問題の答えは出来ましたか?おそらく二拍子と考えた人が多いと思いますが、三拍子でも正解なのです。
時計の振り子が一番高い位置から加速しながら6時方向に来るのがズン。そこから反対側の一番高いところまで昇るのがチャチャ。振り子の往復ではなくて片道だけでズンチャチャの三拍子。往復ではズンチャチャ・ズンチャチャとなります。
ハイドンの『時計』は文字通りの二拍子。しかし、チャイコフスキーの『花のワルツ』は三拍子。振り子はどちらにも合うのです。
学校の音楽の時間で習う拍子は堅苦しくて、現実の音楽の世界ではあり得ない、まるでポンコツロボットのような振り方です。ギクシャク・ギクシャクで四拍子の世界。
バレーボールはリズムが大事だと言われますが、例えば、パオリーニがサーブ前にボールを両手で交互に叩くリズムがあります。これは8分の6拍子です。ブラームスの交響曲第一番の第一楽章と同じリズム。日本人選手もサーブ前にボールを叩きますが、大半は一拍子か二拍子。
日本人は、エイッ、ヤァー、トー、ヨイショ、などなど、一拍子の掛け声が好きです。二拍子臭いのも一拍子が連続したもの。では、日本人はリズム音痴かというとそうではなく、日本人のリズムは自由リズムと言って、風や波のリズムが体に染み付いているものなのです。
日本人は血液型のA型が多い特殊な民族で、A型=自由リズムと考えて間違いではないのです。自由リズム音楽の代表が民謡の江差追分。黒人はもともとB型で、白人はもともとO型の人種。だから、B型もO型もリズム感に違いがあったけど、混血が進んで特徴も薄れた。
黒人のリズムで典型的なのが足踏み洗濯のリズム。足で踏む洗濯から独特の踏み鳴らすダンスが生まれた。それから太鼓を叩くリズム。太鼓はもともと、遠くにいる人との伝達手段で、叩くリズムが言葉と同じだったのです。中南米の様々な黒人のリズムも、基本にあるのは打楽器の叩くリズムです。北米で育ったジャズも叩くリズムから生まれた。足踏みや叩くというと上下運動のように思うかもしれませんが、実は膝や手首の関節の回転運動なのです。アメリカ黒人の縄跳びのように、回転こそが黒人のリズムの最大の特徴です。
サンバだって回転のリズム。回転を複雑にして多様なリズムを生み出しているだけ。対して、O型の白人はというと、実のところよくわからない。固有のリズムなんか無くて、だから理屈でリズムを考えて、音楽理論などが発達したのではないか。白人は楽器では管楽器担当だから、アジア系の弦楽器や黒人の打楽器を取り入れて、リズムも全て受け入れたのでは。ガレー船の二拍子や、騎馬の三拍子も含めて。
それで本題のA型セッターの話。実は、日立リヴァーレの佐藤美弥、細川両セッターは共に珍しいA型なのです Σ(゜Д゜;エーッ!。ちなみに、日本を代表する岡山の宮下セッターとトヨタ車体の藤田セッターともにB型。リズム感の良いB型だからという理由だけでなく、ウイングに多いB型や、センタープレーヤーに多いO型と合いやすいのです。
日立リヴァーレで試合に出た選手に絞って見ても、ウイングの佐々木選手と遠井選手はO型。栗原選手と内瀬戸選手と川村小捺選手がB型。石田選手だけがA型。センタープレーヤーの和田選手はAB型で、井上選手はA型。パオリーニ選手は不明ですが、おそらくはO型ぽい。ちなみに、リベロの佐藤あり紗さんと井関選手はA型で、斎田選手はB型。
佐藤あり紗さんはアタッカーだったと書いていましたが、血液型から見るとリベロ転向は大正解。ちなみに、NECのレギュラーの血液型は、写真判断ですが大野選手を除いて全員当たりました。当たらなかったのが東レ。久光も当たりが多かったですね。
そもそも、O型というか白人のもともとの性質は…
嗅覚が発達している
腐りかけたものでも食べる
食あたりしない
インフルエンザに罹らない
鈍感
大雑把
寒さに強い
夜目が効く
ミスドで注文に迷う
などなど、極限的な状況での生存率が高い体質なのです。僕のSNSのメンバーも、インフルエンザに罹らないから不思議だということで血液型を調べたらO型ばかり orz
SNSのメンバー構成は、A型はほとんどいなくてB型とO型ばかり。血液型を公表していないメンバーが何人かいますが、隠しているのだからB型で間違いなし。B型とO型に囲まれた佐藤美弥さんと佐藤あり紗さんの苦労が分かります (;^ω^)
A型は基本的に自由リズムなので、O型の選手の機械のように正確なリズムと合わせるのが大変となります。O型は基本的に不器用なので、反復運動でリズムを体に叩きこむからスポーツ向きなのです。日本のホームラン記録を持っている王貞治の不器用さは有名です。
では、A型のセッターは大成しないのか?心配する必要はありません。久光の中田久美監督がA型のセッターとして成功しているからです。要はA型の長所を伸ばせば良いのです。でも、具体的な努力目標がないと困りますね。ちゃんと用意してあります。
僕がなぜバレーボールとリズムについて書くのかといえば、日立リヴァーレを生で見た最初の試合で「波」を想起したからです。特に守りから攻撃に移るときの波の勢い。波頭が岩に当って砕ける瞬間にアタックが決まる。偶然ですが、その時の久光のブロッカーが岩坂名奈さんでした。リベロの動きはネットに寄せては返す波と同じ。セッターは波の上の船(アタッカー)ではなくて波そのものとなる。波は自由リズムだから、バレーボールは波が支配しているのではないか?
