色々とラストを予想しちゃうのですがどれも違っていて結果的にやはりこの映画は傑作だなと思えるものでした。
ホラーっぽい所もあるけれど少女と少年のファンタジー青春純愛物であり美しい映像と不気味な世界の夢と現実の狭間の物語でした。
映像で語る伏線の効いた展開や見せ方にしっかりハマった役者陣の演技で飽きずに引き込まれ見れました。
暗いオチに堕ちそうな危うさもありましたが何とか前向きで悲しさも乗り越えた優しさも感じれるエンディングで映画としてとても心に響き残る作品でした。やはり好きな映画です。
DVDでジャケ買いした映画「アウト・オブ・コントロール」を鑑賞。
主演がキャサリン・イザベルとクリストファー・ロイドっていうので見たくなったのですが内容は映像の撮影編集ばかり凝った印象で繰り返されるパターンに段々と飽きてきてしまう面がありました。謎の真相とは?って引っ張りますが途中から何となく先も読めて結局やっぱり…ってな具合でした。
途中で口から牛乳吐くカットとか変にテンション高いキャラが登場したり変なカットがあるのは面白かったけど、どう?この映像格好いいでしょみたいなしつこい煙草吸う描写とかはもう勘弁して…的なものもありました。
マイケル・アイアンサイドとか良い役者出てて主役も熱演してたり良い面は結構あったんだけど話の内容が浅過ぎというか、それだけ?って感じで展開が都合良すぎだったように思います。
色々格好付けた面ばかりが目立つちょっと残念な印象の映画でした。
原題は「88」でした。海外版のポスターは「キルビル」っぽいですね。
全てが意味深な割にどれも大した意味は無かった気がしました。