愛する犬と暮らす

この子たちに出逢えてよかった。

なおさら残暑が辛いよな

2021-08-18 20:31:37 | ルイとの日々

たしか1週間ぶりの晴れ間である。
西日本では、まだ、長雨が残っているらしいが、東京はひと足早く夏が戻ってきた。
昼前、にわか雨が二度ばかりやってきたが、明らかに夏だ。

1週間の空白があると、朝の同じ時間帯であっても太陽の位置がだいぶ動いている。
ルイの朝の散歩コースで、夏場、晴れていると日陰がないから外さざるをえなかったいつもの道なのに、今朝は南側の木立がかっこうの日陰を作っている。

久々の4,000歩コースを歩いた。
長雨の前にくらべていくぶん涼しくなっていた。
日陰もだいぶふえている。太陽の色、角度が秋に近づいているからだろう。
ルイの喘ぎ方も、さほど辛そうではない。

だが、このところの雨つづきで朝は3,000歩弱しか歩いていなかったせいだろう、そのくらい歩いただけですっかりバテてしまった。
給水休みを取って、冷たい水を飲ませたが、残りの1,000歩あまりは明らかにへばっていた。

夕方は4時半に出かけた。
やや強めに吹く風が涼しい。だが、皮膚呼吸できないワンコには風の恩恵はないらしい。
近所の若いシバが、散歩途中で座りこんでいる。

ルイも、早めにへたりこんでしまった。
1週間ぶりの暑気にまいってしまったのか。それとも、以前に戻った運動量がこたえたのか。
どちらにしても罪な長雨だった。

今年の秋は、きっと一気にやってくる。それも早々と。
そんなぼくの直感は単なる願望だろうか。
いや、きっと当たるはずだ。

涼しくなるまでもうちょっとの辛抱だ!
ルイよ、がんばろうぜ。

いかれなかった上高地

2021-08-16 17:48:03 | ルイとの日々

昨日、6年前に最初のオンエアの再放送ながら「上高地」をテレビで見た。NHK BSプレミアムの新日本風土記である。
さんざんとはいわないが、上高地は何度となく近くをかすめながら、ついに訪れることができなかった。いつかいってみたいと思っていた。

40代後半から70代の前半までのおよそ30年間、毎年、春から秋に長野や岐阜へいっている。
だが、同じような場所を往復するだけで、あちこちいったわけではない。
それというのも、50代以降はいつも例外なくワンコといっしょだったからである。

ペットと泊まれるホテルやペンションが各地にあるのでは承知していたが、それらを利用したことは一度もない。
旅先ではできるかぎり気を遣いたくないからだ。いつも気楽なテント泊のキャンプしか頭になかった。

とはいえ、キャンプ場も“ペット不可”はたくさんある。
“ペット可”ではあって、雰囲気も申し分ないキャンプ場しかいっていない。
それがわが家の旅行だった。だから、数あるキャンプ場の中でも限られたところしか利用していない。

たいてい、事前に下見をしてから本番のキャンプに出かけていた。行き当たりばったりのキャンプはいつも失敗していた。
犬連れでもいいかどうかは事前に確認するものの、キャンプ場そのものを気にいるかどうかは実際にいってみないとわからない。

キャンプ場のみならず、犬連れだといける観光地は限られてしまう。
いまはどうか知らないが、以前は上高地は犬禁止ではなかった。だが、それもいってみないとわからない。
あちこちの観光地の駐車場で「犬は入れない」といわれ、だまって引き返している。旅先でのトラブルは避けたかったからだ。

そんなわけでとうとう上高地は訪れる機会がないままで終わった。
犬がいるためにいかれない。そんな場所がほかにもある。だが、以前ならシェラやむぎ、いまならルイをペットホテルに預けてまで訪ねたいほど魅かれた場所はどこにもなかった。

上高地もそのひとつではあるが、テレビや写真で美しい風景を見ると、やっぱりいいなと思う。
だが、やっぱりルイを置いてまでいきたくはない。ルイといっしょにいる幸せのほうが勝っている。

