どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「デッドプール&ウルヴァリン」

2024年07月28日 | 映画
レイトショーで「デッドプール&ウルヴァリン」を鑑賞。凄くお金かけて作ってるバカ映画でマニアックな映画ネタとか下品なネタも多い。だけど何かイマイチそのノリに最初は付いていけない感じもあり、やっとるなぁ〜って眺めていた部分もありました。マーベル映画っぽいよく分からんけど凄いだけみたいな感覚。マルチバース的にここでは書かないけど色々と昔見た知ってるキャラも登場したりしました。段々と無茶苦茶だった物語がしっかりとした結末に向けて動き出して最終的には良い話に纏められてました。脚本が良かったですね。
という訳で面白く見れました。
懐かしの音楽が沢山流れてミュージュクビデオみたいな感じで派手でアホな展開を楽しめます。特にマドンナのライク・ア・プレイヤーの曲が流れる所が盛り上がりました。大学時代に流行ってミュージュクビデオとかよく見てたなぁ。






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「スプートニク」

2024年07月25日 | 映画
GEOでジャケ買いしたブルーレイでロシアのSF映画「スプートニク」を5.1ch 大画面にて鑑賞。エイリアンと戦う戦争系映画かと勝手に思っていたが静かに展開する地味なスリラー系の内容でした。
映像やCG等、丁寧な作りで音楽で盛り上げる感じでしたが展開が単調で一部睡魔に襲われちゃいました。エイリアンとの関係性とか話の流れは興味深く理解して見れたけど主人公が医者だから以外に男を救おうとする動機や子供との関係性等はちょっと理解出来ないままの鑑賞となっちゃいました。全体的に良く出来てたし面白い展開や設定もあったけど何かイマイチだった感じもありました。
CGエイリアンは良く出来てました。
何気にエイリアンよりロシアの軍人の方が怖い映画です。







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「セーヌ川の水面の下に」

2024年07月22日 | 映画
Netflixのフランス産サメ映画「セーヌ川の水面の下に」をどんなもんかな?と日本語吹替版で大画面にて鑑賞。撮影のトーンも美しく魅力的なフランスの街も色々見れて飽きずに見れました。話の内容はよくあるサメ映画と基本的には変わらずアホっぽいのだがCGとか凄くクオリティが高くて何か新しい感覚で見れました。それがどんどんエスカレートしてゆき最後にはここでは書かないけど凄い事になっちゃいます。
全体的に期待以上の面白い映画でした。
もうすぐパリ・オリンピックも始まりますが今作の事が脳裏にチラつきそうです。








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「ナイスの森」

2024年07月21日 | 映画
気になってた映画「ナイスの森」をブックオフで購入してようやく鑑賞。3人の監督ユニットによるオムニバス短編映画集というか何というか兎に角凄く変な映画でした。中でも笑えるクローネンバーグ的なキモエロい手の込んだ特殊造形で見せる短編のいくつかが面白くて良かったです。DVDには監督別のチャプターが付いていてそれらの作品は三木監督によるものだった事が後で分かりました。何気に豪華な出演者達にアニメや漫才やテレビ番組みたいなバラエティーに溢れた元気の良い変な映画でした。ちょっと長いとも感じたけど途中に休憩が入ったりであまり肩の力を入れずグダグダと酒とか飲みながら見たら楽しい感じも増すような内容だったと思います。
いつか酒飲みながら見直したいですね。
今年作ろうとしてる僕の自主映画も訳分からない実験映画みたいな感じなので刺激になりました。






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「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」

