ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/02/22 「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」

2014-02-22 00:00:00 | 日記
「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀」

マーチン・クルーガー 技師
友人 乗員
ジェニファー・ヴァンザント マーチンを助けた女性
フリッツ・リッテンベルグ ジェニファーの許嫁
ヴァンザント氏 ジェニファーの父。石油会社のトップ
ヴァンザント夫人 ジェニファーの母
エッケナー ツェッペリン社会長

 技師のマーチンはグライダーで墜落するが、ジェニファーと言う女性に助けられる。
彼女は米石油会社社長ヴァンサント氏の令嬢で、フリッツと言う許嫁がいた。
妻子が飛行船ヒンデンブルグで帰国すると知ったヴァンサントは、下船するよう連絡。
マーチンが知らせようとするが、フリッツに襲われる。
格闘の末倒すが、フリッツは飛行船に爆弾があると言い残して死ぬ。
危険を知らせようと、マーチンは離陸する飛行船に乗り込むが、
ゲシュタポに捕まり、機密文書を盗んだ殺人犯として尋問を受ける。
ジェニファーは、フリッツの部屋でダイナマイトを発見。
爆弾の話が事実とわかり、解放される。
水素による飛行船を爆破し、ヘリウムの輸出を解禁させ、
戦争を起こそうとする一味の陰謀らしい。
ヴァンサント夫人は否定するが、嵐で到着が遅れていると知ると動揺。
このままでは、着陸の15分前に爆発してしまうのだ。
マーチンらは船内を捜索。着陸寸前に爆弾を発見し、解除に成功する。
だが、嵐で飛行船は帯電しており、結局爆発を起こしてしまう。
人々は逃げ惑い、マーチンとジェニファーは助かるが、夫人は爆発で死ぬ。
ヴァンサント氏やツェッペリン社のエッケナー会長は、軍に脅され真相を明かせない。
マーチンは機密文書と交換に、一味に捕らわれたジェニファーの解放を要求。
ヴァンサント氏は一味の男を射殺し、自らも自殺する。
爆発事故では、乗員13人、乗客22人が死亡した。

 と言うわけで、爆発事故を起こしたヒンデンブルグ号をめぐるドラマ。
主人公は技師で、ヒロインは米企業トップの令嬢。
令嬢には許嫁がいるのだが、主人公と恋に落ちると来たら、
飛行船版タイタニックと言う趣。
ヒンデンブルグ爆発については諸説あるようだが、
本作では独国の軍部と米企業が結託した陰謀と言う事らしい。
主人公もヒロインも、たまたま乗り合わせたとかではなく、
都合良く陰謀に巻き込まれるあたり、安直なドラマと言う印象を否めない。
爆発の描写は、ジョージ・C・スコット版より派手。
コメント
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