平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

第150回天皇賞(秋)

2014-11-01 03:04:38 | 競馬
 世界ランク1位のジャスタウェイと3才最強のハープスターが不在ですが、それでもメンバー的に見劣りしない天皇賞となりました。その理由は、出走するディープインパクト産駒6頭のうち、5才になって本格化してきた3頭、ディサイファ、マーティンボロ、スピルバーグが面白い存在になってきたからです。

 実績馬のジェンティルドンナは、基本的に荒れた馬場は苦手。今の東京コースはインが荒れているので内枠が仇になるかもしれません。ムーア騎手以外では丸一年勝っていないので、戸崎騎手に乗り替わるのもマイナス。それに、宝塚記念は負けすぎたので、ピークを過ぎたと見ることも出来ます。

 フェノーメノとイスラボニータに乗ってきた蛯名騎手が乗るのはフェノーメノ。先約だったそうですが、イスラボニータに乗るルメール騎手が調教で大絶賛。外枠の15番を克服する可能性もありますが、常識的には不利です。中だったら本命だったのですが。

 カレンブラックヒルが逃げてマイネラクリマが2番手。3番手をジェンティルドンナが確保し、その外にフェノーメノ。イスラボニータは外枠が災いしてフェノーメノを見る形。エピファネイアとサトノノブレスが直後に付け、ディサイファとスピルバーグが先行馬群のシンガリを形成する。中団にマーティンボロとヒットザターゲット他が雁行し、デニムアンドルビーとフラガラッハ他が後方を形成する。

 と書いてきて、何だかギャロップダイナがシンボリルドルフを敗った時のような、下克上的な天皇賞になるような気がしています。ギャロップダイナはダートのフェブラリーハンデ2着から徐々に本格化。今回の出走馬でダート連対実績があるのはディサイファとラブイズブーシェとフラガラッハの3頭だけ。

 ギャロップダイナが勝った時は6歳ですが、昔は数え年で計算したので今なら5才。前記3頭の中で5才馬はディサイファとラブイズブーシェの2頭。この2頭からのワイドで買って、万馬券を夢見る。まあ、常識的には買えないですけどね。ちなみに、ラブイズブーシェの意味は「恋なんていらない」だそうです (´・∀・`)ヘー。

 なお当日は、08年の天皇賞秋を勝ったウオッカの娘ケースバイケース(父シーザスターズ)がデビューします。オーストラリアのG1メルボルン・カップにトップハンデで出走するアドマイヤラクティにも注目です。

    エフライム工房 平御幸
コメント (11)
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