言えるならその時 愛を聞かせて end. UP。
8月も後半、だというのに!
この暑さはなに!?
しかしそんな中、行ってきました。
「365日のシンプルライフ」と「めぐり逢わせのお弁当」をハシゴ。
上映時間を考慮してまずは、渋谷でランチ。
道玄坂を一本入った所にあるビルの2階の「旅籠」。
メインを1っ品選ぶとあとは数種のお惣菜とデザートのシフォンケーキ、ドリンクがフリーのビュッフェランチ。
シフォンケーキは単品でお金が取れそうな出来!
種類も5種類(プレーン/きなこ/ココア/紅茶/けしの実)、添えるホイップのフレーバーも5種(プレーン/木苺/紅茶/チョコ/黒みつ)。
60分制なんだけど、ケーキをのんびり食べてたらすぐに時間がたってしまいます。
渋谷で複数回通うお店をいったら、あとは東急本店前、ドンキ並びの「嵯峨谷」かな。
チェーンのお蕎麦屋さんだけど、コスパが高い!
メインとお惣菜
さて、食後は坂を登ってオーディトリウム渋谷へ向かう。
でも、丸山町のホテル街で迷った!隣が百軒店なので昼間でもいかがわしさがほのかに漂う。
で、結局そのど真ん中のビルの2階だった。
邦画とハリウッド映画しか見たことがないのでストーリーもさる事ながら、フィンランド映画にちょっと惹かれた。
俳優の容姿や演技よりも、内容を深く演じて見せるシンプルだけど難しい、とてもいい映画だった。
終わると、そのままメトロで銀座へ。
地味だけど名作を昔からかけてきたシネスイッチ銀座。
「マダム・イン・ニューヨーク」もやっているので、キレイめのおばさまの団体が多い。
でも、「めぐり逢わせのお弁当」も私が見る予定の回のひとつ前の回は立ち見も出た。
私も、1時間前にチケットを買ったのだけど、すでに良席は完売状態だった。
静かに、静かに流れていく映画。
踊りまくるインド映画界にこんな叙情的撮れるのか、と感激した。
ラストは、昭和40年代頃の日本のテレビドラマのようだったけど、それもよし。
あまりの暑さのせいで、開場前にビールを1杯飲んだけど、すぐに汗で蒸発(?)
なので、終わったあとも冷たいビールが飲みたいなっと思いつつ銀座徘徊。
せっかくいい映画を見たあとなので、静かに小腹を満たしたい!と思って浮かんだのは・・・
有楽町の魔窟、丸三横丁にある「谷ラーメン」。
怖い顔してるけど、優しく親切な大将のいるお店へとっとこ!
自販機で餃子とビールの券を買って入ると、すでにリーマン1名手酌中。
「テーブルの方が涼しいよ」と早速大将の優しさビーム!
一人なのにテーブル占拠。
一番搾りの中瓶をコップに注いで、お疲れ自分!
ここの餃子は皮が厚めのもっちりタイプで、食べた感がある。
チャーハンを食べてみたいのだけど半チャーハンは単品では頼めないルールがあって悩み中。
黙々と食べていると若いカップルが隣のテーブルに座ってきて、昭和イズム漂う店内とメニューに女の方がひとりではしゃいでる。
でも男の方はしらーっと出てきたラーメンをすすりつつテレビを見たりして。
女の「私可愛いでしょ!」アピールががすごいんだわー!
ここはそういう場所じゃないんだけど。
この店で一緒にラーメン食べるとしたら、宍戸がいいな。
ビリヤードへ行く前の腹ごしらえ。
会話はね。
「旨いか?」
「ゆっくり食っていいんだぞ」
の二言でいい、宍戸なら!
などと脳内ぐるぐるさせつつ、歩いて東京駅へ。
ちょっとだけお寿司を食べて、限定品のブルーベリーレアチーズケーキを買って帰宅。
ひとりで出かけると、思いのほか歩いてる気がする。
娘となら、いろいろとしゃべくりながらなので、そんなに気にならないんだけど。
「365日のシンプルライフ」の上映前の予告に「シュトルム・ウント・ドランクッ(疾風怒涛)」が出て見入ってしまった。
アナキストの集団「ギロチン社」(大正末期に実在)の映画を、テロとエロで活劇させている。
古くは幸徳秋水・管野スガ、難波大助や朴烈・金子文子、そして大杉栄・伊藤野枝などの無政府主義者の狭間に位置する結社だった。
インディーズならではの題材、当然ミニシアターでしかかからないが、見ごたえはありそう。
どっちの箱も150から200席程度。
渋谷は特に、お客さんもコアな雰囲気(例えば椎名林檎っぽい)の人が多かった。
私のようなミニシアター初心者ではなくて、見慣れてる感じ。
大きくヒットはしないけど、じんわりと感情にしみてくるストーリーが、ぴたっとはまった俳優たちによって演じられていることが不思議でな気もした。