昨年から計画していた味噌作りにようやく着手した。
クックパッドやいろんな人のネットには、
一度手作り味噌を食べると、
市販の味噌は食べられなくなる
というほどおいしいと書かれてある。
夕食にはビールとみそ汁が欠かせないdoironにとって、
これは試してみなくてはなるまいて。
ドブロクづくりを勧めてくれた
マラソンカメラマンのTさんも作っているそうだし、
腕まくりして頑張ってみた。
材料は和泉の山の方まで買いに行き
大豆、米麹を用意。
先ずは大豆500g。
これを前日から水につけておく。
水を吸ってかなり膨れるので
大きめの容器を用意しなくてはならない。
それを、味噌作りの朝からコトコトとストーブで煮込んだ。
みそ職人の朝は早い。
そういえば昔はこうしてスーちゃんが
豆の煮込みを作ってくれていたなあ。
ずっと昔は練炭火鉢で炊いていた記憶もある。
そんな時は家中に美味しそうな
においが漂っていたもんだ。
今回はこの段階での味付けはないので
ほのかに豆の香りが漂う程度。
それでもグーが「な、何事?」という感じで
落ち着きがない。
鼻をクンクンさせながら、
ストーブの前を行ったり来たりしていた。
豆が指で簡単につぶれるくらいになったらOKだ。
煮汁はまだ使うので捨てないでおこう。
煮た豆を大きな容器に明け、
ミキサーとすりこ木棒でつぶしていく。
つぶしてると何となくアンコっぽい香りがしてくるよ。
豆の原型がなくなるまで
根気よくグチュグチュとつぶしたら
豆の準備はこれでOK。
と簡単に書きましたが、
実際はミキサーの調子が悪く
ほとんどをすりこ木でつぶしたので、
生クリームでバターを作る時ほどではないけど、
軽く筋肉痛になります。
う~ん、台所は戦場だあ。
次に豆と同じ量の米麹500gを
先ほどの豆の煮汁に一旦つけて
軽く水気を切ったものに、
塩300gを投入しよく混ぜる。
混ざったらそれをつぶした豆に投入し、
よくかき混ぜて、
金属の容器ではない大きめのタッパに移して
ガーゼ、板、石の順番で重しをかけて、
仕込みは終わり。
あとは麹さんにお任せとなる。
麹にお任せ・・・
麹に丸投げということで、
味噌の名前は「マルコメ味噌」に対抗して
「マルナゲ味噌」。
この寒の時期に漬け込んで
土用の丑の日に御開帳となる。
う~ん楽しみだあ。