Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

骨董市と古美術品交換会

2022年09月18日 18時48分02秒 | 骨董市など

 今日は、私にとって、月に一度の、定例の骨董市と古美術品交換会の日でした。

 大型台風が接近してきていますが、この辺は、まだ、その影響を受けておらず、今朝、出かける頃は曇り空で、時折、晴れ間も見られるような状況でした。

 それで、安心して、先ずは、骨董市会場へと向かいました。

 しかし、業者さんも、台風を警戒してか、出店されている方が、何時もよりは少ない感じでした。

 そんな中ですから、それほど期待をせずに会場内を巡ります、、、。

 そうしましたら、「あれっ!」というものを発見です。

 古伊万里の名品を見つけたわけではないのですが、何だか分からないものを発見したのです(~_~;)

 多分、伊万里焼と思われますが、染付で花文が描かれた丸い物(中が中空になっています)です。浮玉でしょうか、、、?

 何なのだろうな~と眺めていましたら、店主が、「他にもあるんですよ。あそにはもっと大きな物もありますよ。私も何なのか分からないのですが、結構人気があって、少しずつ売れていって、全部で、残りがこの5個だけになってしまったんです」と言って、店の中のあちこちから5個集めてくれて見せてくれたのです。

 私が、「幾らするんですか?」と値段を聞きましたら、店主は、「大きいのが〇〇円、中くらいのが△△円、小さいのが××円ですが、全部買ってくれるなら勉強しますよ」との返答です。

 私としても、何なのか、訳も分からないものを買ってもしょうがないな~とは思ったのですが、物が「玉」だけに、たまには、訳の分からないものを買うのも一興と思い、ついつい買ってしまいました(ダジャレ)(~_~;)。

 家に帰って、水に入れてみましたら、浮きますので、一応、「浮玉」ということにしようと思います。

 ということで、「伊万里 染付 花文 浮玉(5個) 」(幕末~明治)を買い入れました。

 

 その後、古美術品交換会会場へと向かいましたが、相変わらず、「これは!」という古伊万里の登場はなく、何も競り落とすことはなく終りました。

 古美術品交換会は午前中で終わりましたが、終りの頃は、大型台風の影響が出てきたようで、時折、激しい雨が降ってきましたので、慎重に運転しながらも、急いで帰ってきました。

 

 なお、今日買ってきました「伊万里 染付 花文 浮玉(5個) 」(幕末~明治)につきましては、汚れがあります。漂白剤の中に入れて漂白して綺麗にした後に紹介したいと思いますので、2~3日お待ちください。 


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Dr.kさんへ (遅生)
2022-09-18 18:55:16
伊万里の浮玉ですか。
それは珍品ですね。
でも、どうやって中空の玉を焼いたのでしょう、空気抜きの穴無しで。
それと、用途も謎です。

何でも屋としては、興味をそそられる品です(^.^)
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遅生さんへ (Dr.K)
2022-09-18 19:08:25
水の中でも浮きますから、多分、浮玉だろうと思います。
焼物の場合は、空気抜きの穴がないと、焼成中に破裂してしまいますよね。
まだ、良く見ていないのですが、空気抜きの穴があるようなんです。焼成後、その穴に何かを詰めて塞いでいるのではないかと思っています。

用途は謎ですね(~_~;)
私が商談中、通りかかった女性が、「浮玉」でしょうか? と言いましたので、私も、店主も、それに引きずられた感じです。
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Dr.Kさまへ (くりまんじゅう)
2022-09-18 22:38:25
陶器の浮き玉 と言えるのか分かりませんが
楽天にも出ています。私の家に小さくても池があれば
浮かべたいかわいさです。
Kさまが買われた玉の ご披露を待っております。
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くりまんじゅうさんへ (Dr.K)
2022-09-19 09:29:23
調べてくれてありがとうございます。
私も、ネットで調べたのですが、陶磁器製の浮玉は、楽天などで沢山売られているんですね。しかも、安く!
ただ、それらは、皆、最近作られた現代ものですね。

陶磁器製の浮玉は、骨董関係の本などには出てこないんですよね(~_~;)
それで、これを見たとき、「古伊万里にも、このような物があるのかな~」と興味を抱いて買ってしまったのですが、汚れていたために、古く見誤ったのかもしれません(><)
現代ものならば安いですものね。間違って古伊万里と思ってしまったため、高く買いすぎたのかな~と、不安と反省の念に取り憑かれております(><)
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Unknown (pada)
2022-09-19 09:57:04
古伊万里の浮き球~初めて知りましたが、あっても不思議ではないですね。作り方を調べたら円球を紙で作って粘土をかけます。半渇きになった頃に半分に割って、紙を取り出し合わせてドベで引っ付けて完成とか、絶対忘れてならないのは小さな穴を空ける事らしいです(笑)
早々~李朝水滴も同じ理屈で穴を空けた時に粘土が中に落ちるとか、振ったら音がするみたいで、浮き球も音がするかもしれませんね。
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Unknown (ころすけ)
2022-09-19 11:17:21
浮き玉ですか?大中小とサイズがあるのですね。ちょっと想像がつきませんのでキレイになった姿を楽しみに待ちたいと思います。
台風の接近でこちらの骨董市(彼岸会)は微妙な感じです。まぁ、例年出店が少ないので問題無いですが。
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padaさんへ (Dr.K)
2022-09-19 13:55:21
浮玉の作り方を教えていただきありがとうございます(^-^*)
中空の焼物の場合は、必ず空気孔を開けなければ駄目ですよね。そうでないと、焼成中に中の空気が膨張し、破裂してしまいますものね。柿右衛門人形なども、中空になっていますので、どこかに空気孔があるようですね。我が家の、柿右衛門男子立像も、袖の下の見えずらい所に空気孔があります。

なるほど、そのような場合は、孔を開ける時に粘土が中に落ちることもあり、振ったら音がする場合があるわけですね。そうすると、浮球も音がするかもしれませんね。試してみます。

古伊万里の浮玉は、これまで、見たことも聞いたこともないのですが、あっても不思議ではないとお考えですか(^-^*)
心強いご見解をありがとうございます(^_^)
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ころすけさんへ (Dr.K)
2022-09-19 14:06:40
ネットで調べてみましたら、陶磁器製の浮玉というものはあるんですね。
ただ、ネットに登場するものは、現代作のものですが、、、。
古い陶磁器製の浮玉というものがあるのかどうかは分かりません。

大型台風が接近していますものね。こちらでも、時折、強い雨風となります。
こちらは、昨日でも、台風接近を警戒して、出店業者さんは少なく、しかも、出店した業者さんも雨に備えた体制をとっていました。
多分、そちらの骨董市も、業者さんは、ほとんど出店しないのではないかと思われますね。
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