2024年07月20日 | 映画
予告編を見て気になったアポロ11の月面着陸についての映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」をレイトショーにて鑑賞。
コメディ色の強い恋愛ドラマ的な内容でした。もっと陰謀説とかをブラックに描いたコメディを期待していたのですが案外良い話に無難に纏まっていたと感じました。だけど普通に面白くは見れて知らなかった背景とか、あの時代の独特の雰囲気やロマンを感じれるものがあったりして興味深くもありました。
ちょっと宇宙に行くまでが長い気もしたけど時間や映像の流れるような編集やトランジションがとても良く出来ていたと思います。
VFXもしっかりとした出来映えでした。
何気に黒猫ちゃんが重要な役割で出てたりしました。
毒の無い甘い映画だけど、なかなか悪くは無い娯楽作。






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「シュリ」

2024年07月19日 | 映画
タイトルは公開時から知っていた韓国映画「シュリ」を今になって鑑賞。なかなか見応えのあるアクション・ドラマでした。
前半でスパイ・アクション物語と恋愛ドラマが同時に進行して恋愛ドラマそんなに必要?って感じで見てたのですが途中で驚きの展開があり、なるほど〜そういう事だったのかぁ〜と切なくも熱い人間ドラマとして見れました。結構生々しい殺しの場面も多く沢山の人が死ぬ複雑な感情渦巻く殺し合いの物語でした。
ちょっと「ヒート」って映画を彷彿させる銃撃場面が見応えありました。
ちょっと政治的背景とかは深くは理解出来てないので分からない部分もありましたが南北の緊張関係って90年代ってあんな感じだったのなかぁ。今はどうなんだろう?と思ったりしました。







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「モンスターズ」

2024年07月18日 | 映画
光武監督の長編第一作「モンスターズ」をMorc阿佐ヶ谷という初めて行く映画館で鑑賞。昔DVDで見た事はあるのですが面白かった記憶がありました。劇場のスクリーンで久しぶりに見直せたのは良かったけどDVDでの上映だったっぽい。後で知ったけど元々DVビデオ撮影でキネコしてフィルムにしていたようです。フィルムのゴミとかあったからフィルム撮影したものだと思ってました。
案外覚えている場面もありましたが忘れていた流れもあって再度集中して物語に惹き込まれ見れました。脚本が良く役者の芝居も見応えあって場所は殆ど同じ場所で舞台劇のような設定だけど編集や演出の巧みさで飽きずに集中して見れました。最終的にやっぱり今作は独特の力というか見せる映画だなぁと感心しちゃいました。一部ツッコミ所というか違和感を感じる展開もありましたが人間ドラマとしても、なかなかのゴア描写の拘りの特殊メイク効果とかも見応えある作品でした。
そして考えさせられるものもあり、ちょっと切ない複雑な感情を揺さぶられるものもありました。
音楽も良かったけど途中J.カーペンターっぽいカチカチいうリズムが入ってきて、ずっと止まらないのでなんか変だなと思ったら劇場の空調の機械が発してる音だったようで早く止まってくれ〜と見る事になりました。
それはちょっと上映環境的に残念でした。
上映後に今作のDVD売ってたので購入して監督にサインしてもらい監督と関係者の方々と終電ギリまで飲みに行き色々と興味深い話を聞かせて貰えました。









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「ドゥームズデイ」

2024年07月18日 | 映画
劇場で見て気に入り字幕無いけど海外盤ブルーレイを買っちゃった映画「ドゥームズデイ」を字幕付きで見直したいなとGEOで中古DVDを見つけて衝動買いしちゃう。
日本語吹替版も5.1ch収録されてたので吹替で大画面にて久しぶりに鑑賞しました。
一本の映画で色々な映画の面白い要素が一気に見れるようなSF娯楽アクション映画。
全体は「ニューヨーク1997」みたいな筋で「バイオハザード」や「マッドマックス2」や「ハイランダー」みたいな映画的見せ場が盛り沢山な楽しい映画でアンレイテッド版という事でゴア描写もしっかり見せてくれます。結構前の映画になるんですね。
マッドマックス2っぽい世界感のカーアクションとかが特に良くて見所です。
キャストも個性的で脇役にも魅力がありました。CGより特殊メイクの効果に力が入っている点も好きな所です。





