平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

第74回桜花賞

2014-04-11 22:53:13 | Weblog
 祝 『日立リヴァーレ 佐藤あり紗のここが凄い!』再生1000回突破 (゜∀゜)

 日曜の阪神は雨予報です。ハープスターよりはレッドリヴェールに向いた馬場となります。このハンデを跳ね返して勝つことが出来るか。その他の馬は何が来ても、番狂わせというより白けたムードになるのでやめて欲しいのが正直な気持ち。

 うちの女神がベツレヘム(パン屋)のマリアで、僕が大学時代にガン見して影響を受けた絵がレオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』に描かれるマリア。左の大天使ガブリエルは男ですが、絵の雰囲気は女の天使みたいです。日立リヴァーレの佐藤あり紗さんがガブリエルに似ていると前に書きました。

 この作品はオリジナルの部分が少なく、背景の大半とガブリエルの羽根に後世の加筆が認められます。オリジナルのガブリエルの羽根はもっと小さく、もっと自然な形だったと想像されます。背景の糸杉?も大きく塗りつぶされ、レオナルド・ダ・ヴィンチの空間表現が損なわれています。

 このような『受胎告知』ですが、マリアの顔のあどけなさとか、ガブリエルの凛とした表情など、やはり大天才ならではの深みがあります。でも、多くの画集ではこの深みを感じることは出来ません。僕も、コロタイプ印刷のカタログで初めて分かったのです。というのも、このカタログは本製品より絵が大きく、マリアの顔はほぼ原寸大だったからです。

 原寸大と言っても元々小さな絵ですから、大きめのマウス程度しかありませんでしたが、それでも色の深みやデッサンの確かさが伝わってきました。また、表紙がレオナルド・ダ・ヴィンチのデビュー作となったヴェロッキオ作『キリストの洗礼』の天使で、レオナルドが描いた天使を見て、師のヴェロッキオは二度と筆を取らなくなったという言い伝えがあります。表紙の顔もまた原寸大。

 ヴェロッキオの描いたイエスは土気色でゾンビみたいですが、左端の天使は本当に天使の顔をしています。もっとも、本当にこんな顔の人が歩いていたら気持ち悪いですけど。絵だから美しく見えるのです。

 このレオナルドが若い時に描いた二つの名作が、フィレンツェの美術という全六巻の第○巻目に載っているのです。僕は、ヨセフの妻アセナテ→琴座のベガ→ハープスター→女神→マリア→ガブリエル→レオナルド・ダ・ヴィンチ→フィレンツェの美術→コロタイプの豪華本、という連想で思い出し、慌てて検索してみたら、到底手に入らないと思っていたものが見つかったのです。

 急いで即決で買えそうな人に買わせて、それからゆっくり探したら僕にも買える値段のものも見つかりました。今日届きましたが、元箱入り高級プリアンプが6個も積み重なった規模です。収納する場所と専用ラック兼用架台を作らないと…。

    エフライム工房 平御幸
コメント (9)
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