どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「1941 (劇場公開版)」

2025年01月30日 | 映画
スピルバーグ監督の映画「1941」を久しぶりに劇場公開版で5.1ch大画面にて鑑賞。
全編メチャクチャなおもちゃ箱をひっくり返したようなコメディ・スペクタクル映画です。ギャグはそれ程面白く無くて呆れて傍観するような面もあるのですが爆発や破壊の特撮場面とかは何だか分からないけど楽しくて迫力満点でバカな事に大金をつぎ込んでる感じが堪らないです。完全版にあった更にくだらないエピソードも印象深いものもありますが今日見た劇場公開版の方がテンポも良く進むので楽に見れました。だけど個人的に好きなのは後半戦ですね。
飛行機や戦車や観覧車に潜水艦に家が破壊される様が何より楽しくて色々な変なキャラクターの行動が時々可笑しくて笑えちゃう映画です。
ジョン・ウィリアムスによる音楽も良くてエンドロールで流れるマーチと爆発映像も好きな所。






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「E.T. (IMAX)」

2025年01月25日 | 映画
スティーブン・スピルバーグIMAX映画祭で大好きな映画「E.T.」を鑑賞。IMAXレーザー上映というのを見るのは初めてでした。綺麗な映像で見れましたがIMAXのスクリーンって記憶ではもっと大きかったイメージでした。
初公開からリバイバルに20周年特別版にブルーレイ上映と劇場にかかる度に観に行ってます。冒頭の夜空から森へのパンダウンするカットでデジタル上映になった際に階調のバンディングが気になった記憶がありましたが気にならずIMAXで見るとマットペイントの荒のようなものが見えてしまいました。他の合成の荒も目立ちましたが逆に凄く馴染んでる場面もありました。E.T.は表情も動きも良く出来てます。20周年版のCGでいじりすぎたものより全然良いです。何度も見てるんだけどしっかり感動出来て涙も溢れました。だけど毎回感動するポイントだったE.T.連れて自転車で疾走する場面では思った程の感動は出来なかった印象。特別版で変更された記憶とかも思い出されてかなぁ。何度も見たせいかも。今回感動して涙出来た場面は夜に自転車で最初に空飛ぶ場面とラストの流れでした。ラストは音楽が見事に盛り上げてくれて最高な気持ちになれました。
スピルバーグ監督の最新作「フェイブルマンズ」を見てから見ると随所に個人的な想いが投影されていた事が分かり少し複雑な想いも感じられました。編集のカットの繋がりに少し荒があるのも分かったりしましたが活き活きとした子供達の芝居が捉えられていて見事な映画だと再認識出来ました。
IMAXのスクリーンで見れたから細かい気付かなかった背景の小道具やディテールなんかにばかり目が行く見方をしちゃいましたが何度見ても良い映画です。




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「ターミナル」

2025年01月24日 | 映画
スピルバーグ監督の映画「ターミナル」のDVD買ったけど結局見直す事も無かった気がするが中古でブルーレイが安かったので衝動買いしちゃう。なので劇場以来かもで5.1ch大画面にて鑑賞。随分と忘れてたのでどうなるのか?と新鮮に面白く見れました。だけど色々と都合の良い展開でしたね。最初は殆ど会話も出来ないぐらいの英語力だったのにいつの間にか普通に喋れてるし…。だけど憎めないキャラクター達のコメディ調の暖かい物語でほっこり出来て感動も味わえました。
入国の判子押す黒人女性が結婚指輪見せる所とラストで涙が滲み出るものがありました。
エンドクレジットで名前が直筆サインで出るのが内容とも合ってて良かった。






