ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2018/08/17 「エル・シド」

2018-08-17 00:00:00 | 日記
「エル・シド」

ロドリゴ スペインの英雄(チャールトン・ヘストン)
シメン ロドリゴの妻(ソフィア・ローレン)
ディエゴ ロドリゴの父
ゴルマス伯爵 シメンの父。最高戦士
オルドネス ロドリゴを反逆罪とした兵士
フェルナンド国王
サンチョ 王の長男
アルフォンソ 王の次男
ウラカ 王の長女

起:スペインの英雄ロドリゴは、国王に逆らって反逆者と言われる。
承:汚名返上するが、今度は妻シメンに恨まれる。
転:追放処分にされ、シメンは再び彼を慕うように。
結:再び活躍し、伝説的存在となる。

 1080年。スペインの兵士ロドリゴは、村を襲ったムーア人首長を捕らえる。
見せしめに絞首刑にせよと言う声もあるが、
ロドリゴは二度と侵さない事を約束させて解放。
ムーア人はロドリゴを、公明正大な戦士を意味するエル・シドと呼ぶ。
 一方で、ムーア人を助けた事を反逆とする者もいた。
ロドリゴとの結婚が決まっているシメンの父である伯爵もその1人だ。
ロドリゴは決闘する羽目となり、伯爵を倒してしまう。
その結果、シメンはロドリゴを恨む様に。
 カラオラの支配を巡り、マルティンらが宣戦布告してくる。
ロドリゴが決闘を受け、反逆罪との批判についての神の裁きとする事に。
決闘はロドリゴが勝利し、カラオラはフェルナンド王の地に決まる。
これによって反逆罪の嫌疑は晴れるが、シメンの復讐心は消えなかった。
 最高戦士に命じられたロドリゴは、ムーア人よりの年貢の取り立てに向かう事に。
王は、無事戻ればシメンとの婚礼を認めると告げる。
苦戦するが、かつて解放したムーア人首長に助けられる。
 ロドリゴはシメンと結婚。
シメンはオルドネスと結託し、ロドリゴを殺そうと計画したと告白。
私の愛は得られないと言うシメンは、故郷へ戻ってしまう。
 フェルナンド王が死に、跡継ぎをめぐって王子たちが対立。
ムーア人は、内輪もめの間に攻め入ろうとする。
次男アルフォンソは、長男サンチョを殺害。
アルフォンソが国王となるが、ロドリゴは疑惑があると指摘。
忠誠は誓うが、国王を侮辱したとして、ロドリゴは追放される。
 追放されたロドリゴが病人に水を与える姿を見たシメンは、
復讐心が消えるのを感じる。
2人の生活をやり直そうとするが、ロドリゴを慕う人々が集まる。
 ロドリゴはアルフォンソ王の所へかけつけるが、
ムーア人を引き連れた事から敵と見なされる。
戦いはロドリゴならば勝てたと言われ、シメンと娘たちが牢に入れられる。
ロドリゴはやむなく敵国バレンシアへ。
敵を陥落させ、手に入れた王冠を王に届けて困惑させる。
 ムーア軍ユサフの艦隊が迫り、戦闘でロドリゴは負傷。
シメンは心配するが、ロドリゴは自分がいなければ士気が落ちると言う。
不安になった兵士たちに、共に戦おうと叫ぶ。
ここに至って王は詫び、ロドリゴは一緒に出撃しようと言う。。
 翌朝。ロドリゴは馬に乗って出陣。
実はロドリゴは息絶えていたが、馬に縛り付けて走らせたのだ。
これによって兵士たちの士気は高まり、シドは伝説となった。

 と言う訳で、チャールトン・ヘストンによる歴史もの。(休憩のあるやつ)
ヘストンはスペインの英雄ロドリゴ、別名エル・シドを演じる。
ロドリゴは考え方の違いから王と対立。
さらにロドリゴを反逆者だと責めた父親を殺した事から、
妻ソフィア・ローレンに恨まれる。
それに対してロドリゴは、次の戦に勝ったら汚名返上と言う力技を繰り返すと言う訳。
最後には伝説的な存在になるが、波乱万丈かと言うと微妙な気も。
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2018/08/17 「ヒトラー~最期の12日間~」

