Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

三国志

2019年09月10日 21時07分59秒 | 小旅行・美術館訪問

 今日は、東京国立博物館で開催されている「三国志」を観てきました。

 現在、「三国志」に関連する歴史小説を読んでいますので、それに興味を抱き、観に行ってきたわけです。

 今日は、電車で行きました。

 午前10時開館ですので、博物館には10時少し過ぎた頃に着くように自宅を出ました。

 

 博物館本館前

 

  本館前を左に曲がり、「三国志」展が開かれている「平成館」へと向かいます。

本館の左端から「平成館」へ向かう道路

 

 

 「平成館」入口付近の看板

 

  今日は、案の定、夏休みも過ぎていますので、待つこともなく、直ぐ、入館出来ました(^O^)

 それに、今日は、珍しく、スクリーンに映されている映像以外は、フラッシュなしなら撮影OKとのこと!

 それで、何枚か写真に撮ってきましたので、その内の数枚を紹介します。

 

魏の皇帝曹操の像

 

 

 

蜀の皇帝 劉備の像

 

 

 呉の皇帝孫権の像

 

 

 

私の大好きな蜀の軍師・宰相 の諸葛孔明(亮)の像

 

 

 当時の武器の弩(ど)

 

 

 私見で恐縮ですが、美術展ではないですから、美術的な考古資料も若干は展示されていますが、古文書や絵画、展示パネルが多く、読むだけで時間がかかります。

 それを、じっくりと読んでいては、とても数時間では足りませんし、疲れます(-_-;)

 それで、このようなものは、雰囲気を味わえば十分で、後で、じっくり本で読めばいいのではないかと考え、良く見もしないで終わりにしました(-_-;)

 最近、体力も落ち、長時間観ていると疲れるんですが、「三国志」展を早めに切り上げたために時間に余裕がありましたので、せっかくですので、老体に鞭打ち、本館に立ち寄り、そこで開催されていた「奈良大和四寺のみほとけ」展をちょっとだけ観てきました。

 

 

  また、久し振りに本館に立ち寄りましたので、これまた、ついでに、本館の常設展も少し観てきました。

 久しぶりに、常設展の「伊万里」も、ちょっと覗いてきたんですが、あれっと思うことがありました。

 それは、「伊万里」は10点程度しか陳列されてはいませんでしたが、「伊万里」は、ほとんど、「伊万里」としか表示されていないんですね。

 そこには、「初期伊万里」の文言もなく、「古九谷様式」の文言もなく、「藍九谷」や「藍柿右衛門」などとの文言は一切ありません。

 ただ、1例だけ、イギリスの王女メアリー二世がオランダ滞在中の1676年から1688年に集めた柿右衛門様式の、いわゆるハンプトン・コート様式に属する物だけに、「伊万里(柿右衛門方式)」と表示されているだけでした。

 最近、私は、古伊万里の勉強をさっぱりしなくなりました(><)

 久し振りに、ちょっとふり返ってみますと、古伊万里の世界も、随分と変わってきているんだな~と感じたものでした。

 そんなことをしていて、ちょっと昼食の時間が遅くなってしまったわけですが、私は、電車で上野まで行った時は、だいたい、上野駅の2階にあるレストラン街で「寿司」を食べてくるんです。

 特に、そこの大きなアナゴの寿司が気に入っていて、それが入った寿司を注文します。

 そこで、ちょっと遅い昼食を、ゆっくりと済ませ、帰宅してきました。

 真ん中に大きなアナゴの寿司が入ってます(^-^;


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
nazonazo3さんへ (Dr.K)
2019-09-23 19:35:30
今、「三国志」に関係した歴史小説を読んでいますので(随分とのんびりと時間をかけて読んでいますが、、、)、興味を持ったので行ってきました。
このような企画は、なかなか難しいでしょうね。
お客様も利口で、面白くないことを知っているんでしょうね。あまり入場者もいませんでした。
でも、歴史の勉強にはなりそうです。

上野の寿司、美味しそうでしょう。
上野に入ったら、是非行ってみてくざさい。
特に、アナゴがお薦めです(^-^;
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Unknown (nazonazo3)
2019-09-23 18:39:29
三国志展、気になっていました。
展示って、文字より出展品の量と質を問いたいものです。それと図録は、博物館の権威より写真イッパイでお願いしたいものです。