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「P2」

2025年01月22日 | 映画
昔見て面白かった記憶の残る映画「P2」の中古DVDを見つけて衝動買いしてサラウンド・ヘッドホンにて鑑賞。見始めたらズルズルと最後までどうなるんだろう?と一気に見れちゃいます。結構覚えてましたが再度楽しめました。出演者は殆ど2人だけですが映像も主演女優の存在感も良くて飽きずに見れちゃいます。内容はクリスマスに残業して会社から出られなくなってしまった女性を駐車場警備員のストーカー男が襲うというもので殆どホラーです。このストーカー男に哀しみや同情出来る所があれば深みというか良いものも出たかもですが何も無くとにかく自己中のヤバ過ぎる憎らしく恐ろしい奴だったので後半の反撃展開は単純にスカッとするような主人公側に立って見れました。スマホじゃなくガラケーだった時代の結構昔の映画だったんだなと再認識出来ました。音で驚かされる場面も多かったですね。あり得ないような強引な展開も目立ちますが展開の流れがスムーズで良く出来た映画だったと思います。






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「エレファント・マン」

2025年01月21日 | 映画
デビッド・リンチ監督を追悼して映画「エレファント・マン」を5.1ch大画面にて久しぶりに見直す。しっかりと作られた分かりやすいドラマに仕上がっていて涙無くして見れない作品です。医者の奥さんが普通に接してくれたという事で感極まる所とラストシーンで涙が溢れました。80年の映画ですが特殊メイクも真実味を感じれてしっかり感情移入して見れました。所々に入るイメージ場面や音響効果でリンチ監督らしさが出てました。
他は案外オーソドックスな作りですが実に無駄の無い演出だったと思いました。
見ていて苦しくなるような場面もあり最後も悲しいものもありますが何か幸福感も感じられるのが良かった。
実話が元になっているのですが実際は映画以上に苦難があったと思います。
小学校の担任の先生が後に結婚する事になった他学校の女先生と初デートで観に行った映画だったと言ってたのを思い出しました。






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「アンデッド/愛しき者の不在」

2025年01月20日 | 映画
「ぼくのエリ」や「ボーダー 二つの世界」と同じ原作者という事で興味を持っていた映画「アンデッド/愛しき者の不在」を鑑賞。
淡々とした展開で写真のように綺麗な映像と不穏な音楽と音響で何が起きようとしてるのか?起こるのか?と惹き付けられますが、なかなか全貌が見えてきません。謎の電波障害のようなノイズと停電等の異常現象が起きて死人が何故か生き返るという展開になります。子供を亡くしたばかりの母とその父。朝まで元気だったのに事故で母を亡くした家族。パートナーを亡くした老婦人。のエピソードが同時進行で描かれてゆきました。
亡くなった愛する人には戻って来て欲しいと願う気持ちはとても共感は出来るものがあり心にグッと来るものはありましたが言葉を発しないとか生きているけど廃人のようでゾンビのように腐ってきているとか何かとても悲しく苦しいものがありました。そんな静かに胸に来るものもあり地味に良かったんですが最終的には人を喰うというような凶暴性も見せたりで結局ゾンビ映画なのかぁ。というのが個人的にはちょっと残念でした。定番なゾンビと同じ展開は無くても充分良かったのに…ってね。だけど全体的には切なくも胸に来るものもある静かだけど良い映画でした。






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「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」

2025年01月18日 | 映画
レイトショーで映画「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」を鑑賞。もうすぐ2回目のアメリカ大統領となるドナルド・トランプの70〜80年代の姿を描いた内容で弁護士ロイ・コーンという師匠的な人物との関わりによって考え方や生き方みたいなものが確立されトランプという今に通じる人物像が出来上がってゆく様が知れました。役者陣も知らない人達でしたが皆役にハマっていて興味深く内容に惹き込まれて知らなかった事を色々と知れました。70年代はフィルム調に80年代はビデオ調の映像で表現されていて音楽等も上手く使って時代性を上手く出していた。
単純に物語としてもなかなか面白く見れる映画でした。




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「ロスト・ハイウェイ」

2025年01月17日 | 映画
今朝のSNSでデヴィッド・リンチ監督が亡くなられたと知り追悼としてブルーレイで映画「ロスト・ハイウェイ」を5.1ch大画面にて久々に鑑賞。毎回見る度に何か分かったような感覚と分からない感覚とか混じり合った感じになりますが何か見入ってしまう不思議なホラーっぽい魅力があって好きなリンチ監督の映画となってます。ロバート・ロッジア演じるディック・ロラントが煽り運転する男にキレる場面が恐ろしくも笑える好きな場面です。白い顔のビデオカメラを構えた謎の男の存在感も不気味で印象的。音楽もとても良くてラストの一連も大好きな場面です。
セックス場面で流れる音楽がとても良くてサントラ持ってたけど入ってたっけ?って後で調べたら入って無かった。だけど他でも聴いた事のあった曲で凄く良かった。
謎が絡み合う展開と映像と音楽が面白い映画です。
デヴィッド・リンチ監督のご冥福をお祈りします。斬新で変な映画と可笑しな映画と感動的な映画を見せてくれてありがとうございました。






