「ドライブ・マイ・カー」

先日アカデミー賞で外国語映画賞を獲った評判の良い映画「ドライブ・マイ・カー」をレイトショーで鑑賞。前から気にはなってたけど上映時間が3時間もあるというので尻込みしてたのでした。映画見る直前にラーメン食べたばかりだったからか最初の方で睡魔に襲われたりもしましたが妻が亡くなってからは集中して見れて長さは余り感じずに見れました。まったりしてますが物語の展開はしっかりしていて良かったです。だけど期待し過ぎたのか僕の理解力が少ないからか世界的に絶賛されるような良さのようなものは正直響いては来ませんでした。

特に劇中の舞台絡みの部分は。車の運転手との絡みの部分は伝わるものがありました。運転手さんの佇まいが良かったです。映像や構図が良くてじっくりと芝居や間合いを堪能出来る映画で惹き込む力は凄かった。赤い車と白い雪とか絵になる場面が沢山あって全体的に完成度の高い映像でした。

昔僕も自主映画でだけど本読みや稽古をやった事があるので少しそんな事を思い出したりしながら見てました。

どんぐり眼日記 お引越し

18年もの長い間、どんぐり眼日記としてブログを書いてきたteacupブログが8月に閉鎖されてしまうという事でブログの引越しが出来るというコチラのgooブログに移って来ました。まだ操作法とか不慣れでよく分からない所もありますがアプリで管理出来たり便利そうな面もありますね。

写真は猫のトラマルくん。テストで画像を投稿したらいいねとか応援ってボタンに反応が！

今後はこちらで見た映画の感想とか書いてゆきますので、どうぞよろしくお願いします。

「じゃりン子 チエ 劇場版」

懐かしいなぁと「じゃりン子 チエ 劇場版」を見始めたら止められなくなって最後まで見ちゃいました。
子供の頃テレビで夕方にいつも放送されてて何か見てしまうものがありました。西川のりおのテツの声が絶妙の良さがあります。
劇場版では他にも沢山の吉本芸人が声の出演をしています。猫の小鉄とアントニオ・Jr.をやすきよがやってるのが面白いですね。今作はこの猫の対決が印象的で好きなエピソードです。
大阪ならではの人情味のある内容で破天荒な憎めないキャラクター達が楽しませてくれます。見ていてそうだったこういう背景とか設定だったなぁ～と忘れてた事とかも思い出せながら見てました。

「チャイルド・プレイ チャッキーの種」

Netflixでもうすぐ配信終了って書いてあったので見た事無かった「チャイルド・プレイ　チャッキーの種」という映画を鑑賞。ティファニーというゴス系の女人形が出てくる作品。息子も出るという話でした。今作の前にチャッキーの花嫁って映画があったようです。見る順番を完全に間違えてますな。今作の後の話となる映画2本を先に見てたから、なるほどここから繋がってたのね…と今更気付く部分も多かったです。
今作は冒頭から面白い1カットがあったり意外性のある展開があったり色々なマニアックな映画ネタの遊びがあったり特殊メイク効果が見事でその作り手のトニー・ガードナーが出てたり、ジョン・ウォーターズが出てたりして派手な殺され方したりと色々と楽しい映画に仕上がってました。
初めてちゃんと見れたティファニーってキャラも良かったですね。表情が見事。息子のグレンかグレンタも少しデビット・ボウイ的な中性的な感じで良かったです。
まだ見てないパート3と4の花嫁もいつか見てみたいです。

「バッドトリップ～どっきり横断の旅～」

Netflixで「バッドトリップ～どっきり横断の旅～」というリアルなどっきり仕掛けでの素人の反応を詰め込んだお馬鹿なドタバタコメディ映画を鑑賞。
くだらない馬鹿馬鹿しい内容ですが、中途半端にドラマ部分とリアルなどっきり部分が混ざってるので互いにそれぞれの面白さが半減してるような感じもありました。何かわざとらしいとか思っちゃったり。悪戯が何か陰湿に感じたり。部分的には笑える所はあったけどね。まぁ思い付きはするけど、実際にやるのはなかなか難しいよね。というようなネタをちゃんと物語として色々と見せてくれました。
ヒマ潰しに見るには良いかな…みたいな映画でした。

「トリハダ 劇場版2」

前作が思いの他、面白かったので続けて続編の「トリハダ 劇場版2」も鑑賞。前作と同じような作りの内容でしたが今回はネタ切れというか同じようなのとか主人公の行動に突っ込み所が多くて何でこうしないの？みたいなのが目立ち全体的にパワーダウンというか面白味には欠けた印象でした。
アイデアや脚本の驚きや新鮮さでは前作の方が良かったな。

「トリハダ 劇場版」

Netflixで予告編を見て興味を持ち何となく見始めた映画「トリハダ 劇場版」ですが何本もの短編映画で構成されていて飽きずに最後まで面白く見れました。トリハダ立つようなゾッとする内容の話が殆ど部屋の中とか狭いシチュエーションの中で実に上手く作られていた。それぞれ短い話なのに日常からヤバい状況下への変化がさりげなくも展開してゆくのが良かったです。
各話それぞれ主人公が変わりますが役者陣も魅力的でした。
ポスターになってる女優さんは何処かで見た顔だと思ったら昔映画館で流れてた海賊版撲滅キャンペーンのCMに出てた方じゃないかな。
知らなかったけど元はテレビドラマのシリーズだったようです。劇場版2もあるようなので見たいと思います。

