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ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/02/09 「ウォーリー」

2014-02-09 00:00:00 | 日記
「ウォーリー」

ウォーリー ロボット
イブ ロボット
オート 監視用ロボット
マックリー 艦長

起:ロボットのウォーリーは、誰もいない地球でガラクタを集めていた。
承:知り合ったロボットのイブを追い、宇宙船に乗り込む。
転:ウォーリーは危険な存在と判断され、追い回される。
結:地球に植物があるとわかり、宇宙船は地球への帰還を決める。

 荒廃した都市。ロボットのウォーリーはゴミを集めていた。
ビルよりも高く積み上げ、面白そうなものを集める。
ビデオを見るのが好きで。ゴキブリが仲間だ。
 ある時、宇宙船が飛来。
現れたイブと言うロボットは、何かを探査する。
イブは、受けた命令は極秘だと言うが、
嵐が来たのでウォーリーは自分の小屋へ案内する。
そこにあるコレクションを披露。
恋人気分を味わうが、植物は奪われてしまう。
 ある日。新たな宇宙船が飛来し、イブを連れ去ってしまう。
ウォーリーは宇宙船にしがみつき、一緒に宇宙へ。
宇宙船は大きな艦に合流する。そこにはロボットの他に大量の人々もいた。
だが、人々は座ったままで、自分では動けないのだ。
 艦長のマックリーは、いろいろな検査をする事が仕事だ。
艦は地球を出てから700年目になるが、目的を達成したと言う報告を受ける。
光合成を行うものを見付けたのだ。
それは地球が、人間が住むにふさわしい環境に戻った事を意味する。
 見付かったウォーリーは調査されるが、イブが助け出す。
イブは、地球へ戻るカプセルで逃がそうとするが、ウォーリーは留まると言う。
 イブは艦長に植物を見せ、誰かが世話しなければならないと告げる。
オートパイロットは、汚染レベルが高すぎて地球へは戻れないと告げる。
それは700年前のメッセージで、
状況は変わっていたが、オートはウォーリーとイブを廃棄すると言う。
ウォーリーらはエアロックから廃棄されそうになるが、艦長に助けられる。
 ウォーリーはオートに潰され、壊されてしまう。
だが、艦長がオートを停止させる。
植物が地球のものと判断され、宇宙船は帰還する事にだ。
イブに修理されたウォーリーは、彼女の記憶を取り戻すのだった。

 と言うわけで、ピクサーによるアニメ作品。
主役のウォーリーは、無人の地球で延々とゴミを集めているロボット。
ちょっと愛嬌があって、ショートサーキットのジョニー5を思わせる。
そこに感情が感じられるが故に、彼の孤独感は半端ない。
ある時、地球の状況を見に来たロボットのイブと出会い、恋の様な感情を覚える。
とは言え、ロボットたちはあまり話さないので、前半はサイレント映画の様相。
後半になって、舞台は地球を離れた人類の乗る宇宙船へ。
700年間全自動のイスの上で生活していた人々は、
自分の力で立つ事も出来なくなっていた。。。
アニメって、基本的に子供をターゲットにしてるはずなので、
この世紀末ものっぽい設定は異色。
それでいて、妙にシニカルな事にはならず、
未来に希望が持てるラストになっているのは好感が持てる。
コメント
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