ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/10/29 「キャリー」(2013年米)

2014-10-29 00:00:00 | 日記
キャリー(2013年米)

キャリー・ホワイト (クロエ・グレース・モレッツ)
キャリーの母 (ジュリアン・ムーア)
スー 同級生
トミー スーの彼氏
クリス いじめっ子
デジャルダン先生 女教師

 高校生のキャリーは、学校では仲間外れ。
シャワーを浴びている時に、生理がわからず、同級生たちにからかわれる。
キャリーの母は狂信的な信者で、男女間の事を不潔として教えてこなかったのだ。
同級生のクリスは、シャワー室の騒ぎをネットに流して面白がる。
デジャルダン先生は罰としてクリスらにランニングなどを課し、
逆らったクリスは停学となる。
一方、償いたいと考えたスーは、恋人クリスにキャリーをプロムに誘わせる。
キャリーは戸惑うが、受ける事に。
母は傷つくだけと禁じるが、超能力を操る様になったキャリーは、
母をクローゼットに閉じ込めてしまう。
トミーと共にプロムに参加したキャリーは有頂天に。
実はクリスが手を回していて、キングとクイーンに2人が選ばれる。
壇上に上がったキャリーは頭から豚の血を浴びせられ、シャワー室の映像を流される。
さらに落ちてきたバケツが頭に当たったトミーは、倒れて死んでしまう。
怒りが頂点に達したキャリーは、能力を爆発。
会場は閉じられ、逃げ惑う生徒たちが次々殺される。
クリスは恋人と車で退散するが、キャリーがガソリンスタンドに突っ込ませて倒す。
傷心のキャリーは帰宅し、母に救いを求めるが、
母はキャリーを始末しようとナイフを突き刺す。
怒ったキャリーは家中の刃物を突き刺して母を殺してしまう。
スーがかけつけ、助けたいと言うが、もうたくさんと言うキャリー。
スーが女の子を妊娠していると告げて、家の外へ出す。
やがて家は崩れ、地中に埋まっていった。
調査委員会でスーは、キャリーには超能力があったが、普通の女の子だったと言う。
悪いのは私たちで、極限まで追い詰めると人の心は崩れると。
そしてスーはキャリーの墓参りをするが、
地中から何かの力が及び、墓にヒビが入るのだった。

 と言う訳で、スティーブン・キング原作の映画化。
キャリーと言えばシシー・スペイシク(デパルマ)版ありきで、
TVのリメイク版も見たから、都合3回目。
物語はほぼ同じ(筋を把握してる)なので、ご存知忠臣蔵みたいな感じ。
狂信的な母(ジュリアン・ムーア)に育てられた
キャリー(クロエ・グレース・モレッツ)が、同級生のいじめに耐えかね、
超能力を爆発させると言う訳。
スペイシクは個性的な女優さんなので、ぴったりだったけど、
クロエはおへちゃだけど可愛いので、何か違うと言う印象。
オリジナルでやや荒い感じだった脚本をちょっとだけ丁寧にしてるけど、
すごく好印象と言う程ではない。
クライマックスの描写は本作の方が派手だけど、
クロエが力を操作してるみたいだったのが違う気がする。
オリジナルの「私、怒ると止められないんです」と言う感じが良かったが。
ジュリアンの怖さはなかなかだけど、やられ方はもう一つ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする