平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

人柱の救済完了

2010-08-01 13:58:18 | Weblog
 昨年の10月に、『人柱の救済~その1.弁財天と龍神伝説』 『人柱の救済~その2.弁財天とアセナテ』と二回に分けて書いた人柱の救済ですが、ようやく成し遂げることができました。人柱の犠牲となったのは若い女性が多く、龍神伝説と人柱は密接に関係しています。蒲郡の竹島の弁財天は、アベックで訪れると別れることになると言われていますが、これは人柱となった女性の嫉妬が原因なのです。

 人柱は神名を与えられて神に祀られても、それで気分良く神様としてホルホルしているわけではありません。天に帰れない多くの霊と同じく、自分が犠牲となった年齢に近い、容姿も似ている女性に憑依して、人間としての疑似体験(多くの場合は恋愛)を実現しようとするのです。岩手の弟が養子に行った先のように、婿養子を迎えても女しか生まれない家系がありますが、これも地縛霊と同じようなものなのです。

 弁財天として祀られる人柱の霊は、この世の喜びの疑似体験をしなくては、執着を断ち切って天に帰ることはできず、本当の神にもなれないのです。そこで、僕が呼ばれたのです。何故かというと、この霊が生まれた時代は古いので、疑似体験をさせる側(僕)も、和歌とかの素養が、ある程度は必要だったからです。相手は気難しい若い女の霊ですから、相手の気が済むまで、本当に奉仕をするつもりで接しなくてはなりません。

 ただ、憑依されている側の女性は何も知りませんから、傍目に二重人格に見えたり、精神的に不安定とか、あるいはオカルトに興味を持ったりとか、自分の意志でないのにフラフラと行動したりとか、顔の表情がアンバランスになるとか、そういう事で苦労することになります。こういうときは、受験に失敗するなどの不運も多いのです。

 大阪で教えていたとき、兄と妹が一緒に何年も浪人しているケースがありました。予備校のお荷物ですが、原因は妹に蛇が憑いていたのです。この妹は隙あらば僕に触るのですが、僕が予備校を辞めてから一度だけ、除霊のために強く触れたことがあります。そのとき、僕の右手に蛇の霊が巻き付き、僕は半年間も魘(うな)されることになりました。そして、この兄妹は次の年に揃って京都芸大に合格したのです。憑き物が落ちて実力発揮です。

 除霊をする場合、強引な順に、①触れる、②絵を描く、③霊の望むようにする、という方法があります。強引なやり方は疲れるし、反動も大きいので余りしたくはありません。今回は、時間をかけて③の方法でするしかなく、それで九ヶ月以上もかかったのです。

 除霊の最終段階は、霊の毒気というか、そういうものを吐き出させる事で、これをしなくては清められないので、天には帰れないのです。具体的には、復讐心を吐露させることが有効で、失恋経験のある女性に憑依している場合は、憑依している側とされている側の波長が合うので、100%の確率で復讐の鬼に変貌します。「能」の後シテは鬼に変貌するものが多いですが、このようにちゃんと理由があったのです。

 前回記事の写真は、蛇の形の木と、首長竜の首と頭部で、古代史や『万葉集』とは無関係です。この写真に異常を感じた人は霊感が優れているのです。キーワードは「形・蛇・竜」という言葉で、以前に「竜の尻尾を掴まえた」と書いたことがあり、今回は「竜の頭を捕らえた」というメッセージなのです。

 先月に竜神が豪雨を招いて暴れる中、僕は急遽の旅行を計画しました。竜神が招いているのなら、こちらは人柱を天に帰す最後の仕掛けを施そう。それで、最初に伊勢神宮を訪れ、竜神に負けないパワーをもらったのです。もっとも、ちょっとした失敗があって、徳島では雨に祟られたのですが。

 昨日のスワローズが、6回に6点取られてサタンの勝利。いえいえ、これはサタンを誘き出す餌だったのです。『万葉集』はイザリ(漁)の歌が多く、僕も餌を付け替え、コマセを撒いて、人柱をサタンから解放する準備万端。人柱の霊は憑依先から離れたので、憑依されていた方も、地縛から解放されて自由に動けるはずです。土地に縛られている感じの人は、一度は憑依を疑った方がよいかもしれませんね。

      エフライム工房 平御幸
コメント (4)
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