どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「デス・ゲーム/ジェシカの逆襲」

2024年09月05日 | 映画
オーストラリアのアクション映画のドキュメンタリーで場面の一部を見て気になっていた映画「デス・ゲーム/ジェシカの逆襲」のブルーレイがまぁまぁ安かったので衝動買いしちゃう。大画面にて初鑑賞。オーストラリアの乾いた土の風景にカンガルー等も出てきて主演女優さんも美人で絵になる映像で内容は単純過ぎる程でしたが感情も地味に揺さぶられる面もあり惹きつけられるものがありました。ちょっとグダグダともたつく印象も多かったですが冒頭から余計な説明やドラマも無くデス・ゲームなるものが始まります。
アクションにホラーにリベンジものが合わさったタイトル通りのB級感溢れる映画でした。映像的に素敵な場面も結構あって無理矢理音楽で盛り上げるように何かしらの音楽が流れていた印象です。全体的に作りは微妙な感じもするけど何か心意気というようなものも感じれて良かったです。
半裸で車に縛り付けられ車を走らせるという凶悪な場面のインパクトがやっぱり凄かったですね。1人だけスタント派手めな男が車や屋根に飛び移ったりして目を惹きましたが思ってたよりはアクション少なめでした。
「マッドマックス」みたいなのを少し期待していたからね。





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「100人の子供たちが列車を待っている」

2024年09月03日 | 映画
前から気になってたドキュメンタリー映画「100人の子供たちが列車を待っている」を鑑賞。1時間弱の作品です。
貧しくて映画館に行った事も無いような子供達に映画の始まりや原理に作り方なんかを教えてゆくという学校の教室が描かれてます。何気に今の若い人も知らないような映画の初期の成り立ちやフィルム時代の映画の仕組みに撮り方等、初心に帰って一から勉強するような興味深い内容で個人的にも面白く授業を受けれた感覚もありました。授業というより遊びと表現して教えていたのが良かったですね。子供達の素朴な笑顔や反応が素敵でした。
最後に皆で街の映画館へ映画観に行く場面で終わります。
映画の夢や楽しさに記憶を呼び起こさせる温かい気持ちになれる作品でした。






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「ターミネーター2」拡張特別版

2024年09月02日 | 映画
VHSやLDで昔何度も見てた映画「ターミネーター2」の4Kリマスター版の3種のバージョンが収録されてるブルーレイを購入。パート1の方が個人的に大好きな「ターミネーター」ですがその後のシリーズは全部劇場で見てます。今回初めて4Kリマスター版で見たのですが画質は凄くクリアになってました。拡張特別版という155分の1番長いバージョンで8.1ch大画面にて初めて鑑賞。昔、特典映像で部分的に見てた場面もあったけど随分と間が空いてたので新鮮に驚きと共に見れました。脚本の工夫やアイデアが見事で内容もしっかりしてました。ターミネーターを演じるシュワルツェネッガーの無表情の芝居も改めて見て素晴らしいなぁと感じた。微妙に表情に変化もあったりします。結構古い映画でCGも初期のものですが今見ても良く出来てると思える革新的作品。だけど個人的にはパート1がやっぱり1番好きですね。






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「バブル」

2024年09月01日 | 映画
続けてスティーブン・ソダーバーグ監督の「バブル」という映画をDVDで鑑賞。こちらも静かに淡々と展開する映画でしたが内容的に興味深く徐々に色々な事が起きて意外な流れや背景が明らかになってゆき最終的には深く考えさせられ気持ちや感情も地味に伝わって来る見応えある良い映画でした。
ソダーバーグ監督作の中でも個人的には1番良かったんじゃないかなと思える良く出来た映画だった。役者陣は皆初めて見る方達でしたが皆実に良くて自然体な良さが感じられた。毎日の日常の中で秘めたストレスのようなものを溜めた生活とか何かリアルなものを感じれました。




