どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「バーニング・ムーン」

2017年08月30日 | 映画
ブックオフで見かけて気になってた映画「バーニング・ムーン」待ってたらどんどん値も下がりDVDもブルーレイも1550円になってたので良く知らないけど衝動買いしちゃう。
昔ビデオで見た「新・ゾンビ」っていうドイツのクレイジーな映画があったが同じ監督らしいという事で期待半分で見たのですが、この映画「新・ゾンビ」よりも前に作られた92年のビデオ撮りの自主映画でした。
相変わらずテンポの悪い展開の映画でやりたい事は殺人グロ場面だけ…みたいな内容の映画でした。雑だけど血みどろの特殊メイク効果の拘りは見応えあり。だけどやっぱり退屈しちゃう面も多く何度も途中で見るのを中断しての鑑賞となりました。最後のバラバラ・スプラッター場面はインパクトがあり良かったけれど全体的には残念な出来であったと思います。
「新・ゾンビ」のラストの方がもっと凄くて意味不明な爽快感と可笑しさもあって好きでした。だけど悪のキリストとか良く分からない宗教的な屈折した設定とか似た面も多かったですね。
特典映像のメイキングも少し見るが情熱を感じるものがあり嫌いになれない力作だと思えました。
だけどパッケージだけ見ると自主映画で無くもっとちゃんとした映画なんだと思いましたよ。日本語吹き替え版があり今回はそれで見ました。


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「地獄のデビルトラック」

2017年08月29日 | 映画
昔レンタルビデオで見て以来の映画「地獄のデビルトラック」のブルーレイが出て欲しいしまた見たいと思ってたんだけど高くて躊躇していた。そして2980円で売ってるのを見つけてちょっとまだ高いんだけど買っちゃいました。そして久しぶりに見たのですが、これがなかなか楽しい映画でした。話の内容はB級映画そのもので突っ込み所だらけなんだけど派手な爆発とかアメリカならではなある意味いいかげんな面白さに溢れた憎めない映画でした。音楽もなかなかゴキゲンだしデビルトラックの顔なんかとっても素敵で印象に残ってました。
若きエミリオ・エステベスも良かったです。
スティーブン・キングの原作・監督作品です。冒頭で彼もちょっと出てたりしてました。


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「悪魔のいけにえ」

2017年08月27日 | 映画
昨日トビー・フーパー監督が亡くなったと知る。昨晩若いホラー好き女子に「悪魔のいけにえ」を大推薦していたばかりだったのに…かなりショック!ホラー映画の大傑作「悪魔のいけにえ」を初めて見た時の衝撃や他の作品の面白い印象的な場面が思い出されます。そんな訳で昔何度も見たけど最近ちょっと見てなかった「悪魔のいけにえ」をブルーレイで鑑賞。
見始めたらあっと言う間に最後まで見れちゃいますね。どんどん予想外の狂った展開になってゆく辺りは知ってても見応えあり!
やっぱり大傑作映画でした。
トビー・フーパー監督の御冥福をお祈りします。刺激になる面白い映画を沢山見せてくれてありがとうございました。


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【新宿ホラー映画祭りvol.3 サタデーゴーストフィーバー】

2017年08月26日 | 告知
【新宿ホラー映画祭りvol.3 サタデーゴーストフィーバー】

短い実験的な映画ですが久しぶりの新作自主映画で僕も参加します。
いよいよ今週末、上映です!
お時間都合のつく方、是非見に来て下さいませ。

2017年8月26日 13時/17時(1日2回上映)
※ 受付開始は上映時間30分前より
※ 各回入れ替え制
料金:1000円
会場:新宿ハイジア V-1(東京都新宿区歌舞伎町2-44-1 ハイジアB1)
問い合わせ:シネマリベロ → kaikidanh@yahoo.co.jp
FBページ:https://www.facebook.com/shinjukuhorror/