「6アンダーグラウンド」

Netflixで「6アンダーグラウンド」というアクション映画を鑑賞。久しぶりに見るマイケル・ベイ監督作でした。
話の内容は漫画みたいでくだらない自主映画みたいな感じもあったんだけどアクションとか爆発とかが派手でマイケル・ベイ節炸裂というか凄くて痛快に馬鹿馬鹿しい展開を楽しんで見る事が出来ました。素早い編集や音楽の使い方とかちょっとふざけた感じもあったりで面白い。今作では残酷描写というかカーチェイスでは人が轢かれたりな場面がバンバン出てくる辺りが振り切っていて斬新でした。
そういうのが昔から好きなのは分かってたけど思う存分やってる感がありました。馬鹿みたいな話だから深刻じゃなく見れたので良かったかな。

「アダム&アダム」

Netflixで「アダム&アダム」を鑑賞。
全体的に良く出来たSF娯楽映画で楽しく見れました。アクションやコメディにVFXが上手く詰め込まれていて物語に惹き込まれてゆきました。主演はライアン・レイノルズで少々間抜けな感じが良い味を出してて憎めないキャラクターでした。脚本が良く出来ててややこしくなりそうな内容を実に分かりやすく面白く見せてくれてました。
未来から来た大人の主人公が現在の子供の頃の自分と共に過去へ行き父親や未来の奥さんを救い未来を変える。みたいな話の映画です。
劇場のスクリーンで見た方がより楽しめそうな映画でした。

「ナイトメア・アリー」

レイトショーでギレルモ・デル・トロ監督の新作映画「ナイトメア・アリー」を鑑賞。予告編は見たけど内容とか殆ど知らずに見れました。映像や美術は相変わらず良くてキャストも豪華な顔ぶれで描かれたカーニバルの世界の話でした。興味深く見れたけど全体的に長くて物語に面白味を感じたのは結構後半になってからでした。
オチは効いてたけど何となくは読めてた感じで上手く纏まったなっていう印象で衝撃や感動みたいなものは無かった。結構昔の有名な原作の映画化だったようですね。久しぶりに見るウィレム・デフォーの芝居や声がとても良かった。

「トークサバイバー」

Netflixで「トークサバイバー」というトークバラエティ・ドラマをちょっとずつ見ててようやく最後まで鑑賞。
ドラマ部分の映像とか金かかってる感じの本格的なものだけど内容は何というか内輪ネタというか、すべらない話みたいな何でもありのバラエティトークでした。あまりドラマとうまく関連してない気もしましたが、そんなのどうでも良いくらいトークの部分が面白かったですね。意外なキャスティングとかしょうもない展開とか普通じゃない所が興味深かったです。時折爆笑ものの話が出てきたりしました。深い事考えずにグダグダ見てれば楽しめちゃうシリーズでした。
見終わって関連作品として紹介されてた「探偵ナイトスクープ」の寛平ちゃんのオナラの回を続けて見たのですがコレが最強に笑える回で大笑いしちゃいました。

「音楽」

Netflixで友人が面白かったと言ってたのを覚えていたアニメ映画「音楽」を見つけて尺も1時間ちょっとと短いので見始めた。ヤンキー3人組が何となくバンドを始めて…という内容でしたが独特のユルい間とか描き込まれた絵のタッチや動きの無い所と動きの激しい所の緩急の差や色々なアニメの技法というか何でもありの表現がとても面白くて見応えありました。それが物語の内容とも実に合っていて音楽も自由な感じがあり良かったです。最後の演奏場面は特に素晴らしく不思議な感動も味わえました。音楽はベルベット・アンダーグラウンドのような良さを感じれた。とてもユニークで楽しい音楽映画でした。

「ガンパウダー・ミルクシェイク」

レイトショーで「ガンパウダー・ミルクシェイク」を鑑賞。女性版のジョン・ウィックみたいな殺し屋の物語でネオンのポップな色合いや印影が劇画チックなアクション映画でした。
腕が痺れて動かない状態でのアクションとか普通と違う変わった状況でのアクションとか面白味を出していて色々と趣向を凝らした部分が楽しかった。
アクション映画ってワンパターンなのが多くて最近あまり面白さを感じれずにいたので今作の工夫は良く感じた。
全体的にはよくあるパターンでもあるのですが見せ方で惹き付けられました。音楽の使い方とかも良い感じ。タランティーノ映画っぽい気もしましたが。深い事考えずに楽しめる娯楽作で久しぶりにこの手のアクション映画をスクリーンで見れて良かったです。
主演女優のカレン・ギランは最近注目していたのですが今作の活躍も良かったです。映像も好みでB級アクション映画的な楽しさやユーモアを気に入りました。

「映写室のわかばさん」

漫画アプリで無料で読み始めたんだけど単行本の2巻目からは有料という事だったのでヤフオクで1.2巻セットで購入しちゃいました。先程読み終えましたが何か良い話でした。過去に映画館でバイトしてたり現在、映写技師やってる僕には響くものがありました。

「マーズ・アタック！」

久しぶりに「マーズ・アタック！」を見たくなり少しだけ…と見始めましたが懐かしくも面白く結局最後まで見ちゃいました。結構昔の大好きな映画ですが自主映画「油揚げの儀式」を作っていた時はあまり影響受けちゃいけない！とあえて見直さないようにしてたのを覚えいます。だけど影響受けてますね。豪華キャストでVFX沢山ですが内容は下らない面白さのある憎めない映画です。ジャック・ニコルソンがとても良いですが2役やってたのは忘れてましたよ。大統領役の直筆サイン入り写真持ってます。昔のSF映画にオマージュを捧げたような拘りが随所に見られましたね。