最後の寿司、美味しそうですね。最近、東京へはとんと疎遠になりましたが、上野に行く機会がありましたら、行ってみたいと思いました。
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ふぅさんへ (Dr.K)
2019-09-14 14:50:40
そうですね。この三国志展は、次は九博に行くんですよね。
多分、歴女のふぅさんは行くんだろうな~と思っていました(^-^;

写真にある人形は、NHKで使われていたものだろうと思います。他にも沢山展示してありました。流石、国立博物館ですよね。

「奈良大和四寺の みほとけ」展は、常設展ではないようです。
常設会場の本館の一部を使って行われていました。
この「三国志」展のように規模の大きな展示ではなかったですが、けっこう、見所があり、予想外で、得した気分でした(^-^;

東京といえば、東京湾のアナゴが有名ですよね。
これが本当に東京湾で獲れたアナゴかどうかはわかりませんが、何時も、東京湾で獲れたアナゴだと思って食べてきています(^-^;
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Unknown (ふぅ)
2019-09-14 13:31:21
私も、この三国志展は見に行く予定です。
これ、このあとキュウハクであるんですよね~。
私も三国志は読んでいて、お写真にあるのは人形劇のものですね。川本喜八郎さんの作だったでしょうか?忘れました^^;
確かにきちんと見るのは疲れますよね~。でも、さすが東京、常設展もいいのがありますね(*^_^*)
東京といえばアナゴ…ああ、美味しそう( ̄▽ ̄)
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OJ倶楽部さんへ (Dr.K)
2019-09-12 18:18:26
三国志は、あまり、女性には興味がないかもしれませんね。
男にとっては、痛快な話ですし、いろんな戦術の原点みたいなことが書いてありますし、面白いので、読者が多いようです。

博物館や美術館は、観ているだけでも体力を消耗しますし、興奮しますので、内面的にも疲れますよね。

ここのアナゴは、大きいですし、柔らかく、脂も乗っていて、お美味しいんです(^-^;
アメリカでは食べられないでしょうね。
目の保養になりましたか(笑)。
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三国志 (OJ倶楽部)
2019-09-12 12:37:10
不勉強ながら三国志を読んだことがありません。男性に読者が多いような気がします。おすすめですか。(でしょうね。)博物館や美術館を見るだけでもけっこう疲れますよね。お寿司が美味しそうです。あなごが大きいです。目の保養になりました。(笑)
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チョイ悪ジーさんへ (Dr.K)
2019-09-12 10:48:10
三国志、盛り上がってきているんですか(^-^;
この東博の「三国志」展の影響でしょうか。

私は、以前から、諸葛亮が好きでした。そして、日本人では竹中半兵衛です。
何故か、軍師が好きなんです(^-^;
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盛り上がってきてるみたい・・・ (チョイ悪ジー)
2019-09-12 10:38:11
三国志盛り上がってきてるみたいですね!
三国志人物で好きの1位はDr.Kさんと同じ諸葛亮との事。
因みに義弟も諸葛亮との事・・理由弟の名前亮です><;
友人で歴史好きで信長・秀吉・家康熱く話してましたが今度は三国志ブームどんな話がきれるかな⁉
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不あがりさん (Dr.K)
2019-09-11 20:04:33
私も、三国志については、昔、昔のその昔の物語になりそうな昔に、一度、1冊ぐらいの本でコンパクトに読んだ程度です(^^;
でも、その時の印象で、何故か、諸葛孔明が好きになりました(^-^;

伊万里についての表記ですが、多分、このような表記は、今のところ、美術館の中でも東博くらいかなと思っています。
しかし、伊万里は世界の伊万里ですものね!
狭い世間の因習などに囚われず、思い切って、大きく羽ばたくべきです(大きくでました)(笑)。
伊万里が好きなものですから、ついつい、そんな学問的な態度に拍手喝さいを送ってしまうんです(^^;

