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映画を見た時の感想を入れときます

2018/08/19 「ウディ・ガスリー/わが心のふるさと」

2018-08-19 00:00:00 | 日記
「ウディ・ガスリー/わが心のふるさと」

ウディ・ガスリー(デビッド・キャラダイン)
メアリー ウディの妻(メリンダ・ディロン)
オザーク 人気歌手(ロニー・コックス)
車に乗せてくれた男(ブライオン・ジェームズ)
ジョンソン ギターを貸した男(ランディ・クエイド)
ポーリン 奉仕協会の女性

起:仕事のない看板屋ウディは、妻子を置いてカリフォルニアへ行く。
承:カリフォルニアでも仕事がなく、歌手オザークと一緒に歌うように。
転:人気が出るが、組合の歌を歌いたがる。
結:スポンサーと決裂し、再び旅に出る。

 1936年。田舎町の看板屋であるウディは、不況で仕事がない。
思い立った彼は、妻子を残して、カリフォルニアへ行く事に。
ヒッチハイクや貨車へのただ乗りを繰り返し、何とか町にたどり着く。
だが、そこでも仕事はなく、人々はキャンプで暮らしていた。
奉仕協会のポーリンから食事を恵まれるが、やはり仕事はないと言う。
 ある時、人気歌手オザークがキャンプを慰問に訪れる。
ギターを弾くウディは気に入られ、メンバーに加わる事に。
 ポーリンが大金持ちだと知り、君だけが振り返ってくれたと感謝。
彼女はウディに惹かれていたが、妻子がいると告げる。
 ウディは労働者の組合を作れと呼び掛け、それを歌にする。
やがて、番組で歌える事になるが、スポンサーは誰も怒らせない歌をとリクエスト。
だがウディは主張を折り込み、妻子を呼び寄せる。
 ウディは各地を回り、組合の必要性を訴える。
言う事を聞かないとマネージャを怒らせ、
家族より世直しが大切だと妻メアリーを怒らせる。
 結局、妻子は出ていき、全国放送の話も、題材に注文を付けられたと断る。
ここの連中に用はないと感じたウディは、人の多いNYへ旅立つ。
彼は世界中を歩き回り、1967年に死んだ。

 と言う訳で、ボブ・ディランに影響を与えたと言うウディ・ガスリーの話。
主演はデビッド・キャラダイン。
世界恐慌で仕事のない看板屋ウディは、
列車のただ乗りやヒッチハイクでカリフォルニアへ。
そこでも仕事はなく、仕事にあぶれた者のキャンプで暮らす。
そこへ慰問に来た歌手に認められ、自身も歌うように。
だが、組合の必要を訴えたりする内容で、スポンサーに煙たがられる。
ヒッチハイクとかするくだりは面白いが、
組合の所はちょっとまだるっこしく、権威を見返させる痛快感はない。
コメント
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