平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

伊勢効果~スワローズ快進撃

2010-08-12 22:19:43 | Weblog
 スワローズが今日の巨人戦にも勝って三タテ、実に久しぶりの9連勝です。最大19だった借金も残りは2で、首位巨人との負け数の差は5。この調子なら、最大で17ゲーム近くあった巨人を追いつめられるかもしれません。

 読者の皆さんはご存知のように、僕が伊勢に行ってから、旅行中は負け知らずの5連勝でした。最後に2連敗したのは、竜の喉元の蒲郡に居た日だけでした。それからは、風邪にもかかわらず9連勝ですから、やはり伊勢の力が大きいと思います。

 伊勢というと、スワローズが初優勝した1978年の前年、近鉄からトレードでやってきたのが現巡回コーチの伊勢孝夫氏です。当時は代打での活躍が多く、ファンやマスコミは伊勢大明神と呼んでいました。その伊勢氏が、不調のスワローズに呼び戻されたのが、高田監督辞任の3日前の5月23日でした。高田監督辞任の時は9連敗中で、跡を継いだ小川代理監督就任以降は、12球団ダントツの勝率.660です。

 スワローズが伊勢氏を招集したのは、野村監督時代の財産ID野球を取り戻すことにありました。膨大なデータ管理により、相手の配球を読み、ゲームの流れを読み、相手の弱点を攻め、チーム全体で的を絞って戦うID野球が、古田と高田という無能監督によって葬られ、それが若手の伸び悩みに繋がっていました。伊勢氏は、主にバッティングコーチとして、若手に配球の読み方や的の絞り方を教えたのです。それが、伸び悩んでいた武内、飯原、川端などに自信を与える結果となったのです。

 そんな伊勢コーチですが、巨人に招かれた数年前は、選手から理屈ばかりだと敬遠されたようです。やはり、どんなに良い教えも、受け入れる下地がないと馬の耳に念仏なようです。巨人のスパイと揶揄されていた高田監督辞任以降、スワローズは巨人に対しての苦手意識がなくなり、むしろ巨人が嫌がる野村監督時代に戻ったようです。

 伊勢というと、伊勢参りで同行した弟子と読者ですが、郵便番号の下4桁が同じという因縁があります。中日に御中元と書いたらドラゴンズ連勝ですから、巨人降ろしのために頑張ってもらいましょう。阪神は、黙っていてもロードで落ちると思います。最後に4強で終盤に突入なら面白いのですが。風邪が治らないので、勝ち続けるのもシンドイですね。

      エフライム工房 平御幸
コメント (2)
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