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「ガールフレンド・エクスペリエンス」

2024年09月01日 | 映画
昔、予告編のコマ数変換を仕事でやって存在は知ってた映画「ガールフレンド・エクスペリエンス」のDVDをGEOで見つけて衝動買いしちゃう。「バブル」という映画も収録されてるって事でお得感もあってね。監督はどちらもスティーブン・ソダーバーグで今迄いくつか彼の作品は見てますが丁寧に作られた撮影のお洒落な映画って印象で芝居とかは見応えあるけど何か物語には魅力が無くまったりとした展開が退屈な感じのものが多かった気がします。今作もやっぱりそんな感じの映画で最終的に暫くすると忘れちゃうような淡々とした内容の作品でした。高級エスコートガールの日常を静かにお洒落な映像で描いてました。主演はサーシャ・グレイという綺麗なポルノ女優さんでした。澄ました表情が印象的です。今や結構昔の映画となっておりますがデジタルビデオ撮影でREDってカメラが出た頃の作品じゃないかな。調べてみると最近、同題名でドラマシリーズ化されているみたいです。主演はライリー・キーオで。
そんなに面白い内容では無かったと感じたけどドラマは違うのかな?みんなこういうの好きなのかなぁ。
悪くは無いんだけど僕にはイマイチ何も心に残さない感じの映画でした。







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「ブラッド・レッド 復讐の銃弾」「BLOOD RED」

2024年08月31日 | 映画
VHSのジャケットは見た事あったデニス・ホッパーが出てる映画「ブラッド・レッド 復讐の銃弾」の海外盤ブルーレイがなんと100円で売ってたので字幕も無いけど購入。真面目な歴史ドラマっぽくて内容理解出来るかなぁと思いつつ見始めました。
役者陣がなかなか豪華で主役はエリック・ロバーツで実の妹ジュリア・ロバーツが妹役で出てて父親役はジャンカルロ・ジャンニーニでマイケル・マドセンやバート・ヤングも出てました。デニス・ホッパーは金持ちの悪役的な役でした。
細かい台詞の内容までは理解出来ずとも話の筋は分かりやすくて案外普通に面白く最後まで見れました。何より撮影が美しくて衣装や照明も良くて絵になる場面が沢山あって映像見てるだけでも飽きない魅せるものがありました。撮影は日本人のクリタ・トヨミチって方でした。もしかしたら昔CM仕事で関わった方かも。普段はハリウッドで撮影してるっていう方とお話した記憶があります。
音楽も良くてどこかで聞いたような旋律とかも感じてたのですがカーマイン・コッポラでした。
鉄道が開通され始めていた時代に土地を巡っての金持ちと昔ながらの住人との争いと酷い仕打ちと復讐の物語でした。新しめの時代の西部劇っぽい映画です。
デニス・ホッパーは安定の芝居で存在感を出してましたが出番は思ったよりは少なかったかな。英語の発音がいつもと違った感じだったので何処か訛りな発音とかしてたのかも。
とにかく撮影が綺麗だったのでブルーレイで見れて良かった。日本盤はVHS以降はソフト化されていないようです。






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「VORTEX ヴォルテックス」

2024年08月31日 | 映画
映画「VORTEX ヴォルテックス」を劇場で見て以来に鑑賞。劇場では前半少し睡魔に襲われちゃった部分もありちゃんと見直したかったのでした。再度新鮮に見れましたがどうなるのか分かって見ると更に深い味わいあるものもありました。老後の事や親の事とか家族とか生き方について考えさせられます。ユーモラスな部分もあるのですが全体的には深刻な時間が淡々と続きます。案外忘れていた息子との関係性なんかが今回じっくり見直せた印象です。薬の問題とかも重要なテーマでしたね。
画面二分割やフェードアウト等、映画的な技法を上手く使って内容を表現していて見事だと感じました。






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「エンジェル」

2024年08月30日 | 映画
何かポスターは昔見たような気もする映画「エンジェル」のブルーレイを購入して大画面にて初鑑賞。どんな内容なのかとか殆ど知らなかったので新鮮に見れて思ったよりドラマ的にも深みを感じられる部分や街の人々や刑事との関係性とか見応えもあって感情移入出来るキャラクター達が活き活きしていて良かったです。連続殺人鬼の方の性格付けとか動機とかは浅くて何したいのか良く分からない感じでしたがホラー風なサスペンス効果とかもあったりして面白く見る事が出来ました。全体的にはテレビドラマっぽい感じの都合の良い展開ではありましたがハリウッドの当時の街の風景や音楽も魅力的で良かったです。
途中からどうなるんだろう?と引き込まれてゆき最後まで面白く見れました。
結構気に入りました。