2018-08-17 00:00:00 | 日記
「ヒトラー~最期の12日間~」

アドルフ・ヒトラー ナチス総統
ユンゲ ヒトラーの秘書
ゲルダ ユンゲの同僚
エヴァ・ブラウン ヒトラーの愛人
ゲッベルス大臣 ヒトラーに忠誠を誓う

起:ユンゲはヒトラーの秘書となる。
承:ベルリンが陥落寸前となるが、ヒトラーは降伏を許さない。
転:ヒトラーが自決する。
結:ソ連軍が迫り、ユンゲは辛くもベルリンを脱出する。

 ユンゲは秘書候補としてヒトラーに面会。採用される。
 2年後の1945年。
首都ベルリンは敵に包囲されるが、ヒトラーは外交交渉する意思がない。
幹部たちは、数日で首都は陥落すると考える。
ソ連を食い止めれば、英米も交渉に乗るだろう。
ヒトラーは市民の避難を考慮せず、幹部たちは対応に苦慮する。
 逃げ場のない秘書たちは留まるしかなかった。
やむなく兵士たちとパーティするが、そこも攻撃を受ける。
ヒトラーは、敵が来ても何も残さない様に町を破壊しろと指示。
愛人エヴァには、ヒトラーを説得する考えがない。
 部隊を撤退させた将校は、ヒトラーに銃殺だと脅される。
シュタイナー部隊による事態の好転が期待されるが、彼らにも力は残っていなかった。
ようやくヒトラーも負けを覚悟するが、ベルリンを出るよりも死を選ぶと言う。
幹部は降伏すべきか否かで二分される。
 兵士は脱走兵を射殺するが、
将校は市民が自主的にやった事だと、責任を逃れようとする。
ヒトラーとエヴァは自殺の方法を相談。
ゲーリングは指揮を引き継ぐと言い出し、ヒトラーを怒らせる。
秘書には避難の指示が出るが、ゲッベルス一家は留まると言う。
 ヒムラーが降伏を申し入れたと知り、
ショックを受けたヒトラーは、処罰の為にあらゆる手を打てと指示。
避難を許されなかった医師は、家族を道連れに自爆する。
ヒムラーの副官はエヴァの義弟で、彼女は命乞いするが、
ヒトラーは聞き入れず、副官は処刑される。
ヒトラーとエヴァは結婚。自殺する覚悟で、部下に遺体を敵に渡すなと命じる。
 ユンゲら秘書に別れを告げ、ヒトラーと妻は部屋に閉じこもる。
やがて銃声がし、ヒトラーの死亡が確認される。遺体はガソリンで焼き払われた。
 残された幹部は、新政権と称して交渉を求めるが、
連合軍は無条件降伏しかないと告げる。
ゲッベルスは降伏はあり得ないと言い、夫人は子供たちに無理矢理薬を飲ませる。
 ソ連軍との合意で、戦闘中止が命じられる。
大勢が自決し、その中にはゲッベルス夫妻もいた。
ユンゲらは避難する事になり、兵士が集まる場所へ。
進めば兵士は殺されるが、女性は通すはずだと言う。
同僚ゲルダは留まり、ユンゲは先へ進んだ。
 戦争によって5000万の死者が出て、600万人のユダヤ人が殺された。
ゲルダは無事脱出し、ユンゲは民間で秘書を続けた。
彼女がユダヤ人虐殺について知ったのは、戦後の事だった。

 と言う訳で、ベルリン陥落直前のヒトラーとその周辺を描く。
ヒトラーの秘書だったユンゲが狂言回し的になっているが
彼女が与り知らないはずの、ヒトラーや側近たちの描写もある。
ベルリンは陥落寸前で、側近たちも敗戦は避けられないと考える。
それはヒトラーも同様だったが、彼は降伏するなら自決すると言う考えで
側近の一部もそれに同調した為、独国内部がまとまらず、泥沼を突き進む。
現実から目をそらし続けるゲッベルス一家が印象的で、
最後に夫人が子供たちに毒を飲ませるシーンはトラウマもの。
ヒトラーの遺体は見つからなかったとされるが、その説明もある。
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