ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/10/22 「運命のボタン」

2014-10-22 00:00:00 | 日記
運命のボタン(2009年米)

 1976年。ノーマとアーサー夫婦の家に、ボタンのついた箱が置かれる。
続いて現れたスチュアードによれば、
ボタンを押すと大金を手に入れられるが、見知らぬ誰かが死ぬと言う。
期限までに決断せねば、チャンスは別の人に回すと。
夫婦は仕事がうまく行かず、金には困っていた。
一方で、スチュアードの話が事実ならば、死んだ人への責任も負う事になる。
悩んだ末、ノーマはボタンを押してしまう。
夫婦は100万ドルを手に入れるが、スチュアードの車の番号を調べた所、
リセットされるまで良心の声を聞いて従えと言う警告を受ける。
どうやらスチュアードには意のままに動く手下が大勢いて、
夫婦は監視されているらしい。
NASAの職員だったスチュアードは実験中に稲妻の直撃を受け、
一度は死んだが蘇生し、不思議な力を手に入れたのだと言う。
以来、人類を試しているのだ。
アーサーは妻を殺して逃走したジェフリーと会う。
彼の妻はボタンを押し、最終的に妻か娘を殺す様に指示され、妻を殺したのだと言う。
その後、事故に遭い、ジェフリーは死ぬ。
夫婦の前に現れたスチュアードは、息子ウォルターの視覚と聴覚を奪ったと言う。
夫婦に与えられた選択肢は2つ。
1つは、あの金で幸せに暮らすが、子供の障害は治らない。
もう1つは、銃で奥さんを撃てば息子は正常に戻り、
金は息子が18歳になった時に渡される。
夫婦は迷うが、ノーマは自らの死を選ぶ。
ためらいながらアーサーが妻を撃った時、どこかの夫婦がボタンを押していた。
アーサーは逮捕され、箱を抱えたスチュアードが別の家を訪ねるのを見るのだった。

 と言う訳で、キャメロン・ディアス主演のSF風ドラマ。
キャメロン夫婦は見知らぬ人物からボタンのついた箱を受け取る。
そのボタンを押すと大金を得られるが、代わりに見知らぬ誰かが死ぬと言う代物だ。
金は必要と言うキャメロンは、ためらった末に押して大金を得るが。。。と言う訳。
原作は短編らしく、確かにショートホラーぽい設定。
不条理ものぽい雰囲気は悪くないんだが、
実は。。と言う真相が、大風呂敷広げすぎた感じで、意図もわかりにくい。
短編を膨らまして面白くなってる物もあるが、
本作は(原作がどんなだか知らないんですが)やり過ぎた感あり。
小粒な方が面白い事もあると言う事が、ハリウッドにはなかなか理解されないらしい。
コメント
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