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「恋の時給は4ドル44セント」

2024年08月29日 | 映画
前から気になってたジェニファー・コネリー主演の映画「恋の時給は4ドル44セント」をブルーレイで大画面にて初鑑賞。
脚本がジョン・ヒューズって事で楽しみにしていたのですが監督はしていませんでした。だけど全体的にはジョン・ヒューズっぽい作風の映画でした。何といっても今作の魅力はジェニファー・コネリーでした。若く1番ぴちぴちムチムチで美しい姿が見れます。主役の男はお喋りで調子の良い嘘ツキでウザいキャラクターでなんか好きになれない感が強く全体的に面白さにマイナスな印象しか受けませんでした。マイケル・J・フォックスとかアンドリュー・マッカーシーあたりの役者なら憎めなさも出してたりして良かったとも思いますが今作の彼はイマイチ憎めなさみたいな魅力には欠けたな。まぁ境遇や立場の違う若者の互いの悩みを打ち明けあったりという真面目な部分が会話はテンポ悪かったけど良かった部分だったので変に調子こいてる部分はウザかったなぁ。ジェニファー・コネリーは色々と最高なのでジェニファーを愛でる映画でしたね。
他に「ジェニファーの恋愛同盟」「エトワール」って映画があった筈だけどソフトも見つからずで逆に今見たくなってる映画です。
TARGETっていうスーパーはアメリカに実際にあるチェーン店なのかな?TARGET VIDEOっていうインディーズっぽいイギー・ポップのライブビデオのVHSを持ってますがロゴマークとか同じでした。









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「V/H/S ネクストレベル」

2024年08月28日 | 映画
DVDで「V/H/S ネクストレベル」を鑑賞。
原題は「V/H/S2」前作を超える怖さ!とかパッケージに書いてましたが基本的には似たようなものでより映画っぽい物語性とかシナリオちゃんと練っているようなのか多かったかな。ゾンビものとか宇宙人ものとかベタなジャンル系もありました。CGとかも良く出来てるのもありましたが何か偶然写ってしまった実録ビデオっぽさの魅力は減ってたかも。今作で一番個人的に良かったのは最後の子供達がイタズラして弾けてた宇宙人ネタのエピソードかな。「ホーボー・ウィズ・ショットガン」のジェイソン・アイズナー監督作だったようです。
各監督の個性の出たアイデアがそれぞれ面白い作品群でした。
全体的には前作の方が好きかな。






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「V/H/S シンドローム」

2024年08月27日 | 映画
前から存在は知っていたけど見た事無かった「V/H/S」って映画の中古DVDを購入して鑑賞。「V/H/S シンドローム」っていう題名になってました。今や有名となった監督作も含んだオムニバス・ホラー短編集でどんなもんかな?と見始めたのですが最初の方のギョロ目の好きよ!と言ってくる女の異様で最後は驚きの正体が明らかになるエピソードが予想を裏切る展開にちょっぴり切なさもあったりで、とても良くて気に入りました。監督は知らない人でしたが今作の中で1番良くて、その後のエピソードはどれもそれを超えられなかった印象です。それぞれアイデアが面白か
ったり個性が出てはいたんですけどね。
VHSというタイトルの割に映像自体はデジタルで撮った映像をそれっぽく加工しまくってるようなのが多く、それが上手く出来てるものと微妙なのとの差が結構あったように感じました。VHS世代なのでその辺の拘りがありますからねぇ。なので微妙な違和感が気になって何か醒めちゃうものもありました。






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「モンキーマン」

2024年08月26日 | 映画
予告編見て気になったアクション映画「モンキーマン」をポイント使って無料鑑賞。インドの方が主人公でその過去や背景が前半なかなか明かされず、ちょっと入り込みにくい感はありましたが明らかになってからは惹きつけられて見れました。音楽や編集に撮影も良かったです。そしてアクションが凄くて久々に手に汗握るという感じの見応えのあるものでした。大まかな筋は分かりやすい復讐物語で徐々に加速してゆき最後は弾け飛ぶというような勢いのあるものがありました。
後で知ったんだけど主役のモンキーマン役の人が監督もしていたんだって!凄いですね。
芝居にアクションだけでなく映像表現や演出にも光るものがありました。






