今日はあさから、社員一同総出で市内半田町にある作業場の大掃除を行いました。
今は資材や残材、建設廃材の置き場になっていますが、ここは北澤工務店発祥の地です。
大きな建物が3棟も建っています。本拠地がニュータウンに移り、社員の大工さんも定年などで退職されると、この場所に常勤する人がいなくなり、ホコリも積もり始め、次第に荒れ始めてしまいました。
そこで、『みんなで掃除をしよう!』 となったわけです。
はじまってみると・・・・大変でした。
みな、ホコリまみれ。
現場から引き上げてきたものは、使えそうで使えないものばかり。でも捨てるには余りにもったいない。資材置き場ではなく、ごみ置き場じゃないかー!!
そして、整理をしていると、過去の記憶がよみがえってきました。
・・・・・・・
私はすぐそばにある長戸小学校の出身です。学校が終わるとこの作業場に帰ってきます。
いつも大勢の職人さんたちがいました。
大きな丸太や、人がまたげないほどの角材がごろごろしていました。墨さしで『パチン』と糸をはたくとまっすぐな線が引かれます。のこぎりを引く音や、ノミをたたく音。電機カンナから削りだされるかんなくず。ベニヤに書かれた意味不明の線と文字・・・・・・。小学生の私には興味の尽きない情景が脳裏に焼きついています。
お茶をする場所ではお茶菓子がいつも置いてあり、それをつまむのが楽しみでした。職人さんたちと一緒にお茶をして、腕相撲をやったり、工作をやったり、そのテーブルの下には女性の裸の写真が写っている週刊誌が置いてあったりして・・・・、とにかくわくわくドキドキの作業場でした。
あれから30年が経ちました。
当時を思い返しながら、管理されずにホコリまみれになっている作業場を見渡すと、言葉に表せない感情が湧きあがってきます。
過去に戻ることはできませんが、この歴史の上に今の北澤工務店があることだけは、社員の皆さんにも絶対に忘れないで欲しいと思いますし、そういう意味では、ホコリまみれになって汗をかいて、大変だったけれども今日の一日はとても価値のある一日だったと思います。
忘れてはいけないもの、ありますね。
ではまた。
おさむ
今は資材や残材、建設廃材の置き場になっていますが、ここは北澤工務店発祥の地です。
大きな建物が3棟も建っています。本拠地がニュータウンに移り、社員の大工さんも定年などで退職されると、この場所に常勤する人がいなくなり、ホコリも積もり始め、次第に荒れ始めてしまいました。
そこで、『みんなで掃除をしよう!』 となったわけです。
はじまってみると・・・・大変でした。
みな、ホコリまみれ。
現場から引き上げてきたものは、使えそうで使えないものばかり。でも捨てるには余りにもったいない。資材置き場ではなく、ごみ置き場じゃないかー!!
そして、整理をしていると、過去の記憶がよみがえってきました。
・・・・・・・
私はすぐそばにある長戸小学校の出身です。学校が終わるとこの作業場に帰ってきます。
いつも大勢の職人さんたちがいました。
大きな丸太や、人がまたげないほどの角材がごろごろしていました。墨さしで『パチン』と糸をはたくとまっすぐな線が引かれます。のこぎりを引く音や、ノミをたたく音。電機カンナから削りだされるかんなくず。ベニヤに書かれた意味不明の線と文字・・・・・・。小学生の私には興味の尽きない情景が脳裏に焼きついています。
お茶をする場所ではお茶菓子がいつも置いてあり、それをつまむのが楽しみでした。職人さんたちと一緒にお茶をして、腕相撲をやったり、工作をやったり、そのテーブルの下には女性の裸の写真が写っている週刊誌が置いてあったりして・・・・、とにかくわくわくドキドキの作業場でした。
あれから30年が経ちました。
当時を思い返しながら、管理されずにホコリまみれになっている作業場を見渡すと、言葉に表せない感情が湧きあがってきます。
過去に戻ることはできませんが、この歴史の上に今の北澤工務店があることだけは、社員の皆さんにも絶対に忘れないで欲しいと思いますし、そういう意味では、ホコリまみれになって汗をかいて、大変だったけれども今日の一日はとても価値のある一日だったと思います。
忘れてはいけないもの、ありますね。
ではまた。
おさむ