先日、とある大手自動車メーカーからご相談を受けました。
新しい車を作る際に、最終的に実寸大のモデルを作るとのこと。
それで、そのモデルは粘土で作るとのこと。
で、その粘土を微妙に削る道具として、合板が必要なのだそうです。
通常はステンレス素材のものが使われているようですが、微妙な「しなり具合」と、好きな形にカットできる「加工性の良さ」という点で、合板を使いたいと言ってくださっています。
うれしいですね。
合板の特性を活かした特殊な分野で必要とされるってことは、材木屋として最高にうれしいです。
合板の厚みは1ミリ。
既存のシナ合板共芯の1ミリでは柔らかすぎるとのことなので、カバ合板共芯の1ミリをご用意しました。
今後、うちの合板でモデルを作った車が、最終的に販売されるかと思うとなんだか誇らしい気持ちになります。