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「ライド・オン」

2025年01月17日 | 映画
ジャッキー・チェン主演の映画「ライド・オン」を日本語吹替5.1ch大画面にて鑑賞。スタントマンの主人公と馬と娘との絆を描いたベタな展開ですが涙を誘う内容の娯楽作品でした。実際のジャッキー・チェンの映画の場面やNG集の映像がスタントマンとして活躍した過去として使用されていて当時のジャッキー映画に夢中になっていた頃を思い出したりで不思議な感覚で感情移入したりして見れました。SNSで娘と共に映像を見る映像は見た事が既にあって、この映画の場面だったのかぁ〜って分かった。アクションは合間合間にありますが馬との掛け合いや親子ドラマが少々テンポ悪いですが描かれていて馬の芝居も何処までがCGなのか分からない程、自然に見れた。アナログ時代のアクションへの拘りとCG時代の映画の作り方についても時代の違いやらも考えさせられる良い物語でした。
最近のジャッキー・チェン映画の中では一番良かったです。笑えて泣けるジャッキー映画!






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「フライトナイト/恐怖の夜」

2025年01月16日 | 映画
大好きな映画「フライトナイト」の2011年のリメイク版を中古ブルーレイで購入して5.1ch大画面にて初鑑賞。公開時は3Dで上映されてて3Dなら見てみようかなと思い劇場まで足を運んだのだが2Dでしかやってない状態になってて結局見なかったのでした。
オリジナル版が大好き過ぎるのでリメイク版は期待してなかったのですが思ってた以上に面白く見れました。結構内容もアレンジが加えられていて別物として新鮮に楽しめました。サラウンド効果を面白く使った音響効果やカメラワークも効いていてVFXもCGで色々とやってました。3Dでは飛び出したんだろうなぁという効果も結構ありました。
役者陣も最初はアレ?って感じたけれど段々と馴染むというかそれぞれの個性や味も出ていて良い感じでした。特に女優陣は美人揃いでしたね。
オリジナル版はキャラクターも役者もアナログな特撮も音楽も個人的にはもっと好きだけどね。
リメイク版には続編もあるようで気になりますが別キャストになってるようでどうかなぁーって気もしてます。オリジナル版の方の続編の方が昔VHSで見て以来見れて無いので見直したいのですがDVDとか出てないんですよね。女バンパイアは良かったのは覚えてます。






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「フィンチ」

2025年01月14日 | 映画
トム・ハンクス主演の映画「フィンチ」を5.1ch大画面にて鑑賞。太陽フレアの影響で地球が荒廃した世界となっていて生き残りのトム・ハンクスと犬とロボットだけで展開する物語でした。VFX満載で災害場面やらロボットやらCGだらけですがクオリティの高い見事な仕上がりでした。映像は良いけど時々テンポのせいか睡魔にも襲われる部分もありなかなか感情移入して入り込むまでは行かなかった印象。健気で尽くすロボットが段々と愛らしい存在となってゆき主人公よりロボットに感情移入して見れた気がします。ラストの方とかしんみりと温かい気持ちにもなれる優しい良さがありました。
だけど感動で涙という所までは行かなかったな。犬も良かった。
冒頭とラストのアメリカン・パイの曲が印象的でした。
スピルバーグのアンブリン社が制作に絡んでいるようですがスピルバーグの名前は無くロバート・ゼメキスの名前がクレジットにありました。




