平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

救いの珠

2010-08-05 22:51:11 | 古代史と聖書
 僕が旅行に出たのは、プロ野球の前半戦が終わった後でしたが、中日ドラゴンズは5連続完封を含む6連勝という、怪しいほどの驚異的な強さを発揮していました。しかし、僕が伊勢神宮や熱田神宮を訪れた7月24日及び25日以降、後半戦のドラゴンズはものの見事に失速し、今日は、僕が霊的なオーナーと自負するスワローズに、由規のプロ初完封のおまけ付きで3連敗です。しかも、昨日は和歌山出身の川端慎吾選手がプロ初の4安打で、僕がわざわざ和歌山に寄り道した成果も出ました。

 旅行から帰って、愛知や竜のことばかり書いていますが、ドラゴンズが神宮に来るタイミングで書くことができました。また、ドラゴンズの結果も、草薙の剣で喉元を刺し貫かれる竜のようでした。しかし、ドラゴンズファンは悪い人ばかりではありませんから、ここで救いの事を書いておきます。

 実は、スワローズのチアガールは名古屋出身が多く、そのせいかしら、ドラゴンズ地元のチアドラゴンズがレベル低下を招き、昨年は掲示板でもビジュアルが悪いというスレッドが立ちました。今更、スワローズのチアを返すわけにも行かず、僕も心なし、ドラゴンズには御中元を考えていたのです。それで、竜の珠を明らかにすることにしました。

 神社の左右の狛犬の口は、開いた阿形(あぎょう)と、閉じた吽形(うんぎょう)で阿吽を表しています。阿は始まりで、吽は終わりを表しますが、運の尽きという言葉も、吽でおしまいと同意なのです。そして、吽形の狛犬は口の中に珠(たま)を隠しているとされますが、この珠は竜が握っているのと同じです。

 珠にはいろいろな象徴が込められ、山幸彦が海神(わだつみ)豊玉彦命からもらった潮満玉(しおみつたま)と潮干玉(しおひるたま)は、僕が古代史で解説しているように、潮の干満を読む航海術を指します。しかし、珠そのものに霊力を求めるのも間違っているわけではありません。もっとも、御霊が珠の中ではもっとも高貴なのですが。

 愛知の竜は、伊勢を飲み込もうとして草薙の剣で押さえられ、逆に喉元から珠を吐き出した構図になっています。そう、竜が吐き出した珠こそ、何度も書いている蒲郡の竹島なのです。竹島は、八大龍神社の祭神が豊玉彦命で、先の潮満玉と潮干玉に関係していることが分かります。竹島は、珠としての価値があるからこそ、藤原俊成卿も市杵島姫(いちきしまひめ=豊玉姫=アセナテ)を祀り、海神の加護があるように願ったのです。

 すべてのものは陰陽があり、また裏表があるのです。仁徳天皇陵を訪れた後で、鶴と亀さんが堺の方違(ほうちがい)神社に車を停め、脇のそば屋さんで昼ご飯となりました。今思うに、方違でマイナスをプラスに変えられるなら、伊勢を飲み込む竜も、転じてイエスの象徴となり得るのです。ただし、竹島が珠として機能すればですが…。

 なお、三峡ダムが満水にならなかった理由は、内モンゴルの高気圧で、通常は北上する低気圧がインドの方に逆流したからです。通常は逆の雲の流れですが、今度は、雲一つない中国内陸部で、突然に巨大な雲が湧くという、不思議な現象が起きています。アニメーションGIFを作成したのでリンク先を御覧くださ。香港の北で雲が出現し、それが瞬く間に巨大になって行く現象が見られます→こちら。時間は、4日の21:00から5日の20:30までです。

      エフライム工房 平御幸
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする