平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

朝日杯

2013-12-14 19:25:33 | Weblog
 2才の頂点に位置付けられる中山競馬場の朝日杯も今年で最後。来年からは舞台を阪神競馬場に移して行われます。中山マイル戦は外枠が不利なので、その解消という理由です。ただ、クラシックに直結する阪神のラジオ日経2才ステークスが廃止になり、京都2才ステークスの重賞格上げという混乱ぶり。JRAは相変わらず無能です。

 中京競馬場がリニューアルされて、待望のG1が追加となりますが、それはジャパンカップダートを排して名前を変更したもの。有り難みに欠けます。これは、東京と京都の馬主会の力が強く、ローカルの競馬場でG1開催を認めないというエゴから来ているのです。コース形態から考えるのなら、中山競馬場は廃止して、皐月賞も有馬記念も中京開催が良いのです。どうしても首都圏ということなら、埋立地に新しく競馬場を作るしかありません。

 さて、朝日杯といえばマルゼンスキーの大差勝ち。世紀末ではグラスワンダーの衝撃的な勝ち方。この2つのレースを凌駕する走りは期待できませんが、今年はどのようなレースになるか?

 地方競馬から現れた久々の大物と評価されるプレイアンドリアル。コスモバルクと同じく、マイネル軍団の岡田総裁の持ち馬。総裁はコスモバルクより上との評価ですが、父がマイラーのデュランダルなので、距離が伸びるクラシック路線では厳しいのでは。ただ、競馬ブックの画像での馬体は良いので、前走と同じく好走すると思います。

 ディープインパク産駒のアトム。こちらもマイラーぽいですが、母父がブラッシンググルーム系、祖母父がミスプロ系で配合的に好きなタイプではありません。前走で、阪神ジュベナイルフィリーズで惨敗したホウライアキコに負けているようでは…。

 ダートで二戦とも圧勝したアジアエクスプレス。昔にダスゲニー(天才少女という意味)が初芝で重賞を勝ったことがありますが、こちらはコテコテの米ダート血統。常識的には買いにくいですね。

 北朝鮮が粛清で騒がしいですが、北朝鮮馬主のサクラで有名な、サクラバクシンオーやサクラユタカオーの子供や孫が5頭も。その中では母父サクラユタカオーのウインフルブルームは距離が伸びても良さそう。人気になりそうなベルカントは距離が長くてダメでしょう。

 ということで、本命不在のレースなので、人気薄の馬が来るかもしれません。

    エフライム工房 平御幸
コメント (2)
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