21日にエフライム工房の口座をオープンにして、読書料や寄付のお願いをしたのですが、会計が驚くほどの金額が集まって、さっそく秋葉原にアンプのパーツを買いに行ってきました。この場を借りて御礼申し上げます。大口が三名ほどあったとか (;^ω^)
アンプ1台にかかる費用は安いものではありませんが、特別に高価というわけでもなく、毎月積み立てれば完成する規模です。でも、パーツを個人が集めるには経験不足だし効率も悪い。そこで、僕が購入したり、ストックしてある中から分配することになります。一人分はそんなでなくても、10人を超えると流石に負担が大きい。正月前にまとめてパーツを送りたかったので、今回は特に助かりました。
13時過ぎの特急に乗って、秋葉原のあちこちで買い物して、昼ごはんも食べずに本厚木へ戻り、メンチカツサンドを1個買って、それを食べながらパーツの分別。18時過ぎに注文したパーツが届き、その中から2点ほど出して、集荷に出す3名分に慌てて追加。クロネコのお兄さんを待たせているので焦った (=o=;)
その後は、一緒に届いた、会津の読者が送ってくれた、e-Bayの購入品の2SJ103というFETを出し、さっそく選別機で選別。結構ペアが取れました (^o^;)
問題はその後。2SJ103とコンプリメンタリーを形成する、2SK246とマッチングを取る作業が大変。誤差3%なら特に優秀。若松通商などでは誤差5%で売っています。
この作業がなぜ大変かというと、計測した時の室温などで誤差が出るからです。今回はテスターの電池を交換した後で、前に計測したのと違ってしまう。それで、マッチングの摺り合わせの時に、前に計測したものも測り直さなくてはならない。
このような苦労をして、ようやく4人分×ステレオの8組のコンプリ・ペアが取れました。2SKを2個のペアと、2SJを2個のペア、計4個の数値が3%から5%以内に収まる。ペアでコンプリ(上下対称)だからX字ともダイヤモンド回路とも言います。見た目も綺麗だし音も良いのですが、選別が大変なのです。
初段の部分(2個ペア×4段で8個の黒いFET)
回路図の赤く塗った部分がペアコンプリ
内の作動増幅回路部分がペアコンプリでその上にカスコード接続のペアコンプリが重なる
この基板はプラス電源とマイナス電源が回路図と逆です
選別が終わって時計を見たら、家を出る時から11時間も経過しています。小田急特急に乗っている間だけ休憩みたいなもの。やはり、無理したので体の赤斑が酷くなっていました。
2SJ103と2SK246はアンプ回路の初段に使うのですが、これらのJ-FETは耐圧が低くて高い電圧がかけられません。そこで、カスコード接続という手法で、FETやトランジスタの屋上屋を架し、耐圧と特性向上を図ることになります。が、ここでまた問題点。
カスコード接続に使用する石は2SK170と2SJ74が指定されているのですが、これらはディスコンで手に入りにくい。ペアもコンプリもなかなか取れないから、ペアコンプリなんて無理ぽい。仕方ないから、トランジスタで代用するしかない。
トランジスタで代用する場合、日立の2SA872A/2SC1775Aが使用可能。こちらもディスコンですが、まだ手に入りやすいかも。2SK170/2SJ74は東芝(岡山シーガルズの前身)なので、日立リヴァーレには2SA872A/2SC1775Aの方が良いのかも。終段のMOS-FETは日立製を想定だし (^=^;
ということで、もう2SK170/2SJ74を配っている読者に対しても、2SA872A/2SC1775Aへの変更を求めるかもしれないのでハンダ付けはしないで待つこと。2SK170/2SJ74も海外のセカンドソース(ライセンス生産品)が安く出ているので、こちらでペアやコンプリが取れれば使いますけど。いずれにしても来年になりそうです (_ _;)
アンプ1台にかかる費用は安いものではありませんが、特別に高価というわけでもなく、毎月積み立てれば完成する規模です。でも、パーツを個人が集めるには経験不足だし効率も悪い。そこで、僕が購入したり、ストックしてある中から分配することになります。一人分はそんなでなくても、10人を超えると流石に負担が大きい。正月前にまとめてパーツを送りたかったので、今回は特に助かりました。
13時過ぎの特急に乗って、秋葉原のあちこちで買い物して、昼ごはんも食べずに本厚木へ戻り、メンチカツサンドを1個買って、それを食べながらパーツの分別。18時過ぎに注文したパーツが届き、その中から2点ほど出して、集荷に出す3名分に慌てて追加。クロネコのお兄さんを待たせているので焦った (=o=;)
その後は、一緒に届いた、会津の読者が送ってくれた、e-Bayの購入品の2SJ103というFETを出し、さっそく選別機で選別。結構ペアが取れました (^o^;)
問題はその後。2SJ103とコンプリメンタリーを形成する、2SK246とマッチングを取る作業が大変。誤差3%なら特に優秀。若松通商などでは誤差5%で売っています。
この作業がなぜ大変かというと、計測した時の室温などで誤差が出るからです。今回はテスターの電池を交換した後で、前に計測したのと違ってしまう。それで、マッチングの摺り合わせの時に、前に計測したものも測り直さなくてはならない。
このような苦労をして、ようやく4人分×ステレオの8組のコンプリ・ペアが取れました。2SKを2個のペアと、2SJを2個のペア、計4個の数値が3%から5%以内に収まる。ペアでコンプリ(上下対称)だからX字ともダイヤモンド回路とも言います。見た目も綺麗だし音も良いのですが、選別が大変なのです。
初段の部分(2個ペア×4段で8個の黒いFET)
回路図の赤く塗った部分がペアコンプリ
内の作動増幅回路部分がペアコンプリでその上にカスコード接続のペアコンプリが重なる
この基板はプラス電源とマイナス電源が回路図と逆です
選別が終わって時計を見たら、家を出る時から11時間も経過しています。小田急特急に乗っている間だけ休憩みたいなもの。やはり、無理したので体の赤斑が酷くなっていました。
2SJ103と2SK246はアンプ回路の初段に使うのですが、これらのJ-FETは耐圧が低くて高い電圧がかけられません。そこで、カスコード接続という手法で、FETやトランジスタの屋上屋を架し、耐圧と特性向上を図ることになります。が、ここでまた問題点。
カスコード接続に使用する石は2SK170と2SJ74が指定されているのですが、これらはディスコンで手に入りにくい。ペアもコンプリもなかなか取れないから、ペアコンプリなんて無理ぽい。仕方ないから、トランジスタで代用するしかない。
トランジスタで代用する場合、日立の2SA872A/2SC1775Aが使用可能。こちらもディスコンですが、まだ手に入りやすいかも。2SK170/2SJ74は東芝(岡山シーガルズの前身)なので、日立リヴァーレには2SA872A/2SC1775Aの方が良いのかも。終段のMOS-FETは日立製を想定だし (^=^;
ということで、もう2SK170/2SJ74を配っている読者に対しても、2SA872A/2SC1775Aへの変更を求めるかもしれないのでハンダ付けはしないで待つこと。2SK170/2SJ74も海外のセカンドソース(ライセンス生産品)が安く出ているので、こちらでペアやコンプリが取れれば使いますけど。いずれにしても来年になりそうです (_ _;)