安倍元総理が非業の死を遂げて何日か経つが日本社会はまだ虚脱感・喪失感の中にあるようだ。
しかし政治の世界は課題山積、一日たりとも猶予はない。
関係者は目前の課題に粛々と、そしてスピード感をもってあたってほしいと願うものだ。
ところで安倍首相狙撃事件で一気にクローズアップされたのが宗教法人の闇と政治家との間合いだ。
たまらず矢面に立たされることになった宗教法人のトップが記者会見を行っていたがすかさず被害者救済弁護団が反論の狼煙を上げた。
今後の展開については予断を許さないがことと次第によっては窮地に追い込まれるかもしれない。
政治家と宗教法人の関係については集票マシン、教団の権威付けという点で持ちつ持たれつ、まさにウィン・ウィンの間柄になる。
こんなことは誰でもわかりそうなものだがその割に容疑者は執念深く安倍元首相をつけ狙っていた、と思っていたら安倍元首相の祖父である岸元首相が当宗教法人の日本上陸に絡んでいたとの話もあったようだ。
これなら20年越しの執念深さも理解できないこともない。
いずれにせよ事件の真相解明はこれからだ。
そうそう、宗教法人の法人税免除もこれを機に見直したらどうだろう。