doironが住んでる村は、
とよくブログに書いてます。
というのも人々のつながりは強く、
旧態依然と昔の村社会のようなもんなのです。
けども実際は行政区分でいうと
れっきとした「市」の中で住居表示も丁目、番地もあって、
さほど田舎ではないのです。
そんなこの都会の村ですが、驚くことに
野生?動物がかなりいます。
昔は神社に兎もいたし、
空には「ピーヒョロロ」とトンビも飛んでいました。
最近は家の近所で車を運転しているときに、
たまに「イタチ」を見かけます。
そいつは、義母さんちの天井裏にも出没し、
時折頭の上をタタタターと走りまわるそうです。
住み着いてしまうと、
えさの食べ残しやフンなどで厄介なのですが、
まだそこまではいってないようなので、
とりたてて対策はしていません。
古い家だから、屋根と壁の隙間なんて
どこにでもありそうですから、
対策するとなると大変だからです。
だから困った時に考えようと思っています。
夜警の時に聞いた話なのですが
近所で棕櫚竹の栽培をしている幼馴染がおり、
彼曰く「白いイタチ」もいるそうです。
棕櫚竹に水をやってると、
合間からちょこっと顔を出している姿が結構可愛いんだそうです。
多分この地域に住んでいるイタチが生んだ
突然変異の個体でしょう。
その幼馴染は他にもアライグマも見かけるそうです。
かなり凶暴だそうなので、気を付けているとのことです。
そして先日のことだそうです。
あ、またアライグマだと思って見ると、
どうも顔の模様がいつもと違っていたことに気づき、
ネットで調べたらどうやら
「ハクビシン」のようだったと言ってました。
かなり多彩な顔ぶれですねえ。
あ、そうそう「タヌキ」もいるそうです。
その話をしている時、
「それって僕のこと?」て聞いてみたら
「あ、そうかもしれん・・・て違う違う
本物のタヌキや」と申しておりました。
そんな話を聞くと「へえ~」と驚いてしまいますが、
年が明けてから驚くべき動物事件がわが村に発生したのです。
それが現れたのは、doiron家の3軒隣の家でした。
家の人が庭に出てみると、
どうもなにやら人の気配がするぞと思い、
おそるおそる探し回ってみると、
納屋の片隅から「キーッ」と叫びつつ
飛び出してきた動物がいたそうです。
なんと、それは・・・
「サル」だったのだそうです。
家の床下に逃げ込んだりしながらも、
気配は消えることなく続いていたので、
ついに警察の登場とあいなりました。
散々追いかけまわした挙句、
姿を見失ってしまったそうです。
それにしても、どこから来たのでしょう。
騒動を聞きつけてやってきた村人たちは
口々に推理します。
「ペットショップから逃げ出してきたんとちゃうか」
「ひょっとしたらOOちゃんと見間違えたんと違うか」
「寒くてエサがなくなって和泉山脈から信太山経由で
里に下りてきて迷ったんと違うか」
「今年はひつじ年やで、さる年は来年なのに間違えたんと違うか」
等々、寄るとさわるとサルの話題でしばらく持ちきりでした。
(主に赤字はdoironの言葉ですがね)
それにしても、猿とはねえ。
doironの知る限り、この村にも
タヌキおやじやヘビ女、熊みたいな人間はいますが、
猿は初めてです。
これで、イノシシや
カピバラなんかまで現れたらどうしましょう。
もしかしたらわが村を動物園化しようとする、
トレイル好きで動物園好きの
誰かの陰謀かもしれません。
とにもかくにも村中を沸かせた、新年の大騒動でした。