書いたほうが良いか、書かないほうが良いか?随分と考えましたが、隠しておくのは嫌なのでやはり書きます。エコノミスト2015の表紙のメインテーマです。
中央のバラク・オバマ大統領は、旧約聖書の民数記22章~24章に同じ名前バラクが見えます。死海の東南に位置するモアブの王がバラクで、定住前のイスラエルがモーセに引き連れられて来た時、その勢いに恐れて、魔術師を召喚してイスラエルの民を呪おうとしました。その時に呼ばれたのが、ペトルに住むベオルの子バラム。
バラムは旧約聖書でも有名人の1人で、ロバに乗ってバラクのもとに行こうとした時、ロバが天使を見て恐れ、杖で打つバラムに人間の言葉で反抗します。バラムは結局はバラクのところに行き、3度も神の言葉を伝えることになりますが、いずれもイスラエルを祝福する言葉ばかり。ここで、最後の託宣の言葉が意味深なのです。
「ベオルの子バラムの言葉、目を閉じた人の言葉、全能者の幻を見る者」民数記24章3
エコノミスト2015の表紙で、目を閉じた状態で幻を見ている人が1人だけいます。オバマと習近平の間で、米国製のヘッドマウントディスプレー、Oculus Development Kit (DK2)を見ている人がそれ。この人物は安倍総理説もあるのですが、それならソニー製にすると思います。それとも、アメリカが見させている幻影だから米国製なのか?
実は、このヘッドマウントディスプレーは検索しても出てこないシルバー縁です。しかも、中身はサムスン製です。それから考えると、装着している人物は、表紙をデザインした本人かアイデアを出した人が濃厚。
民数記24章3に出てくる全能者とは、ヘブライ語でシャダイの事。「者大」という意味そのままなのです。ユダヤ教徒が玄関に掛けるお守札メズーザに、必ずと言ってよいほど書かれている三叉の文字がシャダイの頭文字です。ユダヤ人は知りませんが、三人の神が一致の精神で一つに見えることを表しています。MOSやトランジスタが三本足なのも理にかなっています。
バラムは最後に殺されてしまいますが、バラムに反抗したロバにかけて、エリザベス女王の乗る車がランド・ローバー。エリザベスは、洗礼者ヨハネを産んだエリザベツから。隠れているこの車のナンバーがA444ですが、死海文書の中にヨナタン文書というものがあり、その4Q448に登場するのが悪徳の大祭司ヨナタン。これがナイジェリアのジョナサン大統領で暗示されています。
悪徳の大祭司ヨナタンは、レビ族の中でも傍流の出で、イエス出現の150年も前にイスラエルがセレウコス朝シリアに支配されていたころ、セレウコス朝から独立してハスモン朝イスラエルを築いた人物です。エジプトのプトレマイオス朝とは仲が悪く、ギリシャ文化に毒されたヘレニズムに傾倒した王です。
純粋なユダヤ教から見ると、ヘレニズムは許されるべきではなく、それで死海文書を遺したクムラン派から悪徳の大祭司扱いされています。
イラクのフセイン政権崩壊も、エジプトの政変も、シリアの内戦も、ISISの台頭も、死海文書に描かれるパレスチナの混乱をトレースさせているのです。なぜなら、古代の悲劇をリメイクしているので、この後で救世主イエスが出現する筋書きだからです。もっとも、偽キリストの再臨ですけど、多くの人は騙されて従います。
先のバラムの話の続きですが、バラムは魔術師なので、イスラエルの中に異教のミディアン人の女を送り込み、異教の神を拝ませることに成功します。しかし、アロンの孫のピネハスが、この女達に惑わされたイスラエルの男もろとも刺殺します。その時、女達に従って疫病(異教)を蔓延させ、神に滅ぼされたイスラエルの死者が24000人。これは、3.11大震災で亡くなった人の数と同じです。
異教のミディアン人とは、メディア王国の名前で知られる広範な土地に住む遊牧民たちです。バラクとバラムの物語は、現代の疫病の元であるマス・メディアに対する風刺にも聞こえます。韓国の疫病MERSも、まさかの24000人が目標とされているかもしれない。モーセのように強い心を持たないと、末日の民を導くことは出来ない。やがて出現する偽救世主に惑わされないようにしましょう。
