「擦れ違う瞬間の永遠 Ⅳ-b」(カカシ編二話)UP。
カカシ編がまだ続きます。
次回で完結予定です。
午後遅くからの観劇だけど、久々単独行動なので、気になっていたお店をまわることに。
まずは、上野公園横の「さくらテラス」3Fの「iacoupé (イアコッペ)」。
「いつかティファニーで朝食を」の新刊に亀有の「吉田パン」を紹介していて、「いきたいなー!」と思ったけど、なにせ遠いので今回はパス。
というわけで、近場の上野になった。
15.6種類とメニューは多くないけれど、甘いもの、惣菜系、曜日限定などがあり充実のラインナップ。
定番のあんバタ、季節のりんご・ティラミスマロン、惣菜系では柚子こしょうチキンをチョイス。
小ぶりのコッペパンにたっぷりと挟まった具が嬉しい。
ティラミスマロンは、カスタードとホイップを使っているので、すぐに食べてしまおうと隣の上野公園に行き、西郷どんの近くのベンチでもぐもぐ。
甘いもののあとはしょっぱいもの・・・ということで、御徒町をぶらぶら。
「たきおか」がいっぱいだったので、「カドクラ」へ。
(どちらも立ち飲みやさん)
生ビールと煮込みとたまごやきをいただく。
鉄板で焼いたたまごやきがあつあつでキンと冷えたビールに合う。
つけっぱなしのテレビを眺めながら、滞在時間は30分弱。
立ち飲み屋さんに入るのも、だいぶ慣れてきて、外でのだらだら感が心地いい。
銀座に出て、2丁目の稲荷神社へお参りしたり、Think Bee!(シンクビー!)や夏野(箸屋さん)を覗いて1丁目のワインバルのランチに行く。
ところが。
ここが、まずい!メインだけでなくサラダもドレッシングが異様にしょっぱい。
美味しかったのは、フリードリンクのコーヒーだけ。
残して出てきてしまったけど、予約で来店する女子のグループが多いのには吃驚。
本気で美味しいと思ってるのかしら?
気を取り直して、新刊を探しに5丁目のブックファーストへ。
ランチの挽回(?)とばかりに「とらや」へ入る。
何故、「とらや」かといえば、静かだから。
一昨年あたりから多くなった海外からの観光客も店の外観を写真に収めるくらいで中まで入ってこない。
2Fの喫茶室の大通りに面した窓際のカウンターに座る。
眼下の家電量販店前に次々と大型バスが止まり、観光客が店に吸い込まれていく。
あんみつの白蜜かけを選んで白玉をオプションで付けてもらう。
お値段はさっきのランチよりはお高いけど、それだけの価値はある、綺麗なあんみつ。
「とらや」は東京遷都に伴い明治天皇と共に京都から移り住んだ菓子舗。
若い頃は敷居が高かったけど、臆することなく入れるようになった昨今は、年を取るのも悪くないと思える。
ベタベタに甘いあんみつの後に濃い煎茶をいただくと、口の中がさっぱり元通り。
こういった計算されたところが老舗の良さかも。
そして、「新源氏物語」の東京初日。
来月も再度観るけど、一言でいえば・・・
「忙しい、師走も頑張る!」と思える公演でした。
「舞台役者のREAL VOICE ヒョウゲンシャノキモチ。Vol.1 」をじっくり読んだ。
和樹を筆頭に7名の舞台役者が名を連ね、その中の一人を除いて皆テニミュ出演経験者。
第三者からの見地と彼ら自身が語る、過去・現在・未来は実に興味深く、感動的ですらある。
そして、往年の大女優・原節子の逝去。
その不出世の美貌は、今も伝説の如く語られる。
絶頂期の引退の理由を語らないまま、その身と共に黙した51年間だった。
※以前の原節子語り(柳蓮二との関係性を語ってます)のブログ記事はこちら