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「皆はこう呼んだ、剛鉄ジーグ」

2024年07月17日 | 映画
先週見た映画「フリークスアウト」が良かったので同じ監督の前作「皆はこう呼んだ、剛鉄ジーグ」を5.1ch 大画面にて鑑賞。日本のアニメ剛鉄ジーグを元にした内容かと思ったらモチーフとして意外な展開を見せてくれるヒーロー誕生物語でした。
剛鉄ジーグは子供の頃に見てた筈ですが内容とか殆ど忘れちゃってます。なので、何処までが引用なのか分かりませんが愛着が伝わりました。内容的には僕的には「悪魔の毒々モンスター」と同じ流れだなと感じたな。悪役がコミカルだったのが微妙でイマイチに感じたけど「ダークグラス」の主演女優の方の役がとても感情移入出来るものがあり物語にも深みが増しました。
そこからの主人公の優しさや行動がジワジワと来る切なくも素敵な映画に仕上がってました。ちょっと長い印象も受けたけど最終的には気持ちの良い終わり方で締められる映画で良かったです。この監督には今後も注目ですね。だけどまだ名前までは覚えてはいませんけど。






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「逃げる天使」

2024年07月16日 | 映画
デニス・ホッパーの最後の監督作品「逃げる天使」のブルーレイを購入して7.1ch 大画面にて鑑賞。数年前にフィルム上映で見て以来に久々に見れました。全体的に軽いノリの肩の力を抜いて楽しめる娯楽作に仕上がってます。キャスティングが良かったですね。デニス・ホッパーも脇役でおいしい印象に残る役を楽しげに演じてました。
構図の良い風景と音楽との気持ちの良い編集でテンポ良く展開します。ちょっと中盤は似た展開も繰り返されてた感もあるけど飽きずに見れました。「バックトラック」のような感じのコメディ寄りな映画で、しっかりホッパー印なテイストがありました。
凄く良いとかそういう映画では無いけど憎めない楽しい娯楽作でした。
ブルーレイの画質はフィルムゴミや傷も目立つものでしたがそれはそれで良い感じ。特典映像は予告編だけというのはちょっと残念。
メイキングとか収録されてると良かったのになぁ。94年の映画だったようで30周年になりますね。






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「ピープル vs ジョージ・ルーカス」

2024年07月13日 | 映画
GEOで見つけた中古DVDで「ピープル vs ジョージ・ルーカス」というドキュメンタリー映画を鑑賞。スターウォーズのファンと創造主ルーカスとの主義主張や願望に失望等の対立がYouTubeのチャンネルまとめのようにマニアックに描かれた内容でした。思ったより前半は作りもしっかりしてて内容的にも興味深く見れたのですが段々とルーカスに対しての批判や中傷が酷くなってきて分からない事無い意見もあったけど、ちょっと付いていけないものがあったな。
だったら見なきゃ良いじゃん!が結論ですが思ってたのと違う感というのをエピソード1.2.3ではあったのは事実。だけど新しい試みや挑戦なんかに刺激を貰えたし凄い!と喜んで見れた部分もありました。
個人的にはエピソード7.8.9もルーカスに作って欲しかったし何か新しいものに期待していました。
ディズニーに買収されてからルーカスの手を離れたスターウォーズはドラマシリーズとして量産されてますが悪くは無いけど興味や期待というのが個人的にもう失われた印象です。
特典映像が沢山収録されててインタビューの長いバージョンを見ると批判もあるけど愛情もあるもので前後の話の流れも聞くと納得出来る興味深い内容でした。
切取りされて使われると印象は変わりますね。






