状況を確認すると「大丈夫でしょ!」とのこと。


10:25 笠ヶ岳山頂到着(1:30 コースタイム1:10)
と、思ったら山頂はあっちでした祠で旅の安全のお礼を忘れずに


15mくらい横のここが山頂でした。祠で話しかけられた人と撮り合いっこ
その人は今夜テン箔して明日クリヤ谷経由で下りるらしい。


展望バッチリたまに穂高連峰が姿を見せてくれる程度。
まあ、雨は降ってないからツイテるかな


笠ヶ岳山頂付近に近づいたらガスが周りにくるんやもん。。遠くは青空やのに


10:35 山荘のスタッフの軽い予想を信じて、これもネタだと思ってクリヤ谷方面に下りる。。振り返ると堂々としてる笠ヶ岳が。
初めて槍ヶ岳を登った時に山頂から見た景色でひときわ存在感があった笠ヶ岳。
次はあの山と思いながら、違う山を登りつづけてましたね。。待たせたな


おっ!先はなんか景色がよさそうやぞ


槍ヶ岳も綺麗に見えるやん


秋ですな。紅葉は始まってまっす


下り始めてすぐに後悔する
岩だらけなのはいいけど、すべての岩の表面に苔?菌類?みたいなのがビッシリ付着していてツルツル
見た目は普通なのに納豆食べてるときの唇みたいにぬるぬる
岩と岩の間にブーツを入れたり、土を探して足場を確保。一歩ずつ。。

すれ違う人も披露感漂う。この滑る岩道は神経と体力を大幅に削っていく。。
下りで通るとさらに危険。何度コケたか・・

だいぶ嫌になってきたところにいい感じのキャンプ広場が出現


まったく目印なく、どこを歩いてきているのか解らない状態
11:55 雷鳥岩に到着(1:20 コースタイム2:10)


あのぬるぬる岩道はずっと続く中、追い打ちをかけるかのように熊笹が地面を隠しにかかる
油断すると岩に乗って滑ってしまう。ストックで掻き分けて足下確認しながら歩くも、そんなに集中力は続かない。派手にコケること数回


ヘッロヘロになり沢に到着。「水」って書かれてるけど飲み水にできるのか?


はぁ~~どんだけツルツル続くの?土部分は泥やし。岩ばかり気を付けてても時々現れる根っこに豪快に足下すくわれる


おお~~やっと沢渡り。ようやく下の方に来た証。
まぁこんなけなら余裕余裕クリヤ谷をクリア


樹林帯から見える崖


おっと!沢は渡らないけど難易度高いセクションを超えた


あと少しならぬるぬるも許そう


また沢渡りがあらわれた終わりじゃなかったのね。。
下流になって大きさも深さもレベルアップしとるし足首までは水に浸かり、ストックでバランスとってクリア


またまた沢渡り


おいおいもうだいぶヤバいぞ。。なんとかクリア


ガマガエルがあらわれた。手のひら大


またまた沢渡り。ラスボス級
もうね、ルートなしあの山荘スタッフの顔を浮かぶ・・「大丈夫でしょ!」・・これで?
ザックの中の濡れてはいけない物をまとめてビニール袋に・・今回に限って袋を忘れとる※ザックの隅にあったけど見つけられなかった
ブーツ脱ぐか?いや裸足の方が苔で滑る
ブーツ濡れるのを覚悟。ただし、ドボンしても腰下だけで済むルートをとる。
あとは多少の勢いつけてGO


クリヤ谷クリア
イエス!イエス!。沢を渡るたびに達成感なんとかブーツの中まで水浸しにはならなかった

15:25 中尾高原口に到着(3:30 コースタイム4:40)
全行程10:35※抜戸岳込 コースタイム15:30


また老けた


なんで登りよりも下りの方が時間かかるんやろ・・ホントに歩きにくいコースでした。
眺望がいいわけでもなく。。笠ヶ岳登山を考えている人は笠新道ピストンを強くオススメします。リスクも小さいし。
たぶん笠新道ピストンなら休憩いれても8~9時間で戻ってこれると思います。


中尾高原口には新穂高ロープウェイゆきのバスがあるけど、1時間に1本。。タイミング悪いので歩いて駐車場に
16:05 1.8kmを20分で戻ってこれました。


あ~~疲れた。今夜ここに泊まって明日西穂高を登ろうと思ってたけど、疲れたし明日の集中力に自信がないため帰ることにしました。
帰り道の温泉700円では登山温泉なるものがあり、京都から来たという登山客としばらく情報交換。
卵かけご飯550円でタンパク質摂取して帰路につく

さて、来週から10月。雪が降るまえにまた登ろう
コメント
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