どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「推理作家ポー 最期の5日間」

2016年07月31日 | 映画
ブルーレイで映画「推理作家ポー 最期の5日間」を鑑賞。公開時に劇場に観に行った映画でなかなか面白かった記憶がある。ポーの小説は昔いくつか読んだ事あったしコーマン監督のポー映画も見てたしルー・リードのレイヴンってアルバムを聴き込んでたからポーには思い入れがあったので台詞の響きや随所に出てくる色々な作品からの引用を興味深く面白く見れました。
各作品の詳細は忘れている所も多いけど印象的なイメージがあるので気が付きます。読んでないものの部分は良く分からずでしたが。
映像や美術に衣装も良く特殊メイクも完成度が高かった。
ポーの暗いけど哀しみを感じるものは少々物足りない部分もあったけど謎解きサスペンスの映画的面白味で最後まで飽きずに見せてくれました。一本で沢山のポー作品が見れるような娯楽作。


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「ロケッティア」

2016年07月31日 | 映画
テレビ録画していた映画「ロケッティア」を鑑賞。ジョー・ジョンストン監督らしい空飛ぶ描写が気持ちの良い娯楽作。昔、松竹座って劇場で観て以来の久しぶりの鑑賞となりました。
ジェニファー・コネリーが美しく見所の1つです。展開が漫画っぽいのがもう一つだった印象でしたが今見るとなかなか夢のある映画で憎めない作品でした。
音楽も良くて感動的に盛り上がります。美術も特撮も良い感じに仕上がってます。


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「シャークネード エクストリーム・ミッション」

2016年07月30日 | 映画
テレビ録画していた映画「シャークネード エクストリーム・ミッション」を鑑賞。このシリーズは毎年放送されるのを楽しみにしている。
今回は3作目。期待通りの無茶苦茶な展開の見せ場の連続な馬鹿馬鹿しいけど面白い映画でした。
CGも前作に比べると随分と良くなってたように感じた。お馴染みのキャラに加えて1作目でお気に入りだったセクシー姉ちゃんが再登場してくれたのも個人的には嬉しかった所。最近色々とサメ映画見てきたけどコレが一番面白かったなぁ。
なんと宇宙にまでサメが来るって、もう無茶苦茶なんだけどここまでアホな展開は何とも最高じゃないですか!まだ続くのかなぁ?来年の午後のロードショーにも期待しましょう。


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「ピーウィーのビッグ・ホリデー」

2016年07月30日 | 映画
仕事終電までに終わらずで始発待ちしつつNetflix限定映画「ピーウィーのビッグ・ホリデー」を鑑賞。
ピーウィ・ハーマン!懐かしい。
そんな彼の新作映画。パッと見は昔から全然変わってない印象ですが良く見るとやっぱり老けてましたね。
変な動きと声が楽しいキャラです。
なかなか面白く見れたけどぶっ飛び具合では昔の「ピーウィのプレイハウス」の方が凄いです。
まぁ今になってまたピーウィ・ハーマンの映画が見れたというので懐かしくも良かった所。


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「ディノシャーク」

2016年07月25日 | 映画
テレビ録画していた映画「ディノシャーク」を鑑賞。ロジャー・コーマン制作の古代の恐竜とサメが合体したようなディノシャークが人を襲うという定番なB級パニック映画。
ドキュメンタリー映画「コーマン帝国」の冒頭で制作過程が紹介されてた映画で見たかったのでした。
なんとコーマン先生は今回は出演もしておりました。
映画は正直微妙な仕上がり。下らない都合良い展開に笑っちゃうような楽しい面もありましたが、なんか退屈しちゃう場面も多かった。
テレビ放映だったから残酷な場面とかがカットされていたのかもしれませんが見せ場となりそうな場面がイマイチ無かったのでした。
ディノシャークはポスター程は巨大ではありません。ヘリコプターを噛む場面はありますがしょぼくて笑えました。ヘリコプター爆発してもディノシャークには被害無いくせに最後は手榴弾で大傷を受けてとどめは…槍みたいなので…。
でも、そういういい加減な所が楽しい映画でした。


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「ロスト・バケーション」

2016年07月24日 | 映画
都知事選の期日前投票を済ませてから夕飯食べてからレイトショーで映画「ロスト・バケーション」を鑑賞。
「ジョーズ」以来のサメ映画の傑作!との宣伝に期待させられて、はたして本当かどうか?と楽しみにしていたのでした。結果、「ジョーズ」には敵わない普通な映画でしたが見所はありました。ただ予告編で多くを見せ過ぎていたので中盤までは展開が読めちゃってたのが残念な所。知らずに見れてたらもっと楽しめたと思います。
美しいビーチに恐ろしいサメ。怪我をして動けない主演女優にカモメの行方で見せきるシンプルだがなかなか良く出来た見応えある展開の映画でした。主演女優さんの緊迫した演技っぷりも大したものでした。
状況の展開の見せ方や構成がしっかりしてました。カモメくんも良い芝居でした。
VFXもよく出来てたけど色々とやってるなぁ~というのも分かっちゃうのがアレでした。きっと顔すげ替えとかやってたんだろうね。とか気になっちゃうのは職業病かな。
結末はちょっとあっけない気もしたけど90分弱という尺も良かったと思いました。