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「フリークスアウト」

2024年07月10日 | 映画
気になってたイタリアのSF戦争映画「フリークスアウト」を5.1ch 大画面にて鑑賞。
特殊な力や才能を持ったサーカスにいた仲間達が戦争に巻き込まれてナチスと戦うという内容で、もっと安っぽいB級テイストの映画だと思ってたのですがVFX満載で映像の質も色彩も役者も音楽もサラウンド感も物語の内容も予想以上に良くて驚きと感動に見終わっての満足感も貰える映画でした。
物語やキャラクター設定なんかは結構無茶苦茶ですが、それぞれ魅力があって物語が進むにつれて感情移入も出来て良かったです。特に主人公の少女が良くて使いたく無い力を最後に大覚醒させてしまう場面はグッと来るものがありました。「炎の少女チャーリー」や「ダーク・フェニックス」とかこの手の内容の映画に僕は弱いのです。
流れるように展開してゆく編集や音楽の使い方や斬新な設定や演出でユーモアも随所にあったりで楽しく見れました。
この監督の他の作品も見てみたくなりました。








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「ソフト/クワイエット」

2024年07月07日 | 映画
ブラムハウス社の制作という事で興味を持った映画「ソフト/クワイエット」を鑑賞。全編1カットで見せるという興味深い内容の映画でした。フォーカスの移動とか技術的にも良く出来てて後処理で深度をいじっているのか?とか1カットに見えるけど何処で別テイクを繋いでるんだろうとか興味深くも見れました。本当に1カットだとしたら凄いな。
内容は白人至上主義の女性達が集まって会合を開いて宗教の洗脳みたいな気持ちの悪いヘイトで繋がる連帯感と共にエスカレートしてゆき最低最悪な行動に走ってゆくという物語。
役者陣の芝居もリアルで嫌悪感も感じる程の最低でムカつく恐ろしく気持ちの悪い女性グループの醜態を見せつけられた感じでした。最後はもう少し先の顛末まで見せて欲しかった気もしますが微妙な所で投げっぱなしで終わった印象でした。
実に全体的に後味悪いものを残す胸糞悪い映画でした。






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「フェラーリ」

2024年07月06日 | 映画
マイケル・マン監督の新作「フェラーリ」をレイトショーにて鑑賞。イタリアのレース・カーで有名なフェラーリの伝記映画で車やレースに賭ける情熱と執念にペネロペ・クルス演じる妻や愛人とその子供の人間ドラマが濃厚に描かれた映画でした。
ペネロペ・クルスの芝居に存在感が凄みがあって恐ろしさと頼りになる強さのようなものを感じれた。後半のカーレースの場面は迫力があって見応えもあり、少し前に嫌な予感はあったけど油断してたら衝撃のクラッシュ場面がありました。
同じ列の離れた席にいたおじさんの客が思わず声が出て「えっ!えっ!嘘?嘘?」と暫く呆然とした反応をしていたのが印象に残りました。衝撃な展開でもありましたが描写もなかなかキツいものがありましたね。
色々と知らなかった事が知れて今とは違う昔ながらの生き方や考えに生活なんかを興味深く驚きも持って見れました。
長めの映画でしたが飽きずに一気に見れました。






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「ルックバック」

2024年07月06日 | 映画
後輩に良かったとお薦めされてたアニメ映画「ルックバック」を都知事選挙の期日前投票を済ませてから観に行く。尺が1時間弱という短い映画で内容とか詳しい事は知らずに見たのですが、なかなか見応えがあって物語の展開に驚きもあり面白く見れました。
色々と先を想像して見ていたのですが、まさかの現実に起こったあの悲惨な事件なんかを連想させる展開があったりして複雑な気持ちになりました。そこからはまるでミュージックビデオのように音楽で感情を盛り上げる紙芝居みたいな感じだったような記憶がありますがいつの間にか別展開になって、こうだったら良かったのに…という展開を見せてくれます。だけど最終的にはやっぱり現実はそうじゃなくて…と悲しく複雑な余韻を残すラストでした。
個人的には凄く感動したとか良かった!という感じでは無く地味に心に刺さる複雑な感覚にさせられる映画でした。
アニメの絵のタッチとかにも変化が結構あってアナログな手描き風な味が良かったです。




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