【上映作品一覧(順不同)】

「かえりみち」 監督 稲葉 司
「ホームムービー」監督 稲葉奇一朗
「Do not !」監督 古川達郎(電丼)
「Call(コール)」監督 木内一裕
「俺、死んじゃった !?」監督 成國英範
「II IVISII I I EXPERIMENT」監督 岡本泰之
「咽ぶ家」監督 chasuke


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「ベイビー・ドライバー」

2017年08月23日 | 映画
人間ドックの結果説明を聞きに行き帰りに新宿寄り道。久々にバルト9で映画を観る。夕方割っていうのがあったんですね。観た映画は友人達が絶賛していたエドガー・ライト監督の新作「ベイビー・ドライバー」で満員でパンフレットもサントラも売り切れという人気の映画。だけど殆ど内容知らずに見れました。音楽と編集が実に上手くシンクロしていて新時代のミュージックビデオみたいな映画でした。
話の内容は「ザ・ドライバー」や「ドリヴン」みたいな逃し屋天才ドライバーの若い版みたいな感じ。
カーアクションも見応えありました。
知らない役者も多かったけど新鮮で個性的な役者がハマってました。
iPodで好きな音楽ミックスを聴きながら見るような感覚の映画で曲の趣味がハマったら最高だと思います。
良い音楽だったけど知らない曲が僕には多かったです。
最後までどうなるのか先も読めず楽しめました。
この超満員のお客さんの入りの原因は何だろう?面白いの知ってて?主役の彼が人気なのかな?女性客が多かったけど。マナーの悪い人は周りにいなくて気持ち良く映画見れました。
こういう超満員っていうのは良いですね。



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「ブラッド・ワーク」

2017年08月22日 | 映画
テレビ録画していたイーストウッド監督・主演の映画「ブラッド・ワーク」を鑑賞。
初めて見る映画だと思うんだけど物語の伏線やオチに犯人が直ぐに分かっちゃった。一度見た事があったのだろうか?
だけど冒頭から見始めるとあっと言う間に惹き込まれて見れました。
犯人の動機が正直良く分からなくて意外だけど、だからどうして?っていう疑問は解消されぬままだったのが残念な所。色々と設定とかは面白いものはあったんだけど。
まぁ飽きずに見れる娯楽作ですが、あまり印象に残らない気もしました。


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「エンドレスナイト」

2017年08月21日 | 映画
アガサ・クリスティー原作の見た事無かったであろう映画「エンドレスナイト」をDVDで鑑賞。
少しぼんやりした映像で何処か夢を見ているかのような雰囲気がありました。いつものように殺人事件が起きて犯人は?という流れではなく甘~いラブ・ストーリーのように展開してゆき殺人はラストの方まで起きませんでした。なので何か変な違和感も感じながらどういう物語なんだろう?ってアレコレと想像しつつ途中ダレつつの鑑賞となりました。ラストのオチは分からなかったけど薄々なんかそうじゃないかなぁ~と思ってた所とそうじゃ無かった所のある映画でした。
衝撃度というのはあまり無くて、そういう事ですか!なるほど!でもアレコレ良く理解出来ないなぁ~みたいな釈然としない正に変な夢を見てたような感じの後味の残るラブ・ストーリー・ミステリーっていう映画でした。
所々にシンプルだが印象的な場面もありました。


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「キャプテン・フィリップス」

2017年08月20日 | 映画
DVD買ったけど長めの映画だからとなかなか見れずにいた「キャプテン・フィリップス」を鑑賞。
見始めたらグイグイと展開に惹き付けられてあっという間に見れた印象。だけど中盤長くも感じた。そのなかなか終わらない感じが逆にリアルでなかなか解放されない息詰まる展開となり緊迫した状況を追体験出来ました。
トム・ハンクスの演技も相変わらず良かったし海賊達もリアルに感じた。
今回は日本語吹替版で見たので言葉が自然に伝わり過ぎた感もあったけど。
海賊ってニュース等では聞いていたが実際はあんなに少人数で神出鬼没に現れるとか色々と驚きや恐ろしさを感じました。
生活の為とはいえ複雑な問題ですね。
海上での攻防って大変な事がよく分かりました。


