ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

西宮八十八ケ所巡り 前編

2015年01月02日 21時00分14秒 | ウォーキング

今年の一番の計画として、
エイ仲間の首Dさんの提案で、
四国八十八箇所めぐりをしようと思っている。

すべての治療が終わり、
仕事も引退となるため
首Dさんも心に期するものがあるのでしょう。

といっても全行程1200kmを歩いて回るのは、
彼とdoironの今の状況から見て過酷すぎるので、
まず車と自転車での巡礼をしようと思っている。

漕げるところは漕ぎ、歩けるところは歩き、
そして長い又は過酷な登りの移動には
車を利用するというものだ。

綿密な計画が必要となるだろうから、
ぼちぼち関連本を読み始め、
計画に取りかかっているところなのである。

事前準備期間はまだ十分ある。
その間に各霊場で唱える般若心経も覚えたい。
この歳になって、
あらたに無理やり詰め込むのはきついが、
まあボケ防止にもなろう。

熊野古道歩きで訪れた御坊の祓戸観音の山に
四国の各霊場から持ち帰った石で
八十八仏を祀った霊場があることを知ったのは
そんなことを考え始めた矢先だった。

残念ながらその時は熊野詣の最中だったし、
ほとんど下調べもしていなかったので
その巡礼をあきらめることにしたのだが、
今も思いをそこに残している。

で、ある時テレビを見ていたら、
西宮にある甲山山麓にも
八十八箇所の仏が祀られていることを知った。

ほんの少しの区域の中に八十八箇所があり、
順番に回れるコースもあるとのことなので、
年末のバタバタの合間を縫って
寒さに負けず行ってみることにした。

甲山には、ずいぶん昔に
何度か行ったことがあるのだが、
印象に残っているのは
山麓の公園でお弁当を食べてる時に、
まるで野良犬のようにイノシシが
園内を歩き回っていたことくらいで、
あまり鮮明な記憶がない。

神戸界隈の最近覚えた土地勘と
あやふやな記憶をたどって、
駐車場に到着したのは午前10時。

さてここから八十八ヶ所めぐり開始だ。

この日に先だって、
八十八箇所の案内地図が
ネットに載っていたのでコピーをしておいた。

これ。



ついでに、四国八十八ヶ所霊場のリストも作って、
セットで歩行時の参考にすることにした。

一番「竺和山霊山寺」の石仏は
駐車場のすぐ横にある。
ここ。





ここには、甲山四国八十八ヶ所の説明札も立てられている。



それによると、
ここが開かれたのは江戸時代の西暦1800年頃だそうだ。
思っていたより歴史は古い。

開所した当初は日々おびただしい数の
参拝者で賑わったそうである。

先ずは、一番霊場にお参りをし、
さて次はと見ると、
道路を隔てた向こう側にもう2番霊場が見えている。

「日照山極楽寺」である。



こんな風にたいていの霊場には、
御本尊と太子像が祀られているようである。

それにしても、近い。
そこから見渡しても、
次も次も見えている。

これは意外に時間がかからなさそうだなと、
思いつつ進んでいった。

え~、写真は全ての霊場で撮影したのですが、
全部アップすると石仏だらけになってしまうので、
ところどころを紹介していくようにしよう。

車道脇にある霊場で掌をあわせつつ、
500mほど進むと、
神呪寺の仁王門近くに到達する。

ここまでには番外の仏もあるので、
地図とにらめっこし、
注意深く観察しつつ進んでいかないと
そこが一体何番なのかわからなくなってしまうので
注意が必要だ。

台座にこんな風に刻まれていたり、



こんな石標が建っていたりすると



わかりやすいのだが、
そうでないところは、
置かれてあるものに書かれてある数字が
目印になったりする。

中には前後の関係から、
推察しないといけない場所もある。

だから何気にバシャバシャ写真撮影するだけでは、
後でさっぱりわからなくなってしまうから、
そこはしっかり頭を働かせて
脳みそメモリーに刻んでおかねばならない。

続く