ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

引退ランナーあるある辞典

2015年01月15日 22時13分56秒 | マラソン

駅伝シーズンである。

最近は中学生の駅伝から
実業団の駅伝まで男女を問わず
テレビ中継されているほど、
世間の関心は高そうだ。

中にはアイドル的な扱いをされる選手もいたりする。

正月と言えば、実業団駅伝と箱根駅伝。

マラソンを趣味とする(していた)人には
のんびりするのに格好のテレビ番組だろう。
doironもこたつでテレビ観戦をしていたのだが、
放映中にたまに顔が写る
元選手の監督、コーチを見て
得も言われぬ親近感を覚えるときがある。

お互い現役選手だった時代には
「ああ、あんなきれいな走り方で
かっこよくそして速く走りたいなあ」
とあこがれて見ていた選手が、
二重あごで大きなおなかを抱えてたり、
寂しくなった髪の毛をなでなでしながら
インタビューに応じていたりするんだよね。

「若い時にはどんなけカロリーを消費してたねん」
とか
「ああ、あの選手も普通の人間だったんだ」
とついつい思って親近感を抱いてしまうんだよね。
そんなことないですか?

で、ここで引退ランナーとして
日常よく出会う出来事や想いを他に挙げてみることにしよう。

題して「引退ランナーあるある辞典」

その1
は今書いた「元ランナーの監督やコーチに親近感を覚える」

続いて

その2
「ゴールで倒れこむ選手をはげしく心配してしまう」

まるでお約束のようにゴールしてから倒れこむ選手や
脱水などでフラフラになりながら倒れる選手なんかの映像が流れると、
現役の頃の自分の姿と重なってしまう。
挙句にあんなことになった自分としては、
胸がドキドキするほど心配してしまうんだよね。

その3
「地名を聞くとその地のマラソン大会名が出てくる」

例えば、「OO町すいかマラソン」という大会名を、
行ったことがなくてもよく目にしていたりすると
OO町と聞くと
「ああ、スイカの有名なところね」となる。

出てみてあまり印象のよくなかった
マラソン大会があったところだったりすると、
「ああ、あそこはあまり行きたくないなあ」
と思ったりして、
旅の選択の基準がその地で開催されたマラソン大会や
トライアスロン大会の評価だったりするんだよなあ。

その4
「距離感が壊れたまま」

人との話の中で、ある場所とある場所が
10キロ離れていたとする。
しかもその間の移動交通手段がないとした時どうなるか。

マラソン等の経験者であれば
「10キロなら走ってでも行ける」
と考えてしまうんだよね。
それが例えば50キロになったとしても
「自転車でいけるやん」と思ってしまうところが悲しい性である。
一般人と距離感にかなりの隔たりを感じてしまうことが、
今でもよくある。

その5
「かっちょいいウェアを見かけると欲しくなってしまう」

街を歩いていてスポーツ用品店の前なんかを通ったときに、
最新のウェアなんかがディスプレイされていたりすると、
もうそれを着てレースに出るなんてこともないのに、
ついついしげしげと眺めている自分がいたりする。
最近のウェアはデザインも機能も
よくできているものが多いね。

てことで次の

その6
「普段の服もスポーツブランドを選んでしまう」

寒い日にスーパーに行くときも、
下はユニクロのヒートテックでも、
アウターはアディダスやナイキということが多い。

ちょっとおしゃれしようと思ったら
ついついそんなウェアを選んでしまうんだよね。

まだまだあります。

その7
「マラソン」の文字に鋭く反応してしまう。

新聞や雑誌、あるいは世間の看板とか見ていても
「マラソン」というカタカナ4文字が目に入ると、
「オッ」と思ってがん見してしまう。

その8
「走っている人を見ると知り合いじゃないかと顔を覗き込むように見てしまう」

これは車の運転をしている時が多い。
後姿を見かけたら、
追い越しざまに横顔をチェック。
マスクをしていたり、
帽子を目深にかぶっていたりすると、
「あれはAさんじゃなかったかな」
といつまでも気になる。

その9
「久しぶりに会う人には必ず『まだ走ってるの』と聞かれる」

まあ、その8もその9も
現役で走っている人に当てはまることかもしれない。
ただ、引退ランナーは、
以前のように日焼けしていない
とかかなりふっくらしたとかの特徴が現れるから、
久しぶりに対面する人には
必ずと言っていいほどこの質問をされる。

他にも書けばきりがないが、
ここら辺で最後にしておこう。

その10
「足腰の故障が飛躍的に減った」

まあ、引退して一番実感するのはここかな。
肉離れした、腱をいためた、腰が変になった
などの故障が飛躍的に減ったのは喜ばしい。
しかし、逆に
「生活習慣病」が忍び寄ってくる
というのを忘れてはいけないと
近頃は肝に銘じている。

以上、現役の人も思い当たることが多いでしょ。
またそのうちに現役のころを思い浮かべて
「ランナーあるある辞典」を書いてみようかな。