今回は、「染付 (桜花文)梅花文 6寸皿(一対)」の紹介です。
表面
裏面
代表の1枚の表面
代表の1枚の側面
代表の1枚の裏面
高台内の銘:大化年製
これは、骨董市で買ったものです。
最初、これを見たとき、「あれっ、これは何だろう・・・」と思いました。
「これは、このままで完成品なのだろうか? それとも、これは半製品の色絵素地であって、これに色絵を付加したのだろうか?」と思ったからです。
物そのものとしては特に優れた物とは言えませんが、「?」に興味をそそられ、ついつい、買ってしまったものです(~_~;)
今回、ブログで紹介するにあたり、再度、見て考えましたが、「?」についての回答は得られませんでした(><)
これは、染付のままでも完成品として売られたのかな~、また、これに色絵を付加して付加価値を付けて色絵製品として売られたこともあったのかな~、と考えたのが、今の私の結論です(~_~;)
私、個人としては、珍しいものではないかと思い、紹介する次第です。
生 産 地 : 肥前・有田
製作年代: 江戸時代後期
サ イ ズ : 口径;18.0cm 底径;9.2cm 高さ;3.9cm
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追 記(令和3年11月14日)
この6寸皿を紹介するために写真を撮り、それをそのままその辺に置いておきましたら、妻がそれに目を留めたようです。そして、
「あらっ、これ素敵じゃない! 梅が描かれているのですか? 私はこのようなものは好きですね。でも、2枚しかないのですか?」
とのたまわりました(~_~;)
アブナイ、危ない! 普段使いの食器用に召し上げられるところでした(~_~;) 幸い、2枚しかなかったので、難を逃れたようです(^_^) どうも、この手は、食器用にむいているようですね。
ところで、妻の発した、これには「梅が描かれているのですか?」の一言が気になりました。
私も、ず~と、これは、「桜花文」なのかな~、それとも「梅花文」なのかな~と迷っていました。
でも、今回、この6寸皿を紹介するに当り、「梅」よりは「桜」のほうが華やかに感じられるから「桜」にしようと考え、「桜花文」として紹介したものです(~_~;)
でも、普通、「桜」の場合は、花びらの先端に切れ込みがあるんですよね。これにはそれがありませんので、ここは素直に「梅」とすべきなのだろうと考えを改めたところです。
それで、この6寸皿の名称を、「桜花文」から「梅花文」に訂正したいと思います。
やはり、遅生さんも、どちらでもいけそうに思いますか(^_^)
ただ、幸いなことに、値段としては半製品の値段で売られていましたので安かったです(^-^*)
どちらでもいけそうです。
盃の大きさなら染付でしょうが、これだけ大きくなると上絵を描きたくなりますね(^.^)
「大化年製」にも敢闘賞(^.^)
スッキリし過ぎていて、ちょっともの足りなく感じてしまい、これに更に色絵を付加したのかなと考えてしまいますが、考え過ぎなのかもしれませんね(^_^;
つや姫さんが好きになるくらいですから、これはこれで完成品なのでしょう(^_^)
今度、このような絵柄の湯飲みあったら買ってこようと思います(^_^)
綺麗ですね。
大胆な絵柄 私は好きです。
このような絵柄の湯飲みも良いですよね。