マッシーの日本寸評

「日本」を少しでもいい国にしたい、との思いから政治、経済、時事問題を感じたまま(忖度なく)コメントします。

自民党幹事長の逃げ口上に思う

2022-07-27 16:38:06 | 政治

先日自民党幹事長が旧統一教会との関わりについて「党として組織的な関係がないことはしっかりと確認している。党としては一切関係ない。」と発言していたがこれには思わず違和感を感じたものだ。

たしかに自民党として直接の金銭類のやり取りや祝電打電などの行為はないのかもしれないが当時の総理総裁を始めあれだけ多数の有力閣僚、議員等が関わっているのだから今さら「党として関係は一切ない」といってもそれが何の意味を持つのだろうと思ってしまうのだ。

「党としての関わりはない」ものの、既に多くの自民党議員がイベントに参加したり支援を受けていたことを認めているのだからまずはその事実をキチンと総括して謝罪するのが公党幹事長の在り方ではないのか。

再発防止策も「注意を喚起していく」というだけでは明らかに不十分でありおざなりだ。

あの幹事長コメントは単なる逃げ口上としての見苦しさだけが印象に残るのである。

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流浪するハウステンボスに思う

2022-07-27 10:35:59 | 経済

いささか旧聞になるが九州最大のテーマパーク・ハウステンボスが旅行会社T.I.Sの手を離れ外国系投資ファンドの手に移るようだ。

ハウステンボスといえばバブルの絶頂期に構想が生まれ建設が着工されたように記憶している。

母体は近隣にあった長崎オランダ村という比較的小さなテーマパークであまりに不釣り合いな高額投資には思わず「大丈夫かねぇ?」と疑念を持ったものだった。

案の定、開業してから10年ほどで同社の経営は破綻、そこで救済の手を差し伸べたのが旅行業界の風雲児T.I.Sだった。

これでまた再出発できるのではないかと期待を抱かせT.I.Sの傘下で何とかやってきたのだが今度はコロナ禍という災難が旅行会全体を襲った。

肝心の本体が青息吐息ではハウステンボス事業も支えきれない。

というわけでやむなく身売りと相成ったわけだが売却先が海外ファンドとはちょっと寂しい。

多額の不動産を所有・維持していくのは難しいんだねぇ。

折角日本が作った大型プロジェクトなので何とかまた日本勢で取り戻してほしいと思うのは筆者だけでなないだろう。

 

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