ここの寿司屋は、なかなか良いですね(^^;
特にアナゴが良いです(笑)。
多分、ここのアナゴは焼いてなく、蒸しているんではないかと思います。少し炙っているんでしょうけれど、、、。
柔らかく、脂がのっていて美味しいんです。
是非、アナゴも好きになってください(笑)。
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三国志読んでおりません(笑)。 (不あがり)
2019-09-11 14:49:23
Dr.K様へ
三国志読んでおりません(笑)。凄く恥ずかしいです。ただ、この人形は知っております(笑)。
所で伊万里ですが。博物館ではそんな感じとなっておりますか。私等は、伊万里本窯、波佐見、志田と分けておりますが。話の他になりそうですね(笑)。でも見ていると全く別物なんですが(笑)。
所で赤身のマグロを食べたいです。大昔、私の知り合いに親父と共に寿司屋に招待された事があります。アナゴを焼いているのです。それは良いから寿司握ってと心の中で呟いたものです(笑)。アナゴ実は苦手なんです。有難うございます。
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ころすけさんへ (Dr.K)
2019-09-11 14:01:11
昔、NHKで「三国志演義?」が放映されていましたよね。
「三国志」よりは「三国志演義」の方が脚色が多いらしいですが、それにしても、昔のことがよく記録に残っていますよね。文字があるということは凄いことですよね。
我が国では、同じ頃の時代の卑弥呼のことなどさっぱり分かりませんものね。文字の有無の差ですね。

ごく一部の柿右衛門を除いて、「伊万里」とのみ表示しているのは、まだ、東博のみかと思います。
私は、「肥前磁器」=「伊万里」としていますが、いまだ、様式区分をしています。
いつまでも「古美術」の業界用語に囚われていないで、学問的な用語を使ってゆく必要があるな~と思っております。
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遅生さんへ (Dr.K)
2019-09-11 13:40:25
どうも、やはり、気力はあっても、足が疲れます(-_-;)
ついつい、その辺に置いてある椅子に座っての休憩が多くなります(-_-;)

伊万里の表記は、随分と変わりましたね。
勿論、製作年代は書いてあります。
例えば、「伊万里(〇〇世紀)」というような表記ですね。
「古九谷様式」というような表記は、もう、無くなりましたね。従来「古九谷」とされていたものは、今では、「伊万里」に移籍しているわけですから、いまさら「古九谷様式」などと表記しては、紛らわしいからでしょうか、、、。
また、「柿右衛門様式」のものも、色絵のものは海外輸出用とされてきていましたが、染付の「藍柿右衛門」は必ずしも輸出用のものではないんじゃないだろうか、そういうことであるならは、染付の「藍柿右衛門」は、「柿右衛門様式」とは表示できないのではないだろうかということから、「柿右衛門様式」と表示する物は極めて限定的にしようということになったのかもしれませんね。
学問的には、そのほうがすっきりするかもしれませんものね。
それに、現実問題としては、「〇〇様式」とか「××様式」と区分しても、実際には、そのどちらに区分すべきか迷うようなものもありますものね。

大きなアナゴの寿司は、握れませんよね。
確かに、握ってなくて、シャリの上にアナゴを置いたにすぎませんから、置き寿司ですね(^^; ナイス命名です(^-^;
東博に行く際には、是非、置き寿司を食べてから入場してください(^O^)
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Unknown (ころすけ)
2019-09-11 13:39:28
昔、NHKで放送されていた三国志演義?の人形たち、懐かしいですねぇ。実際の史実と後年の物語とでは違いがあったのではないでしょうか?

博物館では柿右衛門を除いて「伊万里」とのみ表示されているのですね。まぁ、初期伊万里とか古九谷等というのはあくまでも「古美術」の業界でのみ使われているので、研究者の面からすれば伊万里のでも仕方ありませんねって、本場の佐賀では「肥前磁器」と呼ばれていますし・・・。
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東博 (遅生)
2019-09-10 21:33:57
うらやましい限りです、東博行脚。
足が疲れる・・・・・贅沢を言わないで、行きたくても行けない人間の分も見てきてください(^~^;)
伊万里の表記、何か拍子抜けですが、年代は書いてあるんでしょうね。
それにしても大きなアナゴですね。とても握れませんね。シャリの上にアナゴがおいてあるので、置き寿司と命名しましょう。もし、上京するような事があれば(多分ないでしょうが)、東博に入場する前に、置き寿司を食べに行きます(^|^;)
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