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「チルドレン・オブ・ザ・コーン」

2024年08月26日 | 映画
昔レンタルビデオで見たような気もするがシリーズ色々あるようで、どれを見たのかも覚えてない映画「チルドレン・オブ・ザ・コーン」が4Kリマスターされて日本初公開という事でシネマート新宿の大スクリーンへ観に行きました。劇場は凝った宣伝の展示をしていて2も3も今後上映予定との事。スティーブン・キングの原作は昔読んでたけど映画の方も殆ど内容忘れてたので新鮮に見直す事が出来ました。記憶ではあまり面白く無かったという印象でしたが冒頭からの展開や見せ方に役者陣のキャラクターの個性も良くて思ってたよりしっかりとした作りの面白いホラー映画だと思わされました。「ターミネーター」のサラ・コナー役のイメージが今や強いリンダ・ハミルトンが出てて幾つか印象に残る場面もありました。「メイフィールドの怪人たち」に出てたと思う不気味な若者役が目立ってましたね。子供達が大人達を襲うという恐ろしい展開と宗教的な集団心理の気持ち悪さ等あって良かったんだけど中盤で中弛みしてきて後半は都合の良い展開が続きます。子供達にも良い奴がいてその子達の活躍や子供同士の仲違いのおかげで主人公達は危機を免れます。
まぁ後半は当時のB級ホラー映画っぽい勢いもあって案外楽しめはしました。そしてキングらしい炎と大火災で壮大にチープな合成カットと爆破で盛り上げてくれました。何かキングの映画見たなぁ〜っていうような定番な満足感みたいなものとオチが微妙な感じで映画を見終える事が出来ました。やっぱり最後に火災や爆発があると良いですね。
しかしキング原作のとうもろこし畑の出てくる映画っていくつあるんだろう?結構あったように思います。







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「ポライト・ソサエティ」

2024年08月25日 | 映画
久々に近所の温泉施設でまったりしてから昨日、劇場で予告編を見て面白そうと思った映画「ポライト・ソサエティ」をまた6ミタポイントを使って鑑賞。何と今日もお客は1人もいなくて貸切状態で見れました。
インド人の姉妹のアクション・コメディで舞台はイギリスでした。主演女優の眼力ある表情が素晴らしく惹きつけられるものがありました。スタントウーマンを夢に持つ妹と画家の夢を諦めてイケメンと結婚しようとしてる姉の物語で姉の結婚を阻止しようと奮闘する妹の活躍の物語。最終的にはマザコンな男の最低な面が明らかになるのですがなかなかダメな所が判明しないので妹の奮闘に何だか感情移入出来ず空回りしているように感じつつ見てました。まぁ最終的にはそんな展開になるとは思ったけどね。効果音の映画的な派手な使い方や音楽の使い方なんかがベタだけど効果的で面白味も増してました。馬鹿馬鹿しい事を一生懸命にやる憎めなさとキャラクターの魅力で楽しい娯楽作に仕上がってました。
何げに妹の友人達のキャラクターや活躍も良かったです。ガールズパワーと夢を諦めないという前向きなテーマもありました。






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「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」

2024年08月24日 | 映画
レイトショーで「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」を6ミタ鑑賞ポイントを使って鑑賞。何と客は他に誰もいなくて1人貸切状態でした。前作は一応見てるけど今や殆ど忘れちゃってました。2は見た友人によるとゴア度も増してなかなか面白いとの事だったので観に来ました。
話の筋は前作忘れてるのもあって、そうだったっけ?みたいな感じで取っ掛かりにくい面もあったけど何かそうだった。そういう前日譚を付けてきましたかぁ…と後半は楽しめた。ゴア描写は本気な特殊メイクでバンバン見せてくれますが画面が全体的に暗くて見えずらい所も多かった。現代版の「13日の金曜日」のジェイソンみたいな殺人鬼をクマのプーさんでやっているような印象でしたね。プーさんの相棒に「ジーパーズ・クリーパーズ」の怪人みたいな奴も出てきます。中盤はちょっと怠くも感じたけど冒頭からのホラーな展開に結末の盛り上げまで久々に不死身な殺人鬼の活躍が見れる定番だけど新しい映画でなかなか楽しめました。






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