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「アメイジング・スパイダーマン2」

2017年08月20日 | 映画
先日新作のスパイダーマンの映画を観て面白かったのでDVD買ったけど見て無かった「アメイジング・スパイダーマン2」を鑑賞。パート1見たけど随分と間が空いたので忘れてましたが続きの映画です。ヒロインとの恋の行方も気になる要素でしたが愛するが故に別れるという立場の苦しさが上手く出ていて前半は良かった。途中で結局また自分勝手とは言わないけど都合の良い行動を取った為、結局悲劇的な結末を迎えるのでした。でもまさか本当にそんな結末になるとは思って無かったので意外でありました。どうしようもない葛藤と哀しみを後になって感じた。
また悪役も動機が単純というか深みが無くて気持ちは分からない事は無いけど馬鹿というかなんか都合良すぎとも感じちゃった。案外シナリオがしっかりしてて面白く見れたんだけど根本の所で安易な展開がしっくり来なかったのが引っかかりました。
3D映画として作られているようで3Dで見ると面白そうな場面が結構あったけど見たのは2Dでしたので良さは味わえず。ここから更に続きそうな展開ではありましたがアメイジングのシリーズはこの作品で終了っぽいですね。
なんか最近のマーベルの映画って壮大なテレビ・シリーズみたいな感じがしちゃいます。


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「未来警察」

2017年08月19日 | 映画
DVDで昔、大毎地下劇場で何かと二本立てで見て面白かった記憶のある映画「未来警察」を久しぶりに鑑賞。
音楽が印象的です。内容も面白いが特撮の出来はちょっとチープ。だけどガジェット感溢れる当時の最先端な予想未来も独特な味と世界感があって楽しいです。家庭用ロボットのチップの改ざんで殺人ロボットになるという設定が恐ろしいものです。ロボット専用警察みたいな刑事の物語でした。
役者も個性があって良いキャラクター達で当時色々な映画で活躍されてたシンシア・ローズという女優さんが懐かしく見れた。悪役はジーン・シモンズだったかな最後にターミネーターばりに一瞬蘇るのが記憶に残ってた。その時の表情もね。主演はトム・セレックで元々インディ・ジョーンズ役にも選ばれてた俳優で人気だったらしいが彼の映画ってコレしか記憶に残って無いのでした。カースティ・アレイも出てました。美人でしたねぇ。
近未来ポリス・アクションでラブストーリーとしての流れもある娯楽作品。



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「戦慄!呪われた夜」

2017年08月18日 | 映画
気になってた映画「戦慄!呪われた夜」のブルーレイをホラー映画祭の主催者に借りて遂に鑑賞。
ずっと勝手に狼男の映画だと勘違いしてましたが、なんと蝉男!の話でしたね。出てる役者がみな味があって良い。物語の展開はちょっと掴み辛い所もあり途中で中弛みしちゃいますが後半見所でもある変身シーンで驚きと勢いが付きました。
その変身シーンの特殊メイクは作り物感バレバレではあるんだけど、なかなか凝った作りでしつこい程じっくりと見せてくれます。そこがやっぱり印象的でした。役者の熱演もあり痛みも感じれるもので「ザ・フライ」を連想させられもした。
何だかよく分からないけどオチは薄々読めてて最後はなんかどんよりとスッキリしない終わり方でした。
だけど見世物映画として楽しいホラー映画でした。
特典映像も興味深く面白く一気に見れました。監督の顔がMR.ビーンに似てた。


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「スパイダーマン・ホームカミング」

2017年08月17日 | 映画
そんなに期待もしていなかったので前情報を殆ど知らずにいた映画「スパイダーマン・ホームカミング」を鑑賞。
何回目の再映画化だよ!って感じもあってね。
コレが予想以上に面白く楽しめる映画で等身大の高校生の悩みや大人の汚い事情とかをコミカルに描きつつもしっかり自然に盛り込んでいた。
音楽のセンスも良かったし飽きずに見れました。正直ウザいぐらいの調子の良いバカ高校生が主人公で最初は楽しいけど何か引っかかるものもありましたが段々と応援したくなるものがありました。脇役達がみな素敵で良かったな。マリサ・トメイが出てるって知らなかったけど彼女も良かった。ラストもね。後、バットマン役が印象的だったマイケル・キートンも深みのある役で良かったです。最後の台詞のシーンもとても良く感動した。
アクション・ヒーローものというより80年代学園コメディ映画みたいな面白さがあるのが個人的には気に入った所かも。
エンドタイトルのアナログなアニメもラモーンズの音楽も好みでした。