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「デビルズ・バックボーン」

2025年01月13日 | 映画
DVDでジャケットは昔から目にしていた「デビルズ・バックボーン」という映画がギレルモ・デル・トロ監督作品だと知り衝動買いして鑑賞。邪悪なホラー映画かと思ってましたが幽霊の存在も哀しみもあるものでファンタジー映画のような恐怖よりも人間ドラマで見せる内容でした。監督らしい拘り感じる美術や映像もしっかりとした作品で物語展開も捻りや工夫もありました。だけど全体的には大体は予想は出来るものでした。役者陣が良い芝居っぷりを見せてくれていて子役達の個性が光ってました。しっかり感情移入も出来ました。もう少しホラー要素が強いと思ってたので少し地味にも感じたけど物語の行方を飽きる事無く見れはしました。「テシス」にも出ていたイケメン俳優エデゥアルド・ノリエガが悪い男を憎らしく演じていました。
DVDにはメイキングとかVFXの過程とか興味深い特典も色々収録されていて全部続けて見ました。






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「ハラ」

2025年01月13日 | 映画
何となく気になった映画「ハラ」を見始めたらズルズルと引き込まれて最後まで見ちゃいました。厳しい宗教の掟に縛られるアメリカに住む若き女性の自由への想いを描いた家族と恋愛の物語。家族の父の権威というか考え方に逆らえない娘ですが母への不満というか考えやらすれ違いもあったり恋してる白人男性との交際だとか当事者にとっての複雑な悩みがとても伝わりました。主演女優の眼力というか表情が良くて大人しいけど色々と考え苦悩してる様が上手く出ていて次の行動を注視させられるものがありました。学校生活の様子も自然に見れましたが教授の家に泊まった事で悪くない教授が悪者にされちゃった展開に関しては酷いなと感じた。なのでスッキリとはしませんがラストに髪を出して新たな自由な生活の第一歩を歩み出す場面は希望も持てて少し清々しい気持ちにもなれました。
何となく読めはしてましたけどね。
生まれた境遇によって自由そうに見えて色々としがらみのある恋愛事情や家庭問題がゆっくりとした流れの中しっかり描かれた興味深い作品でした。




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「ザ・ウォード 監禁病棟」

2025年01月10日 | 映画
公開時に凄く期待して劇場で観たけどオチもあの映画と同じかぁ〜って感じで音楽もいつもなカーペンター節が聴けずで何か消化不良気味な印象が強かった映画「ザ・ウォード 監禁病棟」を久しぶりにブルーレイにて5.1ch大画面で鑑賞。やたらと急な大きな効果音で驚かすJホラーっぽい演出で幽霊の存在も今風ないかにもな邪悪な姿としてはっきりと見せ過ぎちゃってるのが何か監督らしい個性というものに欠けた感じがしました。物語展開の詳細は忘れてたけどオチは覚えていたので知った上で見るとなかなか上手い描き方してると感心したり納得出来る興味深いものも感じたりして案外、面白く見直せました。音楽もそこまで悪くも無く感じもしましたが、やっぱり全体的に監督らしい個性が欲しかったな。
役者陣のそれぞれの個性的なキャラクターや芝居が今作の見所だったと今回は感じれた。
特に目付きが恐ろしい脇役の病院婦長役の存在感が素晴らしかった。
今作を最後に日本では監督作品は公開されていませんが音楽ライブ活動も良いけど映画監督作品の新作も見せて欲しいです。監督らしい作品を音楽も兼ねてね!






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「ザ・フォッグ」

2025年01月10日 | 映画
ジョン・カーペンター監督の「ザ・フォッグ」をDVDで5.1ch大画面にて鑑賞。
とにかく反復する旋律がゾクゾクする大好きな音楽と霧の動きが素敵な映画です。初めて見た時よりも見直す度に好き度が増している気がします。特に後半が大好きです。
美しいロングショットの風景なんかも魅力的です。物語自体はシンプルで昔ながらな怪奇幽霊ものですが全体的に見えそうで見えない想像力を刺激する演出が素晴らしいです。
街全体が呪われてるような理不尽な何とも言えない不安と恐怖の雰囲気がたまりません。
役者陣もそれぞれ存在感があり特別誰が主人公という感じではなく全体的に何度も見てるとキャラクターが好きになるようなものがありました。やっぱり音楽が一番好きな要因だとも思います。






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