エフライム工房 平御幸
中央のバラク・オバマ大統領は、旧約聖書の民数記22章~24章に同じ名前バラクが見えます。死海の東南に位置するモアブの王がバラクで、定住前のイスラエルがモーセに引き連れられて来た時、その勢いに恐れて、魔術師を召喚してイスラエルの民を呪おうとしました。その時に呼ばれたのが、ペトルに住むベオルの子バラム。
バラムは旧約聖書でも有名人の1人で、ロバに乗ってバラクのもとに行こうとした時、ロバが天使を見て恐れ、杖で打つバラムに人間の言葉で反抗します。バラムは結局はバラクのところに行き、3度も神の言葉を伝えることになりますが、いずれもイスラエルを祝福する言葉ばかり。ここで、最後の託宣の言葉が意味深なのです。
「ベオルの子バラムの言葉、目を閉じた人の言葉、全能者の幻を見る者」民数記24章3
エコノミスト2015の表紙で、目を閉じた状態で幻を見ている人が1人だけいます。オバマと習近平の間で、米国製のヘッドマウントディスプレー、Oculus Development Kit (DK2)を見ている人がそれ。この人物は安倍総理説もあるのですが、それならソニー製にすると思います。それとも、アメリカが見させている幻影だから米国製なのか?
実は、このヘッドマウントディスプレーは検索しても出てこないシルバー縁です。しかも、中身はサムスン製です。それから考えると、装着している人物は、表紙をデザインした本人かアイデアを出した人が濃厚。
民数記24章3に出てくる全能者とは、ヘブライ語でシャダイの事。「者大」という意味そのままなのです。ユダヤ教徒が玄関に掛けるお守札メズーザに、必ずと言ってよいほど書かれている三叉の文字がシャダイの頭文字です。ユダヤ人は知りませんが、三人の神が一致の精神で一つに見えることを表しています。MOSやトランジスタが三本足なのも理にかなっています。
バラムは最後に殺されてしまいますが、バラムに反抗したロバにかけて、エリザベス女王の乗る車がランド・ローバー。エリザベスは、洗礼者ヨハネを産んだエリザベツから。隠れているこの車のナンバーがA444ですが、死海文書の中にヨナタン文書というものがあり、その4Q448に登場するのが悪徳の大祭司ヨナタン。これがナイジェリアのジョナサン大統領で暗示されています。
悪徳の大祭司ヨナタンは、レビ族の中でも傍流の出で、イエス出現の150年も前にイスラエルがセレウコス朝シリアに支配されていたころ、セレウコス朝から独立してハスモン朝イスラエルを築いた人物です。エジプトのプトレマイオス朝とは仲が悪く、ギリシャ文化に毒されたヘレニズムに傾倒した王です。
純粋なユダヤ教から見ると、ヘレニズムは許されるべきではなく、それで死海文書を遺したクムラン派から悪徳の大祭司扱いされています。
イラクのフセイン政権崩壊も、エジプトの政変も、シリアの内戦も、ISISの台頭も、死海文書に描かれるパレスチナの混乱をトレースさせているのです。なぜなら、古代の悲劇をリメイクしているので、この後で救世主イエスが出現する筋書きだからです。もっとも、偽キリストの再臨ですけど、多くの人は騙されて従います。
先のバラムの話の続きですが、バラムは魔術師なので、イスラエルの中に異教のミディアン人の女を送り込み、異教の神を拝ませることに成功します。しかし、アロンの孫のピネハスが、この女達に惑わされたイスラエルの男もろとも刺殺します。その時、女達に従って疫病(異教)を蔓延させ、神に滅ぼされたイスラエルの死者が24000人。これは、3.11大震災で亡くなった人の数と同じです。
異教のミディアン人とは、メディア王国の名前で知られる広範な土地に住む遊牧民たちです。バラクとバラムの物語は、現代の疫病の元であるマス・メディアに対する風刺にも聞こえます。韓国の疫病MERSも、まさかの24000人が目標とされているかもしれない。モーセのように強い心を持たないと、末日の民を導くことは出来ない。やがて出現する偽救世主に惑わされないようにしましょう。
エフライム工房 平御幸