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「ボガス・ウィッチ・プロジェクト」

2017年08月15日 | 映画
前からジャケットは見た事あったけど、くだらなそうなので見て無かった映画「ボガス・ウィッチ・プロジェクト」のDVDを安かったのと関西弁での吹替が入ってるっていうのとくだらないのが見たいという欲求から購入。
今更、こんな映画を見ちゃいました。
懐かしの昔流行った「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のパロディ映画です。
で、期待していた関西弁の吹替って特典映像で1エピソード分しか収録されていない代物でした。騙されたよ。
その関西弁版のエピソードはなかなか面白く見れたけど本編の他のエピソードはなんかイマイチなのが多かったですね。アイデアは面白いのもあったけど段々と早く終わらないかなぁ~みたいな感じで見てました。
自主映画のような楽しさや面白さはあったからそれなりには楽しめはしたんだけどね。内容はつまらなかったけど黒人のエピソードの役者の1人がハイテンション演技で可笑しかったです。
おならネタが全体的に多かった気もします。
実はおいらもブレア・ウィッチのパロディ予告編を作った事があります。


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「鮮血!悪夢の卒業式」

2017年08月14日 | 映画
前々からちょっと気になってた「Graduation Day」という記念日スラッシャー・ホラー映画が「鮮血!悪夢の卒業式」という邦題でDVDになってたので購入。見てみましたがトロマ配給の映画だったんですね。
作りは荒く音も悪かったけど昔の味はありました。怪しい人物はいるけど犯人は分からず最後にどんでん返しがあったりでとても面白い映画でした。
殺人シーンはしょぼいのが多いけど色々と工夫もあって良かった。
典型的なスラッシャー映画でありジャーロ映画でしたね。音楽もヒッチコック映画もどきな曲で後半盛り上げてくれました。途中で流れるパンクバンドの演奏シーンと殺人場面をカットバックして描いた場面が印象的で良かったです。編集も「ミルクマン」みたいで好みな感じがありました。
犯人の動機もなかなか哀しみもあって後半の物語の展開やアイデアが良かったです。



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「キャリー」

2017年08月13日 | 映画
ブルーレイ3枚買ったら1枚もらえるキャンペーンに応募していた商品の最後の1枚がようやく到着。リメイク版の「キャリー」です。デ・パルマ監督のオリジナル版が素晴らしかったし好きな映画なのでリメイクする必要性を感じ無かったのですがクロエちゃん出てるし…ってちょっと気になって見たくなったのでした。ラストがどう描かれるのか興味があったのですが一部YouTubeで見ちゃってたのでした。
そして本日全編見た感想ですが思ってた以上に良く出来てて楽しめました。
お話は知ってるので驚きは無かったんだけど感情の流れとか気持ちがちゃんと伝わり親子の哀しい愛情物語として悲劇と復讐を見れました。
現代風に上手くアレンジもされていてリメイクして現代の若者に見せる意義のあるものとなってたと思いました。
もう一つのエンディング版で見たのですがラストも捻りが効いてましたね。
劇場版も確認しましたがまぁこちらも無難な仕上がり。未公開シーン集を見ると過去のエピソードなんかもありラストに繋がる伏線として効いていた。
それら色々を見てみると物語がより深みを増したというか分かりやすかったです。なんかオリジナル版も見直したくなってプロムの辺りからだけ見直しましたがやっぱりオリジナルのシシー・スペイセクの芝居は良かったです。眼力が良い。そして血のバケツが落ちるまでの緊迫感は元の方が凄いです。


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