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「ホーリー・モーターズ」

2016年07月24日 | 映画
DVDでレオス・カラックスの久々の新作映画「ホーリー・モーターズ」を鑑賞。僕には「ポンヌフの恋人」以来になります。
ちょっと難解な映画だという噂は聞いていたのですが全くそんな事は無くて分かりやすい映画だったように思う。映像と音楽とドニ・ラヴァンで見せる忙しい役者の大変な1日を描いた感情に何とも言えない物悲しさと大変さを感じさせる映画でした。同時に役者で無くても誰もが本当の自分と別な仮面を付けて日々を過ごしているような演じる事をしているような所もあるように感じたりも。演じてない本当の自分は何処にいるのだろうなんて事も考えさせられました。
しかし、ドニ・ラヴァンって凄い演技者で表現者だなぁと感心。
撮影も良くて浸るように映画世界を楽しめました。
映画を見ていて頭に浮かんだのはルー・リードのスウィート・ジェーンという歌の歌詞でした。あの歌もこの映画のような主人公達の事を歌ったものだと僕は感じていたので。


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「怪人カリガリ博士」

2016年07月23日 | 映画
DVDで映画「怪人カリガリ博士」を鑑賞。モノクロ・シネマスコープの映画が見たくなったのでした。
ドイツ映画の「カリガリ博士」とは別の映画です。話の内容は途中でなんとなく読めちゃうというかこの手のパターンの映画って最近でもよくありますが最初にこの手の映画をどの映画で見るかによってその衝撃って違ってくるでしょうね。
今やあぁこのパターンかぁ!となる事も多いですが初めてならおぉ~ってなるかもしれません。
この映画は美術が良くてシネマスコープを生かした贅沢な画面構成とモノクロの印影を生かした照明が効果的で音楽も良い感じで見応えありました。ただ途中少し睡魔にも襲われましたが…。
主人公の女にあまり感情移入出来ないというかちょっと最初から嫌な感じがあったのも変な違和感を感じました。まぁそれも伏線ではありましたけど。かなり昔の映画ですが良くは出来てました。


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「怪奇!吸血人間スネーク」

2016年07月23日 | 映画
前々からポスターとかでは見た事あって気になってた映画「怪奇!吸血人間スネーク」をDVDで鑑賞。
古い映画ですが作りはしっかりしてます。内容はなんとも単純で下らなくて先も読めて最終的にどうなっちゃうのかだけが楽しみな所でもありましたが、最後はなんじゃそりゃ?!な結末を迎えました。
「ピラニア」での主演で印象的なヘザー・メンジーズさんが最後にアレを見て直ぐに彼と分かる辺りもなんじゃそりゃ!?なのでした。
だけどなんだか懐かしい古き良き?見世物映画的な映画のいかがわしさとハッタリ臭さが楽しい映画でもありました。
途中に出てくる蛇男が印象的。
アレが吸血人間スネークか?別に吸血なんてしませんでした。




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「私はゴースト」

2016年07月22日 | 映画
DVDで映画「私はゴースト」を鑑賞。ジャケットが気になってどんな映画だか知らないまま見ました。
久しぶりに怖っ!って思える展開のある映画で良かった。
斬新な実験映画的編集と絵作りの映画でした。フィルム調のトーンも好みです。だけどデジタルカメラ撮影でしょうね。モアレが気になる箇所もありました。
内容に関してはネタバレになりそうなのであまり書かないでおくがサラウンド・ヘッドホンで大音量で見たのは正解だった。効果音がなんとも効いていて不安さやショックを倍増させていた。
恐ろしい場面もありますが基本は良い話の筋もあります。ただ一体何が起きてるのか分からない先の読めない展開の時にアレコレと勝手に怖いものを想像しちゃうので、そこで退屈と思ったりして集中力が切れたりしたら面白さも半減するでしょうね。僕は集中して見れたので面白さも怖さも充分感じれました。
一人芝居を見せきる演技と絶妙な編集と音の処理、さりげなく使うVFXが見事な映画だと思いました。


