どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「バンパイアの惑星」

2019年01月10日 | 映画
テレビ録画されたDVテープを先輩に貰ったものをDVDに変換してようやく鑑賞。映画「バンパイアの惑星」です。
「エイリアン」の元ネタになった映画とか言われたりしてますが興味は監督がマリオ・バーバだという所でした。
古い映画で色々と安っぽい印象もありますが美術や衣装はなかなか良くて何より照明が素晴らしく色鮮やかな世界観はとても良かった。不気味な雰囲気も出てました。だけど映画そのものの展開はちょっと退屈しちゃう面もあり昨日見たエド・ウッドの映画とそれ程差は無い感じもありました。
だけど技術的には愕然の差はありました。撮影と照明は素晴らしいです。
「エイリアン」との類似的はありましたがそれ程でも無く「遊星からの物体X」みたいな雰囲気も感じられました。バンパイアかエイリアンみたいな怪物が登場するのかと思いきや全く出てきません。骨だけ出てくるけど。
ここで待って見張っててくれ!と言われた登場人物がことごとく死んじゃう展開が何だか凄かった。最後にはどんでん返しがあったり脚本もなかなか面白かったです。薄々先は読めるのですが昔の映画にしては斬新な展開だったようにも思います。
宇宙を舞台にしたドラキュラのような怪奇映画的な雰囲気があったのでバンパイアの姿は出ずとも題名は間違ってはいないですね。


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「プラン9・フロム ・アウタースペース」

2019年01月09日 | 映画
DVDで「プラン9・フロム ・アウタースペース」を鑑賞。映画「エド・ウッド」が公開された頃にこの映画が凄く見たくて輸入盤VHSを購入して見たのが最初でしたが字幕無しでも色々新鮮で面白く見れました。史上最低の映画って噂で興味を持ったのですが実際に見ると色々と荒はあるけどしっかり作られてる映画で編集も怠くなく話もなかなか面白く見れて全然最低映画じゃないではないか!と好感が持てて既存映像との編集等の発想なんかが凄いなと感心したものでした。数年後にDVDで日本語字幕付きのを購入したのですが画質が酷すぎて見る気になれず全編通してちゃんと見直す事が出来ませんでした。そんな訳で今回ようやく台詞の意味もちゃんと理解して見れたのですが台詞が分かったから良くなったとかいう事はそんなに無かったけど後半に戦争とか人類の愚かさなんかを語る案外社会派なテーマを扱ってもいたというのは驚きであり良かった所。
だけど台詞をちゃんと理解せずに想像で補って見てた時の方が面白く見れてた気もしました。
久しぶりに見ると結構荒もこんなにあったっけ?っていうぐらい無理矢理な所がありましたね。だけど細かい事は気にせずに物語として映画として1本形に仕上げている点で立派だと感じました。最小限の素材でも拘りや情熱は感じられるので憎めません。
カメラの移動撮影やスモークによる雰囲気作りや糸で吊ってるんだろうけど糸は見えないUFOの動きや音等、結構ちゃんとしてる面と安っぽい美術や衣装に芝居が合わさり絶妙な見た事あまりない自主映画みたいなハリウッド映画というものが見れました。
映画というより舞台劇みたいな印象も強いです。


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「怪物の花嫁」

2019年01月08日 | 映画
DVDでエド・ウッドの映画「怪物の花嫁」を続けて鑑賞。この映画は昔レンタルビデオで見てる筈だけどあまり印象に残ってない映画でした。
今日見て感じたのはこの作品は他の印象的な彼の作品に比べてあまり面白くないという印象。だけどベラ・ルゴシの芝居は熱演で見応えありました。
既存映像との強引な編集のセンスがとても良い印象があったのですが雷は良いとしてタコに関してはいけてなくてちょっと失笑気味だったりダメダメ感を感じ退屈する面もありただ見てるような時間が多かったのですが最後のロボの反撃する場面から急に意味不明ながら気持ちが高揚するような展開がありやっぱり憎めない不思議な気持ちの伝わる映画として見終わる事が出来ました。この映画の好きな部分は後半10分ぐらいですね。
DVDのディスクに印刷されてる画像が間違ってて「プラン9」の場面になってるのは残念なミスですね。
DVDメーカーさんの映画に対する愛情が全く感じられず残念。同封のブックレットの解説も映画や監督を馬鹿にしたような内容でガッカリです。
映画の作りの出来なんかを馬鹿にする前にしっかり仕事してから言って!って感じだし映画から伝わる熱意や良い部分も書いておいて欲しかったね。
エド・ウッド監督の映画の楽しみ方は人それぞれだけど不当に低評価されてばかりな気がします。なので僕は応援したくなります。