それに、もし、上高地に犬が入れるとしても、ルイもぼくも齢をとってしまった。
正直、「もう、いいや」と思う。

なんという今年の夏だろう

2021-08-13 19:24:43 | ルイとの日々

雨が降りつづいている。
朝の散歩も夕方の散歩も雨具を着て出かけた。
梅雨のころだって朝夕とも雨具での散歩はあまりなかったはずだ。

真夏の容赦ない太陽が直接に差さないから過ごしやすいかというと、蒸し暑さは避けられない。
もしかすると、ワンコには人間以上にこたえているかもしれない。
この雨、関東地方の明日はもっと強くなるという。夕方までに120ミリの雨が降るだろうとの予報である。

活発な前線が日本列島をすっぽり包んでいる。九州や西日本を中心にどこでも災害の可能性かあるなんて、こんな夏は記憶にない。
多くの人がお盆休みだというのにこの空模様である。

この異常気象はアルジェリアをはじめ、世界各地で発生している。
そればかりか、新型コロナウイルスが新しいフェーズに入って、地球規模でますます感染が深刻化しているという。

テレビでさまざまな暗いニュースを見るたびに心が折れそうになる。

ルイのために買ってやったから

2021-08-11 21:48:02 | ルイとの日々

朝の散歩で、帰路にある小休止の場所まできた。
6時を少し過ぎて雲が払われ、太陽の光が射しはじめて暑かった。
ルイの喘ぎもひどくなっていたので、さっそく水を飲ませようと腰をさぐった。
だが、折りたたみの水飲み用カップがない。

きのう、夕方の散歩で水を飲ませたのまではよく覚えている。
拾い上げず、あそこに置いたままで帰ったのかもしれない。

ルイは、へたりこんで喘いでいる。
しかたなく、手のひらにペットボトルの水を受け、数回にわけて水を飲ませた。
水は昨夜から冷蔵庫で冷やしてあり、まだ冷たかった。

家に帰るとすぐ、ルイを置いてカップを探しに夕方の散歩コースに向かった。
すでに真夏の太陽がまぶしく照りつける。
マンションの隣の家の若い男性が犬を散歩させている。
どうやら8月の盆休みに入っているらしい。

きのうルイに水を飲ませた場所ににカップはなかった。
あんなものを拾っていくはずはない。
だが、なければしかたがない。

念のために、遠回りにはなるが、夕方の散歩と同じルートをたどることにした。
それがさいわいした。
すぐに道ばたにカップを見つけたからだ。

原因はよくわからないが、きっとカラビナ型の金具同士をきちんとつながなかったからだろう。
水を飲ませた場所から100メートルほど離れたところに落としたらしい。

水飲みカップはほかにふたつあるが、先住犬のシェラとむぎのお下がりである。
今朝、戻ってきたのはルイのために横浜・元町で買ったものだった。
カップだけではない。ハーネスやリード、カラーなど、ほとんどがシェラやむぎが使っていたものをルイが、いま、使っている。

ルイのために買ってやった数少ない品物だけに、このカップ、やっぱり失くさなくてよかった。

冷たい水を分けあって

2021-08-10 23:31:45 | ルイとの日々

暑い!
ワンコも暑さに慣れてくれるのか、この2、3日、ルイの散歩途中のへたりこみがなくなった。
むろん、喘いでいるし、日陰で小休止のときはたちまちへたりこんでしまう。
ただ、歩きながらへたりこんで、「オレはいきたくない!」という抵抗はなくなった。

暑さに慣れたというより、逆らっても無駄だとわかったからかもしれない。
こちらも、外に出る時間帯に気を配り、とにかく日陰を選んで歩いている。

夕方の散歩で、カンタくんに逢った。
お父さんと一緒だった。
100円ショップで「霧吹きヘッド」を買い、真似をして使っている旨を話した。
カンタくんがお母さんといっしょに散歩しているときに、お母さんには話しておいたが、あの調子では伝わっていないかもしれない。

ルイはカンタくんのように喜ばないが、このごろでは吹きつけても顔をそむけなくなったとことも話した。
暑いからとても助かると……。

とくに夕方の散歩では“噴霧モード”にして、全身を濡らしてやる。
涼しくなるのがわかったというよりも、これもまた慣れだろう、嫌がらなくなった。
顔のほうも同じである。
カンタくんのように自ら進んで「やってくれ!」という態度は示さないけど、されるがままになっている。

もう1本、430mlのペットボトルに水を入れ、冷蔵庫で冷やして持参している。
こちらは飲料用だから少しでも温かくならないようにと工夫をしている。

小休止でルイと分けあって飲んでいるが、これはルイのためであると同時に自分のためでもある。
暑いだけに冷たい水はなかなかいい。