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「人造人間13号」

2016年07月22日 | 映画
DVDでジャケ買いした映画「人造人間13号」を鑑賞。キャサリン・イザベルというお気に入り女優さんが主演という事だけで見たのですが、映画はなんともパッとしない印象のゾンビ映画でした。キャサリン・イザベルは痩せた印象で怯えた目の芝居とか良かったんだけど話が正直あんまり面白くも驚きも無いのです。
友人達がゾンビ化してキャサリン・イザベルが反撃する辺りの徹底ぶりが見所で可笑しささえ感じれた所は良かった。そこ以降は目新しさが無く進み最後に変な所で急に終わる所はちょっと面白かったかな。
ゾンビの特殊メイクはとても良く出来ていて良かったんだけど何か新しさを感じれないゾンビ映画だった印象です。


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「ブルースチール」

2016年07月21日 | 映画
DVDで映画「ブルースチール」を鑑賞。昔に劇場で見て以来。帰りが大雨でびしょ濡れになったのも覚えてます。映画は凄く面白かった記憶があるのですが詳細は忘れてました。
久々に見ると映像はとても素晴らしいのですが展開がやたらとスローな感じもしました。食後に見たので途中眠くなってしまった。
だけどやっぱり見応えある映画で台詞で無く映像で物語が展開するシナリオも面白い緊張感のある映画でした。色々な意味でとても完成度の高い刑事ドラマでした。役者の芝居もみな見応えありました。
初めて見た時に思ったのはこんな骨太なアクション映画を撮ったのが女性監督だというのに驚いたのと感心したものでした。キャサリン・ビグロー監督は今ではアカデミー賞獲ったり有名になりましたが初期の頃の作品の方が個人的には好きです。
今作とか「ニア・ダーク」とかは今見てもやっぱり傑作ですね。


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「デモンズ3 ザ・チャーチ」

2016年07月20日 | 映画
ブルーレイで映画「デモンズ3 ザ・チャーチ」を安くなってたので衝動買いしちゃう。ブルーレイだけどデジベからのアップコンって事で画質はそんなに良く無いだろうと分かっちゃいたけど昔見たのはVHSだったし暗かった印象なのでそれよりは良いだろうと買っちゃったのでした。
画質は甘いし階調のモアレもあったけどビデオ特有のノイズとかは無く思ったより綺麗に見れてこれはこれで満足なリマスター版でした。
某メーカーのDVDとかはVHSよりも酷いからね。
そんな訳で学生時代に見て以来の久々な鑑賞でしたが記憶に残ってる場面も多いけど全体の流れは忘れてたので新鮮に見れました。
ちょっとタルい展開の映画ですが、どこか幻想的でシュールな部分がとても魅力的な作品です。音楽もとても良くて印象に残ってます。
ラストの場面がなんだか分からないけれど凄く良くて好きです。
全体的に感覚的に好きな感じの場面の多い不思議な映画です。
幼きアーシア・アルジェントも可愛かったです。美人女優さんが沢山出てますが冒頭で最初に殺されちゃう美少女が一番綺麗で印象に残ってます。舞台となる教会の美術とか映像的にもとても綺麗で見応えありました。


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「ミッドナイト・ラン」

2016年07月19日 | 映画

DVDで映画「ミッドナイト・ラン」を久しぶりに鑑賞。公開時は劇場で見て凄く面白かった。ビデオとかでも見てたけど今回見るのは凄く久しぶり。
やっぱり面白い映画です。案外長い映画なんですけど展開が面白くて役者のキャラも良くアクションもコメディもあってしっかりとしたシナリオの構成で話としても良く出来てる。娯楽映画のお手本みたいな映画です。
色々と印象に残ってる場面も多いのだがタバコを吸う場面がこんなに沢山だったとは思いませんでした。そういえば昔はタバコなんて何処でも普通に吸ってたよね。今との差はなんなんだ?!って思っちゃいました。
音楽も軽快で印象的。ロバート・デ・ニーロもこの頃は絶頂期というか良い映画ばかりに出てましたね。
その中でも大好きな一本。

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「処女の泉」

2016年07月19日 | 映画
DVDで映画「処女の泉」を鑑賞。
イングマール・ベルイマン監督の有名な古典的名作ですが見るのは初めてでした。モノクロの美しい映像に役者の力のある顔に台詞でなく映像で語る物語展開で素晴らしい映画だと感じました。が物語自体はこの映画をヒントにして作られた「鮮血の美学」って映画を先に見てたので逆にそっくりだと思ったりしつつ見ちゃい先も読めちゃいました。しかしラストの泉が沸く場面は新鮮に見れました。タイトルの意味が良く分かりました。宗教の良い部分と闇の部分が出ていてそんな葛藤や想いが実に良く出た映画です。見方にもよるけど神って信じたいけど正直酷いよね。っていうような想いがこの映画からも同監督の「ファニーとアレクサンドル」からも感じられました。
どちらも人間らしさが凄く出てました。


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