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「グレンとグレンダ」

2019年01月08日 | 映画
早めに仕事が終わったので帰りに乗換駅で途中下車してブックオフに寄る。
そこで見つけたエド・ウッド監督の3作品のボックスDVDを衝動買いしちゃう。「プラン9」は輸入VHSもDVDも既に持っているがDVDソフトの画質が最低で字幕付きではちゃんと見る気になれなかったので見てない映画も収録されてるセットで買い直しする事にしたのです。
帰って早速見たのはおそらく見た事無かった映画「グレンとグレンダ」です。女装趣味の主人公をエド・ウッド監督自身が演じております。ティム・バートン監督の映画「エド・ウッド」を見てるし自伝本も読んでるので映画の作られた背景なんかも知っているから実に興味深く見れて自身の心情や想いが詰まった内容の映画でとても面白く気持ちも伝わる作品でした。
よく史上最低の映画監督などと言われてますが彼の作品は全然最低だとは「プラン9」を見た時から僕には感じられなくて逆に映画から溢れる情熱というか気持ちが伝わり憎めないものが感じられます。
中でもこの映画は特に出来も良かったように感じました。シナリオで何度か同じ内容を繰り返すという余分な印象を残す所があったりはしましたが強い想いや映画として面白く見せようとする工夫や映像表現があったりして飽きずに面白く見れました。内容的にも面白い構成で最後は気持ち良く見終わる事の出来るしっかりまとまった映画に仕上がってたと思います。
ただティム・バートン監督の映画を見て背景を知ってたから…という良さはあったかもですね。何も知らないで見てたら印象も違ったかもです。



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「ゴースト・オブ・マーズ」

2019年01月06日 | 映画
DVDで続けてジョン・カーペンター監督の映画を鑑賞。この映画は彼の音楽もとても良く使われていて見始めたらあっという間に見れちゃう面白いSFホラーアクション映画です。何度見ても結末を知ってても楽しめる映画です。
粋なラストシーンの警察と犯罪者の息の合ったやりとりと音楽の盛り上がりが最高です。全体的にB級感のある世界観がとても良くリアリティも逆に感じれました。ツルツルなCG映像の質感では無いのが好印象。
後期のカーペンター監督の映画では一番好きな作品です。
公開当時は大作映画も含めて火星を舞台にした映画が相次いで公開されてて色々見ましたが一番低予算であったであろうこの映画が一番面白かったし今でも心に残る作品です。
だけど単館でしか上映されてなかったですね。劇場で観れて良かったです。
渋谷の劇場でしたがその劇場も今や無くなってしまいました。


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「光る眼」

2019年01月06日 | 映画
DVDで久しぶりに映画「光る眼」を鑑賞。この映画は公開前にビデオ用素材のクオリティーチェックの仕事でD1でマスモニで見たのを覚えています。
見たかった映画だったので嬉しかったと同時に出来れば劇場で見たかった気もしました。面白かった印象は残ってますがDVD買ったけど見直す機会は一回だけだったような感じでした。
久しぶりに見直したんですが普通に良い映画だけど結末知ってるから大きな驚きは無く音楽もジョン・カーペンターの割にあまり印象的なフレーズも無く普通な感じでした。この映画で良かったのは同じような格好した子供達が集団で歩くというような不気味な映像の構図だったと感じます。それと眼の光るVFX効果です。
役者陣は豪華でした。実にしっかり作られた良作ではあるのですが突き抜けた魅力には少々欠ける印象の映画。
カースティ・アレイという女優さんを久しぶりに見ましたが独特の美人さんであり不気味さもありました。ずっとタバコ吸ってる何処か信用出来ない役所を演じていました。
子供達の芝居というか佇まいと眼力がとても良かったです。


