葡萄酒

　久しぶりにCDを焼いたりの仕事をこなすことが出来るようになりました。それにしても、今回の体調異変には予兆があったのです。その予兆とは長嶋茂雄化することです。

　真央ちゃんも長嶋茂雄に似ていると言われますが、それは良い意味ではなく、B型特有の天然を指すものです。現役時代に息子を球場に忘れてきた。監督になってからも、バントの構えで球審に代打川相を告げた、などなど。集中力の裏返しとも言われてますが。

　僕の場合は、具と味噌が分かれたインスタント味噌汁で、味噌だけ入れて「この味噌汁は味噌辛いニダね」と最後まで気が付かなかったり、逆に具を入れないで「この味噌汁は薄いニダ」と文句を言ったり、最後にパックの袋の中に味噌か具が残って気が付く有り様 orz。

　最近は面倒なのでお弁当が多く、それで袋にたくさん入ったインスタント味噌汁で代用。試聴会の時に、朝ごはんを買いにコンビニに行き、帰りにほっともっとで特性豚汁100円を見つけて買ったのが、久しぶりのまともな具入り味噌汁　(゜д゜)ウマー。

　体調が悪くなってから、一日一食＋小さいレーズンパン＋ミルク＋ヤクルト400＋夜食の肉まん1個など、という食事でしたが、これでも一向に痩せず、新陳代謝が悪くなっていることを自覚していました。二年前は、鯛焼き2個にミスドでコーヒーとドーナツが定番。今はポンパドウルの菓子ケーキ一個でオケ。空腹を感じたことがありません。

　たまに丼を使って、野菜炒め用の刻み野菜セット山盛りに豚肉スライスを重ね、レンジでチンしてポン酢を掛けて食べることがあります。これが死ぬほど美味しく感じられるので、やはりキチンとした食事でないとダメだなと感じています。お弁当は添加物が多いし、必要な栄養素が不足しますね。

　添加物というと、ワインで頭痛という人が多いようで、これは添加されている亜硫酸ナトリウムのせいだと言われています。亜硫酸ナトリウムは喘息も誘発するようです。僕も頭痛がしたり悪酔いするので、ワインは余り飲まないのですが、そもそもワインを美味しいと思ったことがありません。輸入されている日本向けのワインは、亜硫酸ナトリウムが物凄く入っているとか。

　それで、無添加ワインを調べてみたら（フランスでは亜硫酸塩を使用しないものはワインとは言わないそうだが）、フランスではポンソというワイナリーが見つかりました。これが目ん玉が飛び出るほど高い。貧乏人は、国産の安い無添加ワインで我慢汁。ちなみに、国産が安いのは原材料の葡萄ジュースが輸入品だからです。

　僕は山葡萄の搾り立て、無精製の濃厚でエグいのが最高に美味しいと思っています。これを飲んだことのない人は葡萄を語る資格はありません。もっとも、ノアが酔い潰れたり、ソドムとゴモラの難を逃れたロトが娘に酒で眠らされたり（『創世記』19-32）、昔からワインは悪酔いするもののようです。

　ということで、最後にクイズ。ヤコブの祝福でユダについて「その目は葡萄酒で赤く、その歯は乳に酔って白い」（『創世記』49-12）とありますが、これは何を指すのでしょうか？

　　　　エフライム工房　平御幸