浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

福徳神社造営

2014-09-15 00:00:00 | 木の話題
もうすぐ、福徳神社が完成します。
場所は日本橋室町のコレド室町の隣です。
創建は平安時代。
かつては広大な敷地にご鎮座されていたようなのですが、魚河岸の町・商人の町と変遷する中で規模が縮小され、近年は駐車場ビルの屋上にあったそうです。
この度、コレド室町など近隣が再開発されるにあたり、地元の方々や三井不動産が話し合い、再建が決まったとのこと。

写真はコレド室町2の4階から、無礼ながら見下ろした写真です。
白木が神々しい!
完成時には鎮守の森もできるそうですから、オフィス街に憩いのスペースが出来上がることでしょう。

楽しみです。
そして、早くどんな木が使われているのか、近くで見たい!

ところで、コレド室町には映画「ドラえもん」を見に行ったのです。
キレイな映画館です。
昔の映画館とはすごく違う。
浅草の映画館は館内で煙草を吸っている人もいたし、しゃべっている人もいたし、外の音もかすかに聞こえました。
それでもあの雰囲気、好きでした。
みんな余裕があったように感じます。

浅草の映画館にはよく「男はつらいよ」を見に行ったものです。
「男はつらいよ」の舞台になった土地土地も、味があって好きです。
今でもちょっと離島に行くと、路地裏で寅さんに出会えそうなところがあってうれしくなります。

さて、映画「ドラえもん」では未来都市が3D映像で描かれています。
とってもキレイですし、便利ですし、そんな世界はいつか実現するのでしょうが、ワタシはやっぱり木の塀があるような細い路地裏のある町が好きです。

うちの「木のヘイ」が広まっていけばいいな・・・。
コメント
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