２０１６／０１／２０ ＣＳＩ：ニューヨーク４「ネバーランドの悲劇」

ＣＳＩ：ニューヨーク４「ネバーランドの悲劇」魔女と揶揄されるホテルオーナーが死亡。一方、ウェンディと書かれた女性の死体が見つかる。

［ａ］
フィオナ・チザム　犠牲者。ホテルオーナー
グリーン博士　フィオナに寄付を受ける
ティナ　コンシェルジュ
フィリックス・ホール　屋台商

［ｂ］
レスリー・ライト　犠牲者
マイケル　レスリーの兄
ブライス　パーティのリーダー
タイラー　マイケルの部下

　ホテルの庭で、氷の像の下敷きになったオーナーフィオナの死体が見つかる。
下敷きになる前に死亡していたらしく刺された傷があるが、周囲に血は流れていない。
彼女は嫌われ者で、恨んでいた人物は少なくなさそうだ。
死因は謎の凍傷による急性心不全。切れた犬のリードも残されていた。
フィオナの部屋には争った痕跡が。
寄付金を止められたグリーン博士はもめた事を認めるが、殺害は否定。
傷口は液体窒素のチューブが刺さった事によるものと判明。
人工雪用のタンクの中に、曲がったノズルが見つかる。
フィオナがぶつかった拍子にノズルが刺さり、リードが切れて犬が逃げたようだ。
ボンベに付着した皮膚は、コンシェルジュのティナの物と判明。
フィオナに言われてバルブを素手で閉めた為に、皮膚がはがれたと言う。
発見されたフィオナの犬から栗の痕跡が見つかる。
フィオナに営業場所を移された屋台商フィリックスが浮上。
フィオナともめた彼は、押した拍子に彼女がボンベにぶつかって死亡した為、
死体を移動させたのだった。

　追突事故を起こしたタクシーの前に、女性死体が落ちる事件が発生。
後続のスクールバスの上にあった死体が、追突の衝撃で落ちたものらしい。
スクールバスは何者かが盗み出して、後に元の場所に戻したと判明。
死体の体にはウェンディと書かれており、腹部にあるフックらしき傷による失血死だ。
子供用粘土が付着していた事から、高い階にある幼稚園が現場と特定。
教室にはフックと血痕があり、窓の下にはバスを止めるスペースがあった。
バスに残された帽子から、犠牲者はレスリーと判明。
教室には強い薬が残されており、
スクールバスと幼稚園を借用してパーティをしたのだと判明。
リーダーのブライスは、遊んだ事を認めるが、殺害は否定。
レスリーの相手は兄マイケルの部下タイラーで、ハイになって関係したが、
シラフに戻ったレスリーに兄にばらすと言われ殺害。窓から落としたのだった。

　と言う訳で、シーズン第１２話。今回も２つの事件が発生。
片や魔女と揶揄されるホテルオーナーが、凍死状態で見つかる。
片やウェンディと書かれた女性死体が見つかり、フックで刺されたような傷が。
おとぎ話ぽい設定の事件が重なるが、真相とか手口はさほど目新しくない。