ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/10/28 「ダイアナ」

2014-10-28 00:00:00 | 日記
ダイアナ(2013年英)

ダイアナ 元英国王妃(ナオミ・ワッツ)
ハスナット・カーン パキスタン人心臓外科医(LOSTのサイード)
ドディ氏 新しい恋人

 英国皇太子と別居して3年になるダイアナ妃は、慈善活動を続けていた。
ある時、病院でパキスタン人の医師ハスナットと知り合い、食事する仲に。
離婚を避けたいダイアナは、インタビューで夫の浮気が別居の原因と話すが、
これが逆効果で離婚に追い込まれる。
もう王室は関係ないと、ハスナットと愛し合うが、
やがてその関係は新聞に報じられる様に。
パパラッチに追われて医師はできないと、ハスナットに避けられる。
何とか寄りを戻し、ダイアナは彼の家族に会うが、母親は結婚に否定的だ。
愛してると言うが、
常にそばに居てくれないと腹を立てたダイアナは、ハスナットと別れてしまう。
だが、ハスナットに未練があるダイアナは、
新しい恋人ドディ氏とクルーズする情報を流し、わざとパパラッチに撮影させる。
次第にパパラッチの数が増え、ボートやヘリで追い回される様に。
新聞記事に複雑な想いだったハスナットに、ダイアナ事故死の連絡が届く。
人々は花束を捧げる為に宮殿に集まる。ハスネットもまた花束を捧げ、メモを添える。
善悪を超えた世界に庭園がある。そこで会おうと。

 と言う訳で、事故死したダイアナ元王妃を描いた話。
ダイアナを演ずるのはナオミ・ワッツで、結構それっぽい。
皇太子と離婚したダイアナは、パキスタン人医師と知り合い、恋に落ちる。
医師との結婚も考えるが、
常にマスコミやパパラッチに追い回される生活は、彼には耐えられない。
事故の時は次の恋人と一緒だったのだが、
ダイアナが本当に愛していたのは医師の方だったと言う訳。
ダイアナの死をめぐっては、ダイアナが出てこないクイーンと言う秀作があった。
対してダイアナ本人を描いた本作は、
安っぽいメロドラマになっててあまり面白くない。
対人地雷の削減に貢献したと言う締めになってるが、
だったらそっちをメインに描いた方が良かったのでは。
コメント
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