ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/10/20 「最高の人生の見つけ方」

2014-10-20 00:00:00 | 日記
最高の人生の見つけ方(2007年米)

エドワード・コール 病院長(ジャック・ニコルソン)
カーター 自動車工(モーガン・フリーマン)
トーマス コールの秘書
バージニア カーターの妻。看護師

 病院長のエドワードは、吐血して自らの病院に入院。
経費削減の為に一室二床を叫んでいた彼は、自らも自動車工カーターと同室にされる。
2人は意気投合するが、それぞれ余命半年だと知らされる。
ショックを受けたカーターは、死ぬまでにやっておきたい事のリストを作成。
面白がったエドワードは実現しようと言い出し、
カーターは妻の反対を押し切って旅に出る。
世界各地を旅しながら、スカイダイビングやカーレースを体験。
ピラミッドの頂上にも登る。万里の長城をバイクで走るが、エベレストは吹雪で断念。
やがてカーターは、エドワードにケンカ別れした娘がいると知り、
彼女との再会をリストに追加。
帰国するとカーターは、エドワードを娘に会わせようとするが、
エドワードは人生に干渉するなと怒り、ケンカ別れに。
カーターは家族に迎えられ、エドワードは家族のいない淋しさに泣く。
やがてカーターが倒れ、再び入院。
かけつけたエドワードに、カーターはリストの続きを頼む。
意を決したエドワードは娘と再会。
孫娘とも会い、世界一の美女にキスをすると言う課題もクリアする。
やがてカーターは死に、葬儀でエドワードがスピーチ。
三か月前までは知らなかったが、彼は私の恩人だ。お互いの人生に喜びをもたらした。
私が最期を迎えた時、証人としてカーターに迎えてほしいと。
エドワードもやがて死に、その遺骨はお菓子の缶にいれて、
カーターと共にエベレスト頂上に葬られた。

 と言う訳で、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン共演のドラマ。
モーガンは博識の自動車工。ニコルソンは超大金持ちの病院長。
普通なら出会う事のない2人が、共に余命半年と診断され、
皮肉にもニコルソンの経費節減策で同室に。
モーガンは死ぬ前にやりたい事のリスト(棺桶リスト)を作り、
ニコルソンも面白がって付き合う事に。
ニコルソンは大金持ちなので、
スカイダイビングやらピラミッドの頂上に登ったりやらが実現。
だが、次第に核心に迫る課題が残ると言う訳。
世界一の美女とキスするなんて課題が、
金で解決するより大変だなんてエピソードもツボだが、これがサラリと描かれる。
冒頭に、特徴のあるモーガンの声で、ニコルソンが死んだと語って始まるから、
ニコルソンが先に死ぬ(場合によってはモーガンは助かる)なんて想像したが、
そうはならない。つまり、もう少し俯瞰で見た視点になってる訳。
最後に2人並んで某所に埋葬されるあたり、
そのおふざけをアチラで笑ってる姿が目に浮かぶ様でいいんだけど。。。
何か決め手のパンチが出なかった感があり、ちょっと物足りない。
監督:ロブ・ライナー
コメント
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