マイナカードの普及率が相変わらず低迷しているようだ。
政府は普及向上のためにマイナポイント制度を設定し最大20000ポイント給付とか・・・、しかしマイナカードを保険証代わりに使おうにもまだまだ利用できる医療機関は限定されている。
いささか旧聞だがマイナカードを保険証代わりに利用すると診療料金がわずかだがかえって高くなることも報告されていた。
政府はポイント制度など国民をカネで釣ることを止めてもっと国民がメリットを感じられるアプリケーションを開発・整備しリリースしていくことが先決だろう。
新しい試みは常にコロンブスのタマゴ(ニワトリが先か、タマゴが先か)的な議論がつきものだがやっぱりサービス提供を先行するのが正道だと思う。
今のままだと結局マイナカードの本格活用は遅れ、インセンティブコストだけが(誰も痛みを感じないまま)先行して発生するまでだ。
それにしてもデジタル庁はいったい何をやっているのだろうか。
ポイント制度を作ることが邪道とは言わないが本務ではないはずだ。