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「アリー/スター誕生」

2019年01月03日 | 映画
今年に入って初めての劇場での鑑賞となった映画は「アリー/スター誕生」です。友人の1人か絶賛してたしちょっと期待して観に行ったのですが…前半は展開も早く内容的にも想像通りですが惹き込まれ最初のコンサート場面での歌唱シーンではレディ・ガガ演じるアリーの歌に感動しちょっと涙まで溢れたのですが感動のピークはここで終わり、その後は期待していた内容や展開は無く尻すぼみに終わってしまった印象でちょっと残念でした。
前半から都合良く展開する話でしたがその後も何の挫折も無くあっという間にスターが誕生してしまうので苦難を乗り越えてスターが誕生するようなベタベタなサクセスストーリーを期待してた僕にとっては面白味が無く挫折するのは男の方でその視点や気持ちや愛情は伝わるものや切なさはありましたが最終的な男の行き着く先がそれは無いでしょう…って思える残念な展開だったしスッキリしないものがありました。最後にそんな男に向けて感動的に歌いあげるコンサート場面で締めくくるのですが全然感動出来ないのでした。だけど歌唱力は素晴らしかったです。


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「ジャッジ・ドレッド」

2019年01月03日 | 映画
テレビ録画していた映画「ジャッジ・ドレッド」を鑑賞。リメイク版じゃなくてスタローン主演の方の映画。
昔テレビで見て以来でチープな印象の強い映画でしたが今見ると特撮も思ってたより良く出来ていて沢山見応えある場面がありました。美術は他の映画からのパクりのような印象も多く中途半端で安っぽい感じもありましたが、魅力ある独特の世界観を作り出してました。何故この映画にスタローンとダイアン・レインという豪華なスターが出てるのか!と思えるものがあり何かミスキャストのような印象が当時からありましたが今やそんな以外な感じが逆に面白味があり懐かしくも楽しく見れる映画と思えました。
娯楽作としてしっかりと作られているしリメイクされた映画よりも印象的です。何処か日本の特撮ヒーローものに近いものを感じました。
95年の映画だったのね。ヘルメットに顔は隠されてますが口元は分かりやすいスタローンですね。衣装が漫画原作通りなのかもしれませんがダサいのが記憶に残ります。


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「パッセンジャー」

2019年01月02日 | 映画
安かった中古レンタルブルーレイで映画「パッセンジャー」を何気無く見始めたら結局最後まで見ちゃいました。劇場に「メッセージ」という映画と勘違いして観に行った映画です。
出演者は少なく場所も限定された内容の映画なんですが飽きずに惹き込まれる展開で脚本に美術や芝居が良いです。宇宙を舞台にした王道な恋愛映画ですよね。
最後にちょい役でアンディ・ガルシアが登場します。


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「ギャラクシー☆スクワッド」

2019年01月01日 | 映画

中古DVDでジャケットに惹かれて購入した映画「ギャラクシー☆スクワッド」を鑑賞。馬鹿馬鹿しい下らなさのある憎めない映画でした。よく下らないアイデア詰め込んだなぁ~と思える内容で個性的なキャラが大袈裟な演技でドタバタする様がなかなか楽しかったです。特撮合成もチープだけど頑張ってる感があって好みでした。
主役のパンク姉ちゃんは顔のインパクトあり!だけどもう1人の助演の女優さんの方が可愛かったです。
オーストラリアンって原題で地元ネタも多かったですが事情を知らないのでそこまで笑えなかったけど、そういう地域の差みたいなものがあったりするんだなぁとちょっと勉強になりました。
新年最初に見た映画がコレでゆる~くスタートした。深い事考えずボケ~ッと見るには最適な映画でした。

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あけまして おめでとうございます!

2019年01月01日 | ノンジャンル
新年明けましておめでとうございます!
2019年も宜しくお願い致します。

ここのブログをどのくらいの人が見てくれてるのか分かりませんが見た映画の個人的な忘備録として今年も更新してゆきます。

年賀画像は猪年という事で巨大猪と戦う映画「レイザーバック」のポスターを加工して作りました。


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