A型セッターは自由リズム。風や波のリズムだから、コートの風や波を掴むまで時間がかかる。直感的な空気の動きでアタッカーを感じるからイメージする力が必要になる。
右利きセンタープレーヤーのブロード攻撃の場合、右足踏み込み、左足踏み切りジャンプ、アタックの三拍子です。一人時間差だと3.5拍子に変化する。レフトウイングだと、右左足踏み込み、両足踏み切りジャンプ、アタックの三拍子。上尾の荒木選手はセンタープレーヤーなので、レフトからの攻撃の時もステップはブロードと同じです。O型なので本当は不器用なのです。
アタッカーが三拍子ならセッターは二拍子で合いそうですが、それでは微妙にずれると思います。セッターは、ボール下で最初の1拍をイメージし、それからトスアップで2拍目。アタッカーが打つことが3拍目の三拍子。これでアタッカーとタイミングが合います。自由リズムのA型は本来、どんなアタッカーにも対応できる懐の広さがあるのです。最初の1拍目をイメージすれば、練習段階から気持ちの入り方が違ってくると思います。
ただ、パオリーニは先に書いたように8分の6拍子なので、これは三拍子では合わないのです。8分の6拍子は実質的に4分の2拍子と同じだからです→6/8を約分しないで!!。スキップ2回が8分の6拍子。パオリーニは足が長いので、小刻みなステップでないと動けないタイプ。それが特殊なリズムの持ち主となった理由です。
エフライム工房 平御幸
時計の振り子が一番高い位置から加速しながら6時方向に来るのがズン。そこから反対側の一番高いところまで昇るのがチャチャ。振り子の往復ではなくて片道だけでズンチャチャの三拍子。往復ではズンチャチャ・ズンチャチャとなります。
ハイドンの『時計』は文字通りの二拍子。しかし、チャイコフスキーの『花のワルツ』は三拍子。振り子はどちらにも合うのです。
学校の音楽の時間で習う拍子は堅苦しくて、現実の音楽の世界ではあり得ない、まるでポンコツロボットのような振り方です。ギクシャク・ギクシャクで四拍子の世界。
バレーボールはリズムが大事だと言われますが、例えば、パオリーニがサーブ前にボールを両手で交互に叩くリズムがあります。これは8分の6拍子です。ブラームスの交響曲第一番の第一楽章と同じリズム。日本人選手もサーブ前にボールを叩きますが、大半は一拍子か二拍子。
日本人は、エイッ、ヤァー、トー、ヨイショ、などなど、一拍子の掛け声が好きです。二拍子臭いのも一拍子が連続したもの。では、日本人はリズム音痴かというとそうではなく、日本人のリズムは自由リズムと言って、風や波のリズムが体に染み付いているものなのです。
日本人は血液型のA型が多い特殊な民族で、A型=自由リズムと考えて間違いではないのです。自由リズム音楽の代表が民謡の江差追分。黒人はもともとB型で、白人はもともとO型の人種。だから、B型もO型もリズム感に違いがあったけど、混血が進んで特徴も薄れた。
黒人のリズムで典型的なのが足踏み洗濯のリズム。足で踏む洗濯から独特の踏み鳴らすダンスが生まれた。それから太鼓を叩くリズム。太鼓はもともと、遠くにいる人との伝達手段で、叩くリズムが言葉と同じだったのです。中南米の様々な黒人のリズムも、基本にあるのは打楽器の叩くリズムです。北米で育ったジャズも叩くリズムから生まれた。足踏みや叩くというと上下運動のように思うかもしれませんが、実は膝や手首の関節の回転運動なのです。アメリカ黒人の縄跳びのように、回転こそが黒人のリズムの最大の特徴です。
サンバだって回転のリズム。回転を複雑にして多様なリズムを生み出しているだけ。対して、O型の白人はというと、実のところよくわからない。固有のリズムなんか無くて、だから理屈でリズムを考えて、音楽理論などが発達したのではないか。白人は楽器では管楽器担当だから、アジア系の弦楽器や黒人の打楽器を取り入れて、リズムも全て受け入れたのでは。ガレー船の二拍子や、騎馬の三拍子も含めて。
それで本題のA型セッターの話。実は、日立リヴァーレの佐藤美弥、細川両セッターは共に珍しいA型なのです Σ(゜Д゜;エーッ!。ちなみに、日本を代表する岡山の宮下セッターとトヨタ車体の藤田セッターともにB型。リズム感の良いB型だからという理由だけでなく、ウイングに多いB型や、センタープレーヤーに多いO型と合いやすいのです。
日立リヴァーレで試合に出た選手に絞って見ても、ウイングの佐々木選手と遠井選手はO型。栗原選手と内瀬戸選手と川村小捺選手がB型。石田選手だけがA型。センタープレーヤーの和田選手はAB型で、井上選手はA型。パオリーニ選手は不明ですが、おそらくはO型ぽい。ちなみに、リベロの佐藤あり紗さんと井関選手はA型で、斎田選手はB型。
佐藤あり紗さんはアタッカーだったと書いていましたが、血液型から見るとリベロ転向は大正解。ちなみに、NECのレギュラーの血液型は、写真判断ですが大野選手を除いて全員当たりました。当たらなかったのが東レ。久光も当たりが多かったですね。
そもそも、O型というか白人のもともとの性質は…
嗅覚が発達している
腐りかけたものでも食べる
食あたりしない
インフルエンザに罹らない
鈍感
大雑把
寒さに強い
夜目が効く
ミスドで注文に迷う
などなど、極限的な状況での生存率が高い体質なのです。僕のSNSのメンバーも、インフルエンザに罹らないから不思議だということで血液型を調べたらO型ばかり orz
SNSのメンバー構成は、A型はほとんどいなくてB型とO型ばかり。血液型を公表していないメンバーが何人かいますが、隠しているのだからB型で間違いなし。B型とO型に囲まれた佐藤美弥さんと佐藤あり紗さんの苦労が分かります (;^ω^)
A型は基本的に自由リズムなので、O型の選手の機械のように正確なリズムと合わせるのが大変となります。O型は基本的に不器用なので、反復運動でリズムを体に叩きこむからスポーツ向きなのです。日本のホームラン記録を持っている王貞治の不器用さは有名です。
では、A型のセッターは大成しないのか?心配する必要はありません。久光の中田久美監督がA型のセッターとして成功しているからです。要はA型の長所を伸ばせば良いのです。でも、具体的な努力目標がないと困りますね。ちゃんと用意してあります。
僕がなぜバレーボールとリズムについて書くのかといえば、日立リヴァーレを生で見た最初の試合で「波」を想起したからです。特に守りから攻撃に移るときの波の勢い。波頭が岩に当って砕ける瞬間にアタックが決まる。偶然ですが、その時の久光のブロッカーが岩坂名奈さんでした。リベロの動きはネットに寄せては返す波と同じ。セッターは波の上の船(アタッカー)ではなくて波そのものとなる。波は自由リズムだから、バレーボールは波が支配しているのではないか?
A型セッターは自由リズム。風や波のリズムだから、コートの風や波を掴むまで時間がかかる。直感的な空気の動きでアタッカーを感じるからイメージする力が必要になる。
右利きセンタープレーヤーのブロード攻撃の場合、右足踏み込み、左足踏み切りジャンプ、アタックの三拍子です。一人時間差だと3.5拍子に変化する。レフトウイングだと、右左足踏み込み、両足踏み切りジャンプ、アタックの三拍子。上尾の荒木選手はセンタープレーヤーなので、レフトからの攻撃の時もステップはブロードと同じです。O型なので本当は不器用なのです。
アタッカーが三拍子ならセッターは二拍子で合いそうですが、それでは微妙にずれると思います。セッターは、ボール下で最初の1拍をイメージし、それからトスアップで2拍目。アタッカーが打つことが3拍目の三拍子。これでアタッカーとタイミングが合います。自由リズムのA型は本来、どんなアタッカーにも対応できる懐の広さがあるのです。最初の1拍目をイメージすれば、練習段階から気持ちの入り方が違ってくると思います。
ただ、パオリーニは先に書いたように8分の6拍子なので、これは三拍子では合わないのです。8分の6拍子は実質的に4分の2拍子と同じだからです→6/8を約分しないで!!。スキップ2回が8分の6拍子。パオリーニは足が長いので、小刻みなステップでないと動けないタイプ。それが特殊なリズムの持ち主となった理由です。
エフライム工房 平御幸