池袋にて加藤と「スターウォーズ エピソード3 シスの復讐」の先先行ナイトを見に行く。
結構、混んでて壁側の席しか空いておらずスクリーンを斜めから見る感じで
オープニングのテロップが斜めに見えた。パースがちょっと変に見える鑑賞状況。
みんな少し痩せて見えます。だけどオープニングは盛り上がってた。拍手喝采の
場内。いいねぇ~そんな感じで映画を見てもらえるって嬉しいだろうね。
さて、映画の感想ですが、正直言って僕はう~ん。という感じですかね。
期待しすぎていたというのもあるかもしれませんが、なんとも内容が・・。
アナキンがダークサイドに落ちてゆく課程に感情移入出来なかったというか、
共感も出来る良い理由付けもあり(この展開は予想していなかっただけになる程
それは厳しいなぁ~と気持ちは伝わりました。)はしましたが、しかし、ええ~そんなにすぐに寝返るの?そんなに簡単に人が変わっちゃうの?単純すぎない?もっと相手の事とか考えたらそんなバカな行動しないでしょ!というような考えが頭の中でぐるぐる渦巻き、なんか完全には感情移入出来ずに最後まで見る事となった。
しかも、前作とかで出てきたキャラクター達がほとんど生かされずにあっさりいなくなってゆくのがとても残念というか、前作での伏線?はなんだったの?という感じもあった。そのくせ新しいキャラクターが登場したりする。そういうのってちょっと無駄な気がした。結局、新しいキャラクターはそんなに活躍しないのだ。
だったら前作のキャラクターで話を濃くする事が出来たとも思えるのに。
僕の大好きなキャラであるチューバッカも出てくるがいまいち活躍しなくて残念。
たしかにファンは喜ぶだろうけどもね。どれも中途半端にしか出て来ずあまり内容には関係なかった感じがしてしまう。色々と細かいエピソード4に繋がる理由付けや説明が出てきてにやりとさせるが、そんな説明映画としてはとても良く出来ているし特撮も凄い事になっているのだが、あちこちで突っ込み所もありました。
僕としては、もっと納得出来る感情に訴えかける感動的な物語を期待してただけに
そういう点ではちょっと残念な映画だった。ラストは分かっているのだからこそ、
そういう部分をしっかり見せて欲しかった。そういう面では先日見た「バットマン ビギニング」の方がうまく描かれてたと思う。脚本の勝利ですね。
だけども、もう一度見直すと、いいかもしれない。どうなるのかが分かっていて、
変な期待や想像をせずに見ると切なさや全体の運命のような流れにはぐっとくるかもしれない。最後だからこそ楽しんで見ようと思ったけども、そんなに簡単な説明でいいの?それだけ?というような進行には浅いなぁとどうしても感じずにはいられなかったのが事実。
悪い所ばかり書いちゃったけども、良い所もあるんだけどね。それはそれで立派ですよ。今回はオビワンさんの方には素直にとても感情移入出来たし彼の最後の台詞はグッときましたよ。声質も独特でいい。オビワンさんの気持ちに入っちゃったからこそ?アナキンの行動にはお前はバカか!というような感覚になってしまったのかもね。くやしさみたいな感情です。
細かい事は書くとネタバレになっちゃうので、これから観る人の事考えると書けませんので感想はこれで終わり。
入替制だったので劇場を後にしてSCUM2000に逆戻り、加藤と細かい部分を突っ込み入れたり確認したりの会話をしてから「MILKMAN2」の編集途中を観てもらったりしてから眠りにつきました。