つくばの現場より ⑩

実に、天気予報が当たらない今日です。梅雨らしくていいですね。

つくばの現場では、外部の工事が始まりました。そとん壁です。

そとん壁については、HP等で多々紹介させていただいておりますので割愛しますが、今一番お気に入りの外壁材です。その理由は

①　自然素材１００％の建材であること

②　劣化が少なく、２５年間メンテナンスフリーであること

③　左官仕上げのため、壁の表情が実に豊かであること

④　コストパフォーマンスが高いこと

等などです。でも、左官材の宿命ともいえる　『耐クラック性』　については、完璧ではありません。施主様の理解が必要です。でも、それはどんな外壁材でもいえることで、そとん壁に限ったことではありませんが・・・・。

私の習性でもあるのですが、『始まってからいろいろやりたくなる』　んです。

つくばの現場もそうです。床材は仕様決めの際、ウレタン塗装のされた無垢の桜フローリング材を選んでいただいたのですが、材木屋さんで自然塗装のされた桜無垢フローリングを見てしまったんです。

お手入れのことを考えたら前者がいいのですが、独特の風合いというか素材感は自然塗装のフローリングのほうに分があります。

すでに決まっているのだから、あえて波を立てなくてもいいところですが、やっぱりだめなんですね。ぜひお勧めしたくなってしまう。

結局、『金額は同額ですから、これ、使わせてください』　ということになってしまいました。

でも、やっぱり現場はお客様・職人そして私たちの　『ステージ』　ですから、どんどん創意工夫して、いい家、つくっていきたいですよね。

わくわくする現場です。ご案内をご希望の方は、ぜひご連絡ください。

ではまた。

おさむ