平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

第74回 皐月賞

2014-04-18 19:42:24 | Weblog
 ラックが重くなるので分解できるようにネジ止めだけで製作。一応出来たのですが腰が痛い orz

 日曜日は牡馬クラシック第一弾の皐月賞ですが、今年は超難解です。東京は雨模様が続き、重か稍重になりそうだからです。

 一番人気が予想されるトゥザワールドですが、弥生賞で最後に詰め寄られたように決め手はイマイチ。レース巧者ぶりと馬場適性だけで勝った感じで、今回の外枠17番は明らかに不利。キンカメ産駒なので馬場が重くなってもこなすとは思います。

 弥生賞2着のワンアンドオンリーは稍重のラジニケを勝っていますから、決め手が殺される馬場にならない限り今回も伸びてくると思います。父が晩成型のハーツクライですが、母系はむしろ早熟で、三代母アンブロジンは皐月賞馬ノーリーズンを出しています。1枠のインで我慢して、最後に馬群を捌けるかが鍵ですね。

 同じくトライアルのスプリングステークス組ですが、勝ったロサギガンティアはクラシックに縁のないフジキセキ産駒。フジキセキは弥生賞を勝ったものの屈腱炎を発症して引退。この引退レースが重馬場でした。亡くなった父の無念を晴らす最後のチャンス。スプリングステークスの勝ちタイムが1.48.4で、これは特別速いわけでもなく、芝が軽くなる皐月賞で同じ結果が出るとは限りません。ただ、デムーロがレース後に誉めていたのが気になります。

 共同通信杯以来のイスラボニータですが、これも父フジキセキの最後のクロップ。負けたのは怪物ハープスターとの1戦だけで、その他は完璧な内容で勝っています。中山は初コースですが、母の父コジーン産駒のアドマイヤコジーンが朝日杯を勝っていますからこなせると思います。枠も良いですし、蛯名騎手の悲願なるか。大レースで2着が多いのが気になりますが。

 きさらぎ賞勝ちのトーセンスターダムは取捨の難しい所。無敗で来たので皐月賞に出るという印象で、本番のダービーに向けての調整で3着以内ならダービーの本命。ここを勝つようなら、むしろダービーで不安が残ります。

 出世レースとして定着した毎日杯組ですが、今年は上がりが他馬より1秒も早い傑出馬が不在です。それなら、若葉ステークスで2着より1秒も速い上がりを記録したアドマイヤデウスに注目。父アドマイヤドンは韓国に輸出されて、これも日本では最後の産駒。

 アドマイヤドンはダートで強かったですが、芝の朝日杯を勝っているようにダートオンリーというわけではありませんでした。中山の皐月賞で、アンライバルドとヴィクトワールピサの二頭で優勝している岩田騎手も魅力。

 というわけで、へそ曲がりの僕はアドマイヤデウスから。上記の馬たちに、競馬ブックの誌上パドックで良く見えたクラリティシチーと、ベルキャニオンを含めた混戦と見ています。アジアエクスプレスは距離がどうでしょう